「寝ながらヨガ」というのは、言葉の通り寝たまま行うヨガのことです。朝起き上がる前や、夜寝る前にベッドや布団でできるのでリラックスしながら思い立った時に行うことができます。

ヨガはリラックス効果も高く、癒し効果もあるということで人気が高いです。さらに寝たままできるのであれば、さらに簡単で気軽にできるのでおすすめ。

ここでは、「寝ながらヨガ」は本当に癒されるのか、簡単にできるやり方や体験談についてご紹介します。

 

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「寝ながらヨガ」はどんなもの?本当に癒やされる?

「寝ながらヨガ」というのは、「寝ヨガ」ともよばれており、その名の通り寝ながらヨガをすることを言います。

寝ながら行うヨガなので動きとしては簡単なものが多く、疲れている日でもやりやすいということで人気が高まっています。

ヨガを行うことで体が整うので、短時間で簡単に癒やされる効果が期待できます。

仕事などで疲れていると、なかなか寝付けなくて疲れがとれない…ということも多いはず。

 

しかしヨガは、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせたり、安眠効果も期待できます。固くなっている体を温めながらほぐし、眠っている体を目覚めさせてくれます。

「寝ながらヨガ」は、朝起きてから目を覚ますためにおすすめできますし、夜寝る前のリラックスタイムにも最適なヨガです。日々の疲れのせいで、体や神経のオンオフが上手くいかなくなっている状態を解消してくれます。

夜や朝のゆったりとした時間を使って体をじんわり刺激することで自律神経を整え、癒し効果が期待できるということです。

「寝ながらヨガ」をすると起こるいいことは?

ヨガというのは、腹式呼吸を行いながら心を無にして瞑想しながら行うことで、自律神経のバランスを整える効果が期待されます。

この自律神経が乱れていると、夜なかなか寝付けなかったり、夜中に起きてしまったりなど不調を感じる事が多くなります。

しかし、寝ながらヨガを行うと副交感神経が有利になり、自律神経が整うので、規則正しい生活に導いてくれる効果が期待できるからです。

そのため、「寝ながらヨガ」を行うおすすめの時間帯は夜です。

「寝ながらヨガ」をすること、この他にも嬉しい効果がたくさんありますのでご紹介します。

便秘の解消

寝ながらヨガは、便秘解消効果も期待できます。

便秘には食物繊維不足などの乱れた食生活や運動不足、自律神経が乱れなど様々な原因があります。

また、ここでも自律神経が関わってきますが、腸のぜん動運動は自律神経によって支配されており、自律神経が乱れてしまうと腸は正常に動かず便秘になってしまいがちです。

しかしヨガを行うことで自律神経を整え、ストレスや緊張などを和らげることで便秘解消に導いてくれるのです。

そして、寝ながらヨガの中には内臓を刺激するポーズもあり、ヨガで内臓を優しく刺激することで、老廃物を排出することを促す効果も期待されます。

なお、便秘気味の方は冷えが便秘の原因になることもありまが、ヨガで腰回りや股関節を動かすことで、冷えの改善に繋がり、便秘を解消してくれる効果が期待されます。

睡眠の質が上がる

前述したとおり、寝ながらヨガは自律神経を整えてくれる効果が期待できます。また、朝に行うと目覚めを良くして早起きしやすくなります。

ヨガで目覚めのオンオフができれば、朝から活発に活動することができますね。しかも朝から活発に動くと適度な疲労感で夜に眠りやすくなるという良いサイクルが生まれますね。

また、夜の「寝ながらヨガ」は副交感神経が活発になり、眠りが深くなる効果も◎。

寝つきが悪い、眠りが浅いなど、睡眠について悩みを抱えている方は自律神経が原因の可能性があります。「寝ながらヨガ」を取り入れて、睡眠の質を向上させましょう。

生産性の向上

毎日ヨガを取り入れることで、生産性の向上にも繋がります。

日々の疲れやストレスが溜まっていたり、自律神経が乱れていたりすると、勉強や仕事をしていても集中力がもたずミスをしてしまうことも多くなりがちです。

気持ちだけが焦ってしまい、生産性も低くなってしまいます。

そんな時にもヨガは効果が期待されます。

ヨガを取り入れると気持ちをリラックスさせてくれて心身をリフレッシュし、疲れやストレスを軽減してくれる効果が期待できるからです。

また、頭がスッキリするので違った発想やひらめきが生まれることも。

ヨガを毎日の習慣にすることで、脳が活性化し、仕事や学業に没頭しやすくなります。睡眠の質も向上するので、朝から活動的になり、一日が快適にスタートできます。

「寝ながらヨガ」なら、簡単に寝ながら行うことができるので、習慣化しやすいですよね。ヨガを習慣化することで、どんよりとした日々とはおさらば!生産性の向上に寄与しやすいのでおすすめです。

むくみや疲れが取れやすくなる

夜になるとむくんで脚が重い…ひどい人だと痛みを感じてしまうこともあります。

むくみの原因は、血液循環が悪化し、老廃物が溜まってしまうことです。

本来なら血液がしっかり巡ることで老廃物は流れるのですが、血液循環が上手くいかないと体の中に残ってしまうんです。

例えば、長時間同じ体勢でいたり、一日中立ちっぱなしだと体はむくみやすくなります。またその他にもホルモンの影響や冷えなどでむくみは起こります。

そんなとき、寝ながらヨガを行うと血流やリンパを流すことで老廃物の排出を促したり、体の水分の巡りをよくすることで、むくみや疲れが取れやすくなります。

寝ヨガはゆっくりした動きですが、血流やリンパの流れを促進してくれるので、むくみや疲れに悩んでいる人には最適です。

ストレスの解消

ヨガを行うことは、ストレスの解消にも効果が期待できます。

ストレスが溜まってイライラしていると、運動のやる気も起こらず、日々せかせかと慌ただしい生活を送り、眠っても疲れが取れないなんてことありますよね。

そのようなとき、ヨガは副交感神経を優位にしてくれるため、イライラやストレスを和らげてくれる効果が期待されます。

特にヨガのポーズや呼吸法というのは、精神を安定させてイライラを解消したり、開放感や爽快感を与えてくれる効果も期待されています。

自律神経の働きを整え、緊張した心をゆっくりと溶きほぐしてくれ、イライラの解消に繋がります。ストレスが溜まっている人はヨガを行ってみてはいかがでしょうか。

音楽を流しながらヨガを行えば、さらにリラックスできておすすめです。

ヨガは使命的に行うのではなく、日常から切り離した「自分を大事にする時間」として活用するといいでしょう。

また、ヨガをすることで実際に体を伸ばすので、気持ちがいいです。固くなってしまっている筋肉をほぐしてゆっくりと深く呼吸を行うことでストレス解消に繋がります。

「寝ながらヨガ」のやり方まとめ

ヨガをすると様々な良いことが起こりやすいことが分かりました。

では、実際に「寝ながらヨガ」はどんなふうに行えばいいのでしょうか?

「寝ながらヨガ」のやり方をまとめましたので、ご紹介していきます。

【おすすめ】Youtubeで動画を見る

「寝ながらヨガ」はYouTubeで検索して見ることができます。

Youtubeであれば、スマートフォンやタブレットがあればいつでもどこでも気軽にできて便利ですよね。

Youtube動画の中には、やり方を1から丁寧に解説している動画やリラックスできる音楽とともに寝ながらヨガのポーズを教えてくれる動画があります。自分の気に入った動画で寝ヨガができるのでおすすめです。

とりあえず始めてみたい!という方はYoutubeで動画を見ながら始めてみましょう。

専用アプリを利用する

ヨガの様々なポーズを紹介しているヨガ専用アプリもあるので、アプリを利用してみるのもおすすめです。

例えば、Daily YogaというアプリはiPhoneにもAndroidにも対応しており、ヨガを日常生活のルーティンにすることを目的としているアプリです。

アメリカのメディアでは「ベストヨガアプリ」にも認定されているほど人気があり、観やすく簡単に行いやすいのがポイントです。

「初心者向け」の動画も多く、ヨガを初めてやるという方にも分かりやすい内容が揃っています。

このアプリの中で、寝ながら行えるポーズを探して見るのも一つの手です。ヨガを行った記録をつけられるためモチベーション管理にもなりますよ。

レッスンを利用する

ヨガレッスンでやり方を学ぶという方法もあります。

最近では自宅でヨガのオンラインレッスンを利用することもできるので便利ですよ。

自分で動画を見ながらヨガをするのもいいですが、「動きが良く分からない」という部分があることも。そんなときは、インストラクターの方に指導してもらうとよいでしょう。

ヨガレッスンを受けてみたいけど、忙しくてなかなかレッスンに通えない…レッスン料金が高い…と悩んでいる方でも、おうちで受けられるオンラインヨガレッスンもありますので、利用してみるとよいでしょう。

自分1人で続ける自信がない、アプリだけだと結局やらなくなるかもという人には、レッスンを利用すると無理なく続けられます。

「寝ながらヨガ」のお勧めポーズ

それでは、「寝ながらヨガ」には実際にどんなものがあるのでしょうか。「寝ながらヨガ」のお勧めのポーズをご紹介します。

ガス抜きのポーズ

ガス抜きのポーズは、体の中のガスを抜くイメージで行うポーズです。

下腹部に刺激を与え、腸を刺激し血流をよくすることで老廃物の排出を促したり、便秘改善の効果が期待できます。

①仰向けに寝そべり、両膝を両腕で抱えます
②息を大きく吸って下腹部を膨らませます
③息を吐きながら太ももを胸のほうに引き寄せます
④膝を緩めて、息を吸いもう一度下腹部を膨らませます
これを5セット行います。

ワニのポーズ

ワニのポーズは、骨盤の歪みを整える効果が期待されます。

体の側面、お尻、腰回りをストレッチで伸ばすことで血行がよくなり、老廃物の排出を促します。体をひねるので、ウエストを引き締める効果も期待できます。

①仰向けになり、手のひらは床に向けて両手を真横に広げて両膝を立てます
②両膝を揃えて足裏を床から離し、膝を90度にまげて床とすねを平行にします
③両膝を揃えた状態で右側の床に倒します
④顔は左側を向けて、肩が床から離れないようにします
⑤そのまま5秒間キープ
⑥反対側も同じように行います

チャイルドポーズ

チャイルドポーズは、二の腕や脇の下、背中を伸ばすポーズで、腰のストレッチ効果もあります。

赤ちゃんがお腹の中にいるときのような姿勢になることから、チャイルドポーズと呼ばれています。深く呼吸をしながら行い、自律神経を整え、疲労回復やストレス解消の効果が期待できます。

①正座の状態から顎を引き、息をすって背筋を伸ばします
②息を吐きながら上半身をゆっくりと倒していきます
③おでこが床につくまで倒し、両手は伸ばして正面の床につけます
④そのままゆっくりと深呼吸をします

シャバーシャナ

シャバーシャナは、屍のようなポーズをとることを言います。完全に体を脱力し、魂が抜けたような状態になることからシャバーサナと呼ばれています。

疲労回復やリラックス、快眠、頭痛、眼精疲労、生理痛などにも効果が期待されます。

①仰向けの状態になり、両腕を体から少し話して広げます
②手のひらは天井を向けておきます
③両足は肩幅ぐらいに広げます
④体をまっすぐにし、肩の力を抜いて顎を軽く引きます
⑤目を閉じて、全身の力を抜いて脱力。体の力がしっかりと抜けていることを確認します
⑥2分程度そのままの状態を保ちます

三日月のポーズ

三日月のポーズは、寝ながら体側を伸ばすことでリラックス効果や肩こり解消、また脇腹を引き締める効果が期待できます。

①仰向けになり、息を水ながら両手を頭の上のほうに伸ばします
②両手を合わせ、上半身を左側に動かします
③両足も左側に動かします
④肩、背中、お尻はしっかりと床につけた状態にしておきます
⑤ゆっくりと深く呼吸を行います
⑥息を吐きながら両手を体側におろし、体を戻します
⑦反対側も同じように行います

「寝ながらヨガ」がおすすめの人

では、寝ながらヨガを行った方がいい人はどのような人なのか説明します。寝ヨガはこんな方におすすめです。

おうち時間が多い人

「寝ながらヨガ」はおうち時間が多い人におすすめです。

おうち時間が多い人というのは、運動をする機会も少ないので運動不足になりがちです。

しかし「寝ながらヨガ」なら寝ながらベッドの上でできるので、寝る前や朝起きた後の習慣にすることで体幹を鍛えることもできます。

ストレスが溜まっている人

ヨガには、自律神経を整えたりリラックス効果が期待できます。ストレス解消にも繋がるのでおすすめです。

ストレスが溜まると何かとイライラしてしまいがちですが、ヨガを行って心身共に落ち着けることでストレス解消に繋げることができます。

寝起きが辛い人

朝が苦手でなかなか起きられないという人も多いですよね。

ヨガをすると、自律神経が整うので寝つきがよくなったり、睡眠の質が向上が期待されます。

さらに寝起きにヨガをすると目覚めがよくなるので、寝起きが辛いという方でもスッキリと目覚めることができるようになります。

面倒くさがりな人

運動をするのってなかなか面倒だし、続けられませんよね。

ですが「寝ながらヨガ」は動きも少なく、簡単な動きが多いので生活の中で取り入れやすいんです。

寝ながら行うだけなので、面倒くさがりな人にはピッタリですね。

運動が苦手な人

「寝ながらヨガ」は、運動が苦手な人にもおすすめです。

ベッドで寝ながら行うことができますし、ゆっくりとした動きで激しい動きがないので、運動が苦手な人も行うことができます。

ゆっくりと体を伸ばしたりするので、とても簡単です。

「寝ながらヨガ」をやってみた体験談まとめ

続いて、実際に寝ながらヨガをやってみた体験談をご紹介していきます。どのようにして寝ヨガをしているのでしょうか。

体験談1:寝起きが辛くて…毎晩寝ながらヨガしてみたら寝起きスッキリ

寝起きが辛く、毎朝出社ギリギリの時間まで寝る生活を送っていました。

そんなとき、「寝ながらヨガ」を行うと寝起きが良くなると聞いたので、寝る前に「寝ながらヨガ」を試してみることに。

毎日続けていると、本当に寝起きがよくなり、寝付きまでよくなったんです!

寝起きがよくなったことで朝時間にも余裕ができ、寝起きにも「寝ながらヨガ」を取り入れられるようになりました。

朝と夜にヨガをすることで毎日スッキリと過ごすことができます。

体験談2:動画を見ながら寝ながらヨガをしたら便秘解消!

昔から便秘にずっと悩んでいて、毎日スッキリしない日々を送っていました。。。

便秘のせいかわかりませんが、ニキビができたり、むくんだり、お腹が張ったりと体の調子が悪かったのですが、「寝ながらヨガ」を取り入れたところ、毎日腸が活発に動くようになったんです。

というのもヨガの動きは普段の生活ではしないような動きをしたり、お腹が伸びたりひねったりとで、これまで感じなかった腸に効いてるかも!というのが実感できたんです。

今では毎朝、毎晩「寝ながらヨガ」を行っているので、快腸で便秘知らずです。

体験談3:運動苦手で激太り…体調改善のために寝ながらヨガをはじめてみた結果!

運動が苦手なので、ついつい運動から遠ざかる日々を送っていました。本当はダイエットや健康のためにも運動した方がいいのは知っていますが…やっぱり運動は苦手です。

しかし、あまりにも体を動かす機会がなさすぎてどんどん太ってきてしまい、みるみる激太りに。昔はこんなじゃなかったのにと悲しくなりました。

これではいけないと思い、体調を改善するためにもまずは気軽にできる「寝ながらヨガ」から始めてみることにしました。

ズボラで出不精なので、やっぱり家でできるものがよかったんです(笑)しかもYoutubeならタダだし(笑)

不純な動機で始めましたが、毎日「寝ながらヨガ」をしていたら徐々にぽっこりお腹が凹んだのを実感できたんです!

激しい運動をしなくても「寝ながらヨガ」でしっかり呼吸をしたり体を伸ばすことでダイエットできるなんてビックリです!

誰かに癒やされたい…そんなときにおすすめなのはこれ!

「寝ながらヨガ」の効果ややり方、体験談について幅広くご紹介してきました。

寝ヨガは自律神経を整えたり、眠れない、寝起きが悪い、ストレスが溜まっているなど、様々な悩みを抱えている方に是非試してもらいたいヨガです。

また、「寝ながらヨガ」はリラックスしたり、癒し目的で行う方もいらっしゃいます。

 

この「癒やし」ですが、ヨガでセルフケアするだけでなく、時には誰かに癒されてみたいと思いませんか。仕事や人間関係に疲れ「誰かに癒されたい」というときもありますよね。

そんな時は「出張ホスト」を利用してみるのはいかがでしょうか?

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