気になる男性にはいつも、爽やか&優しくいてもらいたいものですよね。

しかし男性は時に、やたらと不機嫌になることがあります。不機嫌になった結果、塩対応と呼ばれる対応になってしまうケースもあります。

そもそも塩対応はなぜ起こるのでしょうか?

なぜあなただけ塩対応をされなくてはならないのでしょうか?

ここでは恋愛心理の見地から、

  • 気になる男性が塩対応になってしまった時の理由
  • 塩対応への対処法

を解説していきます。気になる男性が塩対応で困るという方や、男性の気分にムラがあって困る!という方はぜひこの記事を一度ご覧ください。

また、最後にあなたの心を癒してくれる…塩対応なんてとんでもない!という男子と出会う方法もご紹介します。

【前提】塩対応とは?どんな状態?

そもそも前提として塩対応とはどのような状態なのでしょうか?

明確な定義はありませんが、塩対応という言葉はもともとアイドルの世界で生まれた言葉で「しょっぱい対応」→「塩対応」となりました。

つまり素っ気なかったり愛想がなかったり話し方が冷酷だったり、そんな感じが塩対応と呼ばれます。

完全に無視しているわけでもなく、相手が攻撃的というわけでもなく、どこかそっけない・つれない態度という時は相手から塩対応をとられていると思ってよいでしょう。

男性が塩対応になる理由まとめ

男性が塩対応になる理由をまとめてみました。以下に該当する態度を取られていませんか?

男性が塩対応になる理由は実は意外な事に嫌っているからではないケースがほとんどです。むしろ、相手(あなた)が直接関係のない理由もあるほどです。

恥ずかしい

単純に人と接することが恥ずかしかったり普段から意中の女性が異性とイチャイチャ・ベタベタすることが慣れていないというケースもあります。つまり中学生の男子のように恥ずかしくてなかなか相手にニコニコできないというわけです。

男子の中でも女性経験に乏しく、女性のエスコートに慣れていない男子は恥ずかしがって塩対応になってしまうケースもあります。

イメージ的には、先ほども紹介したとおり彼女が出来たばかりの中学生で野球部の主将といったイメージでしょうか。

とにかく朴訥(ぼくとつ)なイメージでそこが逆に可愛い!と思えるようになれば、あなたも恋愛上級者かもしれません。

嫌われたくない

男性は「相手から嫌われたくない!」と思うがあまり、急に塩対応になってしまうことがあります。女性から見れば何で?となってしまうのですが・・・男性はそういう生き物なのかもしれません。

急にベタベタしすぎると相手に引かれてしまったり、身体目的かも?と思われる可能性がある!と考えてしまう男性も一定数存在します。

失敗できない恋だからこそ、石橋を叩いて渡る勢いで男性も慎重になっているという見方もできます。

ということで、諸々を考慮して自分からあえて距離を取ったりするのです。あなたのことが好きだからこそ嫌われたくない!という一心で塩対応になるといったイメージでしょうか。

こちらもまた、可愛い!と思えるようになるには相当な恋愛経験値が必要そうです。(※可愛いと思えなくても、もちろん問題はありません)

愛情表現をしているつもり

自分ではたくさんかまっているつもりで、塩対応になっている可能性があります。

本人からすれば最大限に愛情表現をしているつもりなのですが、どこかポイントやピントがずれているため、愛情表現が上手く相手に伝わらないというケースです。

こちらはご夫婦でもよくある話で、愛情表現をしているつもりが奥様にうまく感情が伝わっておらず熟年離婚に至ってしまった!というケースも昔からよく聞かれる話です。

熟年離婚に至って、さぞや旦那さんもせいせいしているであろう・・・と思いきや、旦那さんはそもそも感情表現が下手なだけで愛情表現はたっぷりしていたつもりでしたから、気分が塞ぎこんでしまい・・・全く動けなくなってしまったという事例もあります。

「歴史は繰り返す」と言わんばかり、この手のミスコミュニケーションは昔から繰り返されています。

とはいうものの愛情の表現は相手に伝わらなければ意味がありません。ですから、塩対応に終始して愛情表現がなかなか伝わってこないのは・・・男性があなたに対して失礼なことをしているのと、さして変わりはありません。男性にも意識改革・行動の変革が必要な時代です。

気を引きたい

非常に子供っぽい話で恐縮ですが、男性はいつまでたっても少年の目を持っている生き物でもあります。ということで気を引きたいがために、あえて塩対応をしている時もあります。

精神年齢が低い!」とおっしゃらずに・・・もう少しだけお付き合いください。

あなたが構ってくれない時や、何か嫌なことがあった時に気付いてほしくて塩対応をしているケースが意外と多いのです。

特にお若いカップルはこういった現象がよく起こるのではないでしょうか。

一般的に女性の方が精神年齢が実年齢よりも高めと言われていますから、この辺りの幼稚さが逆に際立ってしまうのかもしれません。

女性も戦略的にこの手の塩対応を使うことがありますが、女性の場合はそもそも引き際や戦略を熟知しています。そのため長期間に及ぶことがあまりありません。

他方、男性の場合は塩対応を作戦として使うのですが、肝心な引き際を理解していないケースがとても多いのです。

よって、いつまでたっても引っ込みがつかず・・・気付けば1週間・2週間、果ては数年単位でずっと塩対応というケースもあります。

ここまでいくと女性の貴重な時間を浪費することになってしまいます。早めに損切りしても良いでしょう。

自分のものだと安心している

女性からすれば「なんですって!?何様のつもり!?」と、お怒りはごもっともです。

しかし一般的な日本の成人男性とは、こういった生き物なのです。(※もちろん例外もたくさんいますが…)

結婚していたりお付き合いしている相手のことを「自分のものだ」と勘違い&安心してしまい、そこからこじれて「愛情表現をしなくても大丈夫だ!」といつしか勘違いしてしまうことがあります。

仮に塩対応でいても冷たくしていても、あなたが好きでついて来てくれる…と勘違いしてしまっているのです。

これにより対応が雑になっているというケースがあります。この場合は塩対応というよりは完全に勘違いして対応が雑になっているだけということで「単に失礼なヤツ」と言わざるを得ません。

男性から言わせれば「だまって俺についてこい」といった言い分もあるのでしょう。しかし、あえて言うならもうそんな時代ではありません。

そんな男性に一喜一憂しているくらいなら、もっとあなたのことを大切にしてくれる男性を探した方が良いという考え方もあります。

余裕がない

これはミスコミュニケーションによって、お互いにとって不幸な結果を生むことが多い案件なので念入りに解説しておきます。

男性側に、精神的な余裕がないと、あなたに対してベタベタしたりイチャイチャする余裕がないというケースが往々にしてあります。

例えば相手が経営者だったり、ビジネスマンという場合は忙しければ忙しくなるほど闘争本能が働きます。

それほどまでに神経を使う戦いのフィールドに出ていると言った方が適切でしょうか。

そのため「女性とコミュニケーションを取る」という脳のリソースがなくなってしまうのです。スマートフォンに例えるなら、「ビジネス」のアプリでメモリがいっぱいになってしまい、「あなた・恋愛」というアプリが起動したくても起動できないような状態なのです。

そのため、心の余裕や時間の余裕がない時には相手が終始塩対応になってしまうのは仕方のないことでもあります。

その他を相手の男性がエンジニア・理系職などいわゆる頭脳労働と呼ばれるような職種の場合・・・そもそも話しかけても無反応というケースがあります。

これも一時期SNSで話題になりました。

エンジニア・IT系など頭脳労働と呼ばれる職種についている人達は、文字通り何もしていないように見えても頭脳をフル回転させて労働しています。

具体的には仕事のことを考えたり、頭の中で難しいロジックを組み立てたりしています。

イメージ的によく言われるのは頭の中で絶えず難しいパズルを組み立て続けているといったイメージで、パズルを解いている最中に話しかけられてもすぐに応答できないのと一緒で、基本的には塩対応に終始してしまうというわけです。

ベタベタするのが嫌

「恋愛観」というよりは、その人の「人との付き合い方」や「コミュニケーション」といった深い部分に関係する話なのですが・・・単純に人とスキンシップをとることが嫌い・苦手という人も一定数いらっしゃいます。

近い距離関係や言葉遣いが苦手で、ご自身のパーソナルスペースに誰かが入ってくることを極端に嫌うケースもあります。

このため「深い愛情を持っていてもなかなか対応に反映されない」とご自身でもお悩みというケースもあるほどです。

相手の反応を見極めて性格診断を根気よくしていく必要があるでしょう。

集中して観察してみて、「ベタベタするのが嫌なのではなく、釣った魚に餌はやらない主義」と判断したら、その時が潮時かもしれません。(魚だけに)

怒っている

日本の男性の場合はすぐに怒りを爆発させる傾向にあるのであまり見られない傾向ではありますが・・・最近、比較的多くなってきたパターンです。

知らず知らずのうちに相手が何かに対して怒っており、はっきりと理由を伝えてこないため・・・お互いがモヤモヤし続けるという状態です。

大変ストレスのかかる状況なので、早めに解決すべきと言えるでしょう。またいつまでたっても相手が怒っている理由を教えてくれないなら、その時は関係性を一度考え直した方が良いでしょう。

気持ちが冷めた

大変悲しいことですが、そもそも相手の気持ちが冷めてしまい、塩対応にも特に理由がないというケースもあります。

シンプルに気持ちがないので、対応が塩対応になってしまっているというケースです。

他に興味があるものができた

熱しやすく冷めやすいタイプの男」によくあるケースです。他に何か興味があるものができてしまい、脳のリソースがそちらに取られてしまっている状況です。

いわば長い時間「上の空」になってしまっているような状態でしょうか。

こちらも「おもちゃを買ってもらったばかりの中学生」のように舞い上がってしまっているので、落ち着くまで相当期間がかかるケースがほとんどです。

何度でも繰り返しますが、男性は少年の心をいつまでも持っているものです。

よって特に浮気やあなた以外の異性に興味を持っているといった深刻な状態ではなく単純に他に興味がある物があり、そちらにうつつを抜かしているというケースの方が多いでしょう。ただし、これは男性の中での「あなた」の優先順位が簡単に変動することを意味しています。

将来のことを考えるなら、少し関係性を見直したほうが良いケースもあります。

自分に酔っている

冷たい自分がかっこいい」と思う人もいます。

クールな自分に酔いしれてあなたのことをあまり考えていない、というケースもあります。1980年代ならいざ知らず、今は2020年代。男性もモテたくてこういったキャラを自分で演出してしまっているケースが多いのですが、冷たくされる側もやはり人間ですから、たまったものではありません。

早めに関係を整理しても良いケースと言えます。ただしその前に一度ガツンと自分が思っている嫌な部分をお伝えしてみて、それでも改善が見られないならお別れ!と、少し冷却期間を置いてみるのも良いでしょう。

【対処法】気になる男性に塩対応された時、どうしたらいいの?

ここからは塩対応の男性に対する対処法・対応の方法についてご紹介していきます。

気になる男性に塩対応された時、悲しんでいるばかりでは何も始まりません。まずは対応を行っていきましょう。

ここでは実際に心理学の要素も加えつつ、「こんな対応をされたら、男性も少し考え方や言動が変わる!」と考えられる対処法を具体的にご紹介しています。

あわせてそれぞれの対処法にマッチする男性の特徴もご紹介しています。参考にされてください。

わかりやすい愛情表現をする

これでもか!」とわかりやすい愛情表現をしてみましょう。もちろん今あなたが相手に注いでいる愛情表現や愛情は十分なもので、揺らぎのないものという前提です。

それでもなお、相手が愛情表現を受け取り切れていない・受け止めきれていないケースもあります。

また場合によっては言い方はあまり良くありませんが「刺さっていない」というケースもあります。

よって、男性があなたから愛情を注がれていると理解できるまで、分かりやすく愛情表現をしてみるのも一つの方法です。

特にこの方法は相手が拗ねていたり、気を引きたくて塩対応しているようなパターンの時に効果があります。

分かりやすく愛情表現をすることで相手も自分は愛されているんだ!と安心します。よって徐々に心を開いてくれたり、塩対応が変わってくる可能性が高いと言えるでしょう。

彼のテンションに合わせる

一度彼のテンションに合わせるのも手です。相手の態度に合わせることで、相手が「あれ、もしかして俺、何か怒らせるような事しちゃったかな?」と考えるきっかけを得られるでしょう。

ここで気付いてくれればしめたもの。みるみるうちに相手の男性の対応も良くなっていくことが考えられます。なぜなら自分の行動を変えなければ、相手の反応が変わらないと本能的に理解するからです。

この方法は特に、相手が忙しすぎて余裕がない状態の時や、興味があるものが出てきて浮かれてしまっている時…などに効果があります。

ところで、心理学用語では相手のテンションや行動に合わせることを「ミラーリング」と言います。

この方法は相手に親近感を抱いてもらうためのテクニック・手法の一つなのですが、時にはこのようにして相手に考えるきっかけを与える方法でもあります。

自分の悪いところを改善する

相手に改善を求めるならまず自分から

ということで、万が一にもご自身に改善すべき部分があるとご自覚されているなら、そこを改善してみるのも一つの手です。

とはいえ、男性が塩対応な理由など大体男性自身に問題があるケースと相場が決まっています。よって、そこに気を配ったりあれこれ考えたりするくらいなら、ご自身の事をより大事にしてくれる相手を見つけたほうが早いかもしれません。

焦らず見守る

焦りは禁物です。

様々な理由で相手がまだあなたに対して「全力で愛情表現が出来ていないだけ」というケースも考えられます。先程ご紹介したとおり、コミュニケーションが苦手な男性だったりそもそもパーソナルスペースに相手が入ってくることを極端に嫌うタイプなど、様々な事情であなたに対して愛情表現はしたいものの・・・なかなか体がついていかないというケースもあるからです。

このようなケースであると判断された場合は、まず焦らず見守ってみることが重要と言えます。

きちんと話し合う

一般的に男性は空気を読む力がありません。正確に言えばビジネスの部分で空気を読む力は抜群に備わっています。しかし、女性とのコミュニケーションの中で空気を読む力は基本的に皆無に等しいと言って良いでしょう。能力自体はあるのですが、空気を読もうとする意識そのものが欠如しているケースもあります。

これはひとえに女性・パートナーへの甘えなのですが、女性からすればたまったものではありません。ですから、きちんと話し合うことも時には重要です。

例えば、SNSや掲示板の投稿を見ても

長年嫌だったことを相手に伝えたらものすごくびっくりされた

『なぜ早く言ってくれなかったの?』と言われブチギレてしまった

世の男性って、ここまで察しが悪いものなの?

など、様々な意見や口コミが見られます。

どうせ状況なんて改善しないから」と諦めてしまうのは少し早いです。

まずは一度話し合ってみるのも重要でしょう。

相手の気持ちを分析する

相手の気持ちを「察する」のではなく、ここはひとつ学問のイメージで分析してみてはいかがでしょう。

なぜ相手がこのような思考になるのか?
どんな思考で相手がこのような対応をとるのか?
対応の理由としてはおそらく「寂しい」が根底にある

といった形で分析していくと相手が塩対応している本当の理由が見えてくることもあります。

【結論】新しい出会いを探す

究極的な結論ですが、新しい出会いを探すという選択肢もあなたには用意されていることを忘れないでください。

あなたのことを癒してくれる、あなたのことをよく理解してくれる・・・そんな男子と新たな出会いを求めれば、今の心のモヤモヤはひとまず全て解消できると言えるでしょう。

まとめ

今回は男性が塩対応になる理由を徹底的に分析・洗い出してご紹介してきました。

もちろん、中にはこの事例に当てはまらない男性もいらっしゃいます。しかし、多くのケースでは今回ご紹介したような様々な理由がトリガーとなって塩対応になってしまっていると考えられます。

しかし男性の機嫌を取り続けるのは至難の業。生活に疲れてしまうというのはよくある話です。

そんな時には「癒し」を求めて出張ホストをご利用になってみませんか?

プロ意識を持ったホスト達が業界ナンバーワンの接客と癒やしの時間をご提供いたします