男性が離れなくなる女性のための恋愛心理術

はじめに

最近様々なメディアなどで人気の恋愛心理術。

関連する書籍なども多数発売されていますが、どちらかというと男性から女性に向けた恋愛心理術に関しての情報が多く、女性から男性にアプローチする時の恋愛心理術はあまり公開されていません。

そこで今回は、男性が離れなくなってしまうかもしれないほど強力な「女性のための恋愛心理術」をご紹介していきます。

 

 

女性から男性へのアプローチは「深層心理」がカギ！

よく恋愛心理のセミナーなどで

・「吊り橋効果」
（一緒に危険な思いをすることで、ドキドキが芽生える効果）

や、

・「単純接触効果」
（単純に接触する回数が多ければ多いほど、相手に好意を持つ傾向にあるという心理効果）

のようなテクニックが紹介されることがありますが、実はこれらのテクニックはあまり男性には効果がありません。

男性の脳と女性の脳では考え方も違いますし、感じ方や刺激に対する反応も異なります。

もちろん効果がゼロというわけではないのですが、もう少し踏み込んで深いところにアプローチするとより効果的に、男性があなたを意識します。

女性から男性に対してアプローチをする場合は、とにかく男性の様々な「深層心理」や「習慣そのもの」にあなた自身を埋め込むのが「勝利のカギ」です。

何をしていてもあなたのことを思い出す、そんな状況に持って行けば良いというわけです。

「そんな魔法使いみたいなこと…」

と思ったあなた、実際にこういった手法はあるのです。

あなたの周りにもいませんか？

こういったテクニックが上手で、いつもかっこいい彼氏と一緒にいる女性。

特に恋愛マスターというわけではなさそうなのにいつも彼氏が途切れない、そんな女性。

彼女達は知ってか知らずか、これらのテクニックを上手に使いこなして相手の深層心理の奥深くまで入り込んでいるのです。

例えば朝起きた時にはあなたを一番最初に思い出し、夜にはお酒を飲んだ瞬間に「あなたとお酒を飲んだ時のこと」を思い出して、結局一日中あなたのことを考えてしまっていたことに気づき、急に会いたくなる…。

こんな状況になっていれば最高ですね。

このように、離れている時間でも「相手が絶えずあなたのことを思い出してくれる状況」を作り出せば、男性はあなたに「恋」をしているのと同じこと。

ここまでの状況を作り出せれば、男性はあなたからいつしか、離れられなくなってしまうかもしれません。

それでは、具体的に例をあげてみましょう。

男性の習慣に入り込むには「アンカリング」を使う

アンカリングというキーワードを聞いたことがあるでしょうか。

アンカリングは心理学のキーワードで、

・特定の状況が起きた時に特定の内容を思い出したり、特定の行動をとったりすること

という意味ですが、分かりにくいので具体例を出してみます。

「パブロフの犬」

です。

条件反射とも言いますが、たとえばレモンを思い浮かべると口の中が酸っぱくなり、つばが出てきますよね。

これはその人の持つ「レモンは酸っぱい」という記憶がトリガーとなって、レモンを思い出すだけで体が勝手に反応するという状況です。

真冬の電車に乗るとお尻が暖かくて寝てしまうので、他の所でもお尻が暖かくなると寝てしまう、というのも条件反射の一種です。

この仕組みは「習慣」とも結びつけることが可能です。

つまり、意中の男性が毎日やる行動一つ一つに「あなた」を結びつけるのです。

するとどうでしょう、条件反射であなたのことを毎日思い出すようになります。

もう少し具体例を見ていきます。

モーニングコールで朝の習慣に入り込もう

まずは男性が朝起きた時の習慣そのものに、入り込んでしまいましょう。

一番簡単なのはモーニングコール役をかって出ることです。

毎朝、特定の女性がモーニングコールで起こしてくれる。

こうなると「起きた瞬間」にモーニングコールであなたと話をするわけですから、しばらく続けているうちに「あなたなしで朝を迎えると、違和感がある」という心理が働くようになります。

人間の習慣は平均で2週間程度から定着しますので、最低でも2週間は続けたいところです。

モーニングコールが物理的に難しいという場合には「モーニングコール用の着ボイス」を作ってあげ、それを使ってもらうのでもよいでしょう。

関係性などの事情でそれも難しければ、せめて相手が起きるであろう時間帯までに毎日LINEやメールなどを送っておきます。

内容は何でも良いのですが、とにかく朝起きた時に携帯を触り、あなたからの連絡が来ているという状況を作り出します。

男性の好きなお酒とあなたをリンクさせちゃおう！

もしお相手の男性がお酒を飲むのであれば、大チャンスです。

モーニングコール作戦で、男性が朝にあなたを意識するという日々が続いたら、いよいよお酒という第2ステージに突入です。

男性が好きなお酒と、あなた自身をリンクさせてしまえば良いのです。

リンクさせる方法も色々とありますが、一番簡単なのは

「このお酒について色々と教えて？」

と聞くこと。

例えばお相手がウイスキーに詳しいようであれば、一緒に飲みに行った際にウイスキー談義で花を咲かせれば良いのです。

そして、ふとした瞬間に「私の祖父もこのウイスキーが好きなんだ～」と言ってみたり、○○だから、まるで私みたいなお酒ね、みたいな事を冗談で言ってみましょう。

この瞬間に男性の深層心理の中には

・あなたと一緒にウイスキーを飲んでウイスキー談義をしたという記憶

・あなた＝ウイスキーという意識

の２点がインプットされます。

もし可能であれば、ウイスキーに関する何かエピソードを相手と話す時間があると良いでしょう。エピソード記憶というのは人間の記憶に残りやすいもので、

「ああ、そういえばあの時そんな話をしていたね」

と、思い出してもらいやすくもなります。

一緒に飲みに行くのが難しい場合には、普段のLINEなどでも構いません。

相手の好きなものについて「私も勉強中なの」とアプローチする方法は以前から恋愛術として知られていますが、これは単純に「相手の知識を褒める」という部分までしか触れられていないことが多く、これではあまり意味がありません。

その先に入り込んで「男性が好きなもの=あなた」という状況を作り出すのが、この方法の本質です。

キーケースをプレゼントするという裏技も

もし意中の男性にプレゼントを送ることができる状態であれば、キーケースを選ぶと良いでしょう。

キーケースは男性が肌身離さず持ち歩き、毎日使うもの。

車のキーケースでも構いませんし、自宅のキーケースでも結構です。

もし可能であれば、自宅のキーケースをプレゼントする方が効果は高いといえます。

なぜなら、男性は毎日、仕事を終えて帰ってきた時に自宅のドアの鍵を開けます。

その時にキーケースが男性の深層心理の中に、あなたを刷り込んでくれるのです。

もちろん毎日毎日「このキーケースは○○にもらったものだ」と思い出すことはありませんが、そのくらいがちょうど良いのです。

人間は表層心理、つまり普段考えたりしている物事よりも、深層心理にある「本人が気づかないくらいの感情や情報」に左右されやすいのです。

男性の深層心理に働きかける会話術

男性の深層心理に働きかける会話術は、単なるおしゃべりではありません。相手の内面に深く入り込み、あなたの存在を刻み込むための戦略的なコミュニケーションです。ここでは、効果的な会話術の要点をお伝えしていきましょう。

相手の価値観を引き出す質問力

男性の深層心理に迫るには、まず相手の価値観を理解することが重要です。ただし、「あなたの価値観は何ですか？」なんて直接的な質問では、相手も戸惑ってしまうでしょう。代わりに、日常的な会話の中で自然に相手の価値観を引き出す質問を投げかけてみましょう。

例えば、「最近、嬉しかったことは何かある？」と聞いてみるのはどうでしょうか。相手が喜ぶ出来事を知ることで、何を大切にしているのかが見えてきます。あるいは、「休日はどんなふうに過ごすのが好き？」という質問も効果的です。自由な時間の使い方には、その人の価値観が如実に表れるものです。

こうした質問を重ねていくうちに、相手の価値観が少しずつ明らかになっていきます。そして、あなたがその価値観を理解し、尊重していることを示せば、相手の心の中にあなたの居場所が自然と作られていくのです。

共感と承認で心の距離を縮める

相手の価値観が見えてきたら、次は共感と承認の力を使いましょう。人は誰しも、自分の考えや感情を理解してくれる人に心を開きます。特に男性は、自分の考えや行動を認めてもらえると、強い親近感を抱く傾向があります。

例えば、相手が仕事の話をしている時、「そうだよね、その判断は正しいと思う」とさりげなく同意を示すのです。あるいは、「そんな風に考えられるなんて、すごいね」と率直に感心を伝えるのも良いでしょう。

ただし、ここで気をつけたいのは、むやみに相手の言うことに同意するのではないということ。それでは逆効果です。相手の話をしっかり聞き、その上で自分なりの意見や感想を伝え、時には建設的な意見を述べることも大切です。そうすることで、相手はあなたを「自分の考えを理解してくれる人」だけでなく、「新しい視点を与えてくれる人」としても認識するようになります。

相手の言葉を上手に引用する

会話の中で相手の言葉を上手に引用することも、深層心理に働きかける効果的な方法です。人は自分の言葉が相手に記憶され、引用されることで、特別な親近感を覚えるものです。

例えば、以前の会話で相手が「人生は冒険だ」と言っていたとしましょう。後日の会話で、「そういえば、あなたが言っていた『人生は冒険だ』という言葉、最近よく考えるんだ」と切り出してみるのです。

こうすることで、相手は「自分の言葉を覚えていてくれた」という嬉しさと、「自分の考えが相手の人生に影響を与えた」という満足感を同時に味わうことができます。これらの感情が、好意的な感情へとつながっていくのです。

 

五感を通じて記憶に残る女性になる

人間の記憶は、五感と密接に結びついています。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。これらの感覚を巧みに利用することで、あなたは相手の記憶に強く残る存在となることができるのです。

視覚に訴える印象的な装い

まずは視覚から攻めていきましょう。人間の脳は、視覚からの情報を最も多く処理しています。そのため、視覚に訴える印象的な装いは、相手の記憶に残りやすいのです。

ここで大切なのは、派手な服装や露出の多い服装ではありません。むしろ、相手の好みや価値観に合わせた、さりげない工夫が効果的です。例えば、相手が好きな色を取り入れた服装や、相手の趣味に関連したアクセサリーを身につけるのはどうでしょうか。

また、特定の場面で特定の服装をすることで、その場面と結びついた記憶を作ることもできます。例えば、毎週末のデートでは必ず白いワンピースを着る。そうすることで、相手の中で「週末＝白いワンピースのあなた」というイメージが定着していくのです。

心地よい香りで記憶を刺激する

次に注目したいのは嗅覚です。香りは人間の記憶と感情に強く結びついています。特定の香りを嗅ぐと、過去の記憧が蘇ってくる経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

この特性を活かし、あなた独自の「シグネチャーフレグランス」を作り上げるのです。毎回同じ香水や柔軟剤の香りを身につけることで、相手の中に「この香り＝あなた」という連想が生まれます。そして、日常生活の中でふとその香りに出会った時、相手はあなたのことを思い出すようになるのです。

ただし、香りの選び方には注意が必要です。強すぎる香りや独特な香りは逆効果になる可能性があります。自然で心地よい香り、例えばラベンダーやバニラのような癒し系の香りを選ぶのが無難でしょう。

触れ合いの記憶を大切に

最後に触覚についても触れておきましょう。人間にとって、触れ合いの記憧は非常に強いものです。もちろん、ここでいう触れ合いとは、相手の同意を得た上での適切なものに限ります。

例えば、挨拶の際に軽く肩に手を置く、別れ際にそっと手を握る、といった小さな触れ合いでも十分です。こうした小さな接触の積み重ねが、相手の中にあなたの存在感を強く刻み込んでいくのです。

また、一緒に何かを作る活動も効果的です。料理を一緒に作ったり、DIYで何かを作ったりする中で自然と生まれる触れ合いは、楽しい思い出とともに相手の記憶に残ります。

 

「居心地の良さ」で相手を引き寄せる

最後に紹介するのは、「居心地の良さ」という要素です。どれだけ魅力的な外見や話術を持っていても、一緒にいて居心地が悪ければ、相手は離れていってしまいます。逆に、あなたと一緒にいることが心地よいと感じれば、相手は自然とあなたの元へ引き寄せられていくのです。

安心感を与える環境作り

まず大切なのは、相手に安心感を与える環境作りです。ここでいう環境とは、物理的な空間だけでなく、心理的な雰囲気も含みます。

例えば、自宅に相手を招く機会があれば、清潔で整頓された空間を用意しましょう。適度な照明、心地よい香り、そして相手の好みの音楽などを用意することで、リラックスできる空間を演出できます。

しかし、それ以上に重要なのは心理的な安心感です。相手の話を真摯に聞き、批判や否定をせずに受け止める姿勢を示すことで、相手は「この人となら本音で話せる」と感じるようになります。

相手のペースを尊重する

居心地の良さを感じてもらうためには、相手のペースを尊重することも欠かせません。人それぞれに快適と感じる距離感やコミュニケーションの頻度があります。それを見極め、尊重することが大切です。

例えば、LINEやメールのやり取りの頻度一つとっても、相手のペースに合わせることが重要です。毎日連絡を取り合うのが好きな人もいれば、数日おきの方が心地よいと感じる人もいます。相手の反応を見ながら、適切な頻度を見つけていきましょう。

また、デートの頻度や内容についても同様です。毎週会うのが当たり前、という関係性を一方的に押し付けるのではなく、相手の生活リズムや好みに合わせて柔軟に対応することが、長期的な関係構築には欠かせません。

成長を共有する関係性を築く

最後に、成長を共有する関係性を築くことの重要性についてお話しします。人は誰しも、自己成長を望んでいるものです。そして、その成長を共に喜び、支え合える存在がいれば、その人との関係はより深いものとなります。

例えば、相手が新しい趣味や学びに挑戦する時、それを応援し、時には一緒に取り組んでみるのはどうでしょうか。「一緒に成長している」という感覚は、非常に強い絆を生み出します。

また、あなた自身も常に新しいことにチャレンジする姿勢を見せることも大切です。自己成長に励むあなたの姿は、相手にとっても良い刺激となり、「この人と一緒にいると、自分も成長できる」という感覚を抱かせるでしょう。

まとめ

女性から男性へのアプローチは決して難しいものではありません。ただ、恋愛で回り道をするよりは、効率的に相手を落としてしまいたいー

そんな時だってあるものです。今回ご紹介した方法は、あなたの事を男性が深層心理の中で強烈に意識するようになる方法です。

「四六時中あなたのことを考えているということは、自分はあなたに恋をしているのではないか？」という「錯覚」が、本物の恋を育ててくれるというわけです。