既婚女性にとって非常に面倒な問題があります。義実家との関係性の問題です。こちらについては、もはや日本人にとって永遠の課題といってしまっても、差し支えはないでしょう。

しかし最近は新しい働き方や暮らし方のスタイルが誕生している時代の流れの中にあって、実家と無理をして付き合い続ける必要がない!というケースも出てきています。

そこでここでは当サイトにお寄せいただいた声や情報提供などのノウハウをもとに、義実家と距離を置く方法について徹底的にご紹介していきます。

実家とのストレスから解放されたい方へこの記事を心から捧げます。

 

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義実家との距離の置き方

それでは早速実家との距離の置き方について「考え方」からご紹介していきます。距離を置くと一言に言ってもやはり「度合い」というものがあります。

そこでここでは甘口から激辛まで状況に応じて、距離の置き方を解説していきます。

甘口:孫を間に挟む

まずは甘口、孫の話題を絡める方法です。「子はかすがい」という言葉があります。これは子供は夫婦を繋ぎ止める非常に重要な役割であるという意味なのですが、こと孫に関してはその「かすがい」効果も絶大です。

普段はお嫁さんにピリピリしている義実家の義両親も、孫の話が出てくれば「うちの孫はかわいい」という話で盛り上がります。そして、自然とお嫁さんへの怒りなども収まり、事なきを得られる可能性が高くなります。

中辛:夫を間に挟む

孫ではどうしても義両親からの攻撃が止まなかったり、そもそも孫に対しても厳しく辛くあたってくる場合はやや対応レベルを上げる必要があるでしょう。そうです。夫の出動です。

夫を間に挟み、義両親と夫が会話のメインになるように仕向けるのです。

すると、義両親は「この人は私たちのことをよく分かっている」と思い込み、機嫌が良くなって、お土産をくれたり、食事に誘ってくれたりと良い方向に向かう可能性があります。(もちろん、そのまま夫に丸投げして奥様はフェードアウトが理想的ですが・・・)

辛口:ハッキリ伝える

義実家との関係がストレスの原因であったり、嫌だと感じている場合で、なおかつ我慢の限界が近づいている場合は辛口の対応でも致し方がないと考えてよいでしょう。

はっきりと、この際伝えておくというのも一つの考え方です。人によっては、やはり人から言われなければ自分がどれほど相手に嫌な思いをさせているか理解できないというケースもあります。

「あなたたちのコレがイヤです」ということを、はっきり言葉で指摘してあげるのは家族として必要なことでもあります。

ただし、その際には相手の人格を否定するような言い方はせず、あくまで「困っているんです」ということを伝えるようにしましょう。

また、この方法はいろいろな意味で揉め事になる可能性が非常に高いので、十分に注意して行動しましょう。

大辛:引越す

最終手段として引っ越してしまうという方法もあります。

これは同居や義実家の近くに住んでいる場合、義実家にかなりのインパクトのある行動となります。もちろん引っ越す際には夫の協力が必要不可欠となります。

という事で、夫をまず味方につけるか、夫に対して「義実家と私、どちらをとるの?」と問いかけるなどして確実に味方になってくれるように持っていく必要があります。

激辛:縁を切る

ザ・最終手段です。いわゆる絶縁宣言という形となります。

今後何十年も険悪な関係性が続くよりはいくらかマシと考える方も多く、実際に絶縁に踏み切った方もかなりの数がいらっしゃいます。

この場合、今後の義実家との対応は全て夫を窓口にして、奥様は一切付き合いを行わないといった方法もあるでしょう。

同居の場合は縁を切ることによって、同居を解消する必要があります。引っ越し先などの用意を行ってから絶縁宣言を行うようにしてくださいね。

(また、どうせなら着信拒否も選択肢へ!)

義実家と距離を置く方法:同居中の場合

実家と距離を置く方法について解説していきます。今回は義実家同居というある種逃げ場のない状況の中で、可能な限り取り得る方法をまとめてみました。それではみていきましょう。

家の滞在時間を減らす

義実家との同居で一番ストレスになるのが、家の中での滞在で「バッティングする時間が多くなる」ことです。

特に最近は新型ウイルス感染症の関係で、ステイホームの時流になっていることからも義実家・義両親と顔を合わせなければならない時間が増えている!という方もいらっしゃるでしょう。

そこで感染対策的に可能な限り、とはなるものの、自宅での滞在時間をこちら側が極力減らす努力が必要になります。

反対に、義両親からコミュニケーションを取りたい!としつこく言われている場合は、あえて在宅勤務に切り替えるという考え方もあります。

リモートワークを活用する、オンライン飲み会を開催するなど、在宅勤務体制を整えることで「すみません、仕事なので・・・」と義両親と顔を合わせる時間が少なくなるでしょう。部屋への突撃も防止できる効果があります。

生活習慣をズラす

生活習慣そのものをずらしてしまうという方法もあります。

もちろんこれはお子様がいらっしゃったり、夫の仕事のスタイルによってはなかなか難しい部分もあります。

しかし、極端な話、完全に昼夜逆転まで持っていければそれはそれで義実家・義両親と相対する時間を減らすことができるでしょう。

また生活の空間を同じ家の中で分けてしまうという方法もあります。例えば戸建て住宅で1Fに現役世代で2Fに義両親が住んでいる場合、などが該当します。

こちらの住空間を分けることで、バッティングする時間を減らすことができる可能性もあります。

気づかれないように引越し準備をする

同居を解消して、新しい土地で生活するという選択肢もありえます。

これはパートナーの了承が得られている場合は特に強い効果を発揮します。

とは言え義実家から出たり同居解消しようとする動きを義両親に察知された場合、何を言われるかはわかりません。ということで気づかれないように引越しの準備を行い、着々と出て行く準備を進めましょう。

義実家と距離を置く方法:近距離に住んでいる場合

義実家と同居しているという、ある意味では最悪の状況は回避できているものの・・・文字どおり「スープの冷めない距離」という距離に義実家が所在している場合、同居とほぼ同様のストレスがかかる事が予想されます。

そこで、ここでは近距離に住んでいる義実家の家族との距離を置く方法について具体的にご紹介していきます。

家のスケジュールを教えない

近所に住んでいると、やはり避けられないのが「緊密にスケジュールを共有しよう」という持ち掛けや自宅へのアポなし突撃です。

こちらについては可能な限りスケジュールは教えないようにしましょう。

さもなければ、近所のスーパーに買い出しに行くなどのスケジュールでさえも漏れてしまって義実家・義両親がそのスーパーに突撃してきたり、買い物が終わった時間を見計らって自宅に突撃してくるなど様々な問題が発生する恐れがあります。

スケジュールを教えないようにするにも、完全にシャットアウトするのではなく「予定が流動的で直前に予定が決まるんです~」など一言添えると角が立たずに済むでしょう。

感染症対策として会うのを控える

何事もこのご時世では、人と会うことを避けた方が良いのは間違いありません。ということで「感染症対策の関係で今、誰とも会わないようにしているのです。」と伝える方法も良いでしょう。

こちらについては奥様の都合として、ではなく夫やお子様など他の家族に影響する可能性があると伝えることも有効でしょう。

その他、旦那様のお仕事で差しさわりが出るといけない、義両親に移すといけないなど、相手方を思いやってのことであると伝えることで角が立てづらい方便でもあります。

※実際に感染症対策として人と会うのを極力控えるのは、言うまでもなく必要なことです。

合鍵は渡さない

合鍵を渡すといつ入ってくるかわからない!という状況が生まれます。

それを避けるため、またトラブル発生防止のために「合鍵を渡したくない」とご主人に伝えるのもアリです。もしすでに渡してしまっている場合は、鍵を取り替えるなど強硬手段も検討しましょう。

なお、もしも相手が強引に押し入ってきた場合には最悪、「相手が誰だか分からない」といって警察へ通報するのも最終手段です。

会わずにプレゼントだけを贈る

いっそのこと直接会うことは可能な限り避けて、盆暮れ正月・誕生日などにプレゼントを送るだけにするというのも非常に有効な方法です。

この方法をとることによって、義実家からは嫌われず、こちらからはコミュニケーションを取らなくて良いという一石二鳥的な効果が得られるケースもあります。

また親戚関係の付き合いがうるさい!という場合でも義両親が「あの子達は普段来られないけど、プレゼントをくれるできたお嫁さんよ」などと言ってもらえる可能性も高くなり、結果的にこちらに降りかかってくる火の粉が少なくなることも想定されます。

義実家と距離を置く方法:遠距離の場合

新幹線や飛行機の距離レベルで義実家と離れていても、連絡攻撃や、最近はビデオ通話攻撃などで義実家との距離が縮まってしまっているというケースもあるでしょう。

ここでは遠距離でも油断は禁物!ということで、義実家との距離を置く方法を具体的にご紹介していきます。

冠婚葬祭だけ連絡する

よかれと思って不必要に連絡せず、割り切って冠婚葬祭のときだけ連絡するという手もあります。

相手は「礼儀を重んじる人たち」である以上、最低限のマナーを守ることも大切です。特にこれは、義両親の年齢が60代以降であれば尚更のこと。最低限の義理だけ果たして、あとは放置してしまうのも一つの手でしょう。

子供や孫と連絡する手段を渡さない

タブレットやスマートフォンなどでいつでもテレビ電話ができると、事前連絡なく急に電話が来ることも考えられます。

そうなってしまうと、こちらも対応に追われてしまいます。なので「子供と連絡を取るための機器」は義両親には極力、渡してはいけません。

帰省しない

帰省しないと決めてしまうのも良いでしょう。その時の言い方としては進学費用を貯めるためや、感染リスクを上げて迷惑をかけたくないため、などと伝えるようにすると角が立ちません。

義実家のストレス解消方法

実家との関係の中でストレスが蓄積してしまうと、心身ともに不調をきたしてしまうものです。そこでここでは義実家に関連するストレスの解消方法をご紹介していきます。

ちなみにここでは、あえてパートナーに義実家の文句を言ったり対応を求めるといった対応策はご紹介していません。

なぜなら、この記事をお読みの方はおそらくこの手の対策は既にお取りになっており、その効果がなかったからこの記事に検索で辿り着いたもの、と考えられるからです。(悲しい・・・でも負けないで!)

まずおすすめしたいのはインターネット上のSNSで愚痴を書いてストレスを発散するという方法が挙げられます。とはいえこの方法をとってしまう場合は、個人情報に十分に気をつける必要があります。

結果的に義両親から民事裁判を起こされてしまうなど、大きなトラブルにつながる恐れがあります。

また個人に直結するような情報を掲載するのもアウトです。世の中には特定班という人たちがおり、直接義実家に「お嫁さんがこんなことを書いています。」と伝えてしまう恐れもあるからです。

続いてオススメしたいのは完全に義実家との関係を断ち切ってしまう方法です。ストレスの原因を根本的に取り除きます。言ってしまえば、身も蓋もないことです。

しかし現実的に考えてみても良い方法のひとつです。こちらについては先ほどからご紹介している通りパートナーの協力や同意が必要不可欠となります。

その他お孫さんの立場であるお子様にも必ず了承を取り付けるようにしましょう。さもないと、お子様から義実家に直接連絡されてしまう可能性もあるからです。

まとめ

今回は義実家との距離を置く方法を徹底的に網羅して解説してきました。

大切なことはあなたがあなたらしく生きられる状況を作り出すことです。今回ご紹介した内容を基により快適にお過ごしいただけるよう心よりお祈りしております。

また、離婚準備中や離婚係争中など、義実家との関係性のゴールが見えているという方はもう少しの辛抱です。

 

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義実家のようなストレスをかける存在ではまずありません。

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