マッチングアプリは、使い方によっては便利に運命の相手と出会える素敵な存在です。

しかし出会い系サイトと呼ばれていた時代から、マッチングアプリには怖い落とし穴やポイントがたくさんあります。

そこでここでは、マッチングアプリのココが怖い!?~後編~ということで「出会った相手が詐欺師でした」という事例を集めてご紹介していきます。

マッチングアプリのココが怖い!?①~思ってたんと違う編~対処法も解説

マッチングアプリでよくある詐欺~写メ詐欺編~

詐欺にも色々あります。しかし相手が詐欺師だった場合、少なくともその場が楽しいものになることはないでしょう。ヘタをすればあなたに実害が及んでしまいます。

ここでは広い意味での詐欺を扱います。お金を騙し取られる以外にも見た目が全然違ったと言ったパターンの出会い系詐欺師に関してもご紹介していきます。

まずご紹介するのはいわゆる写メ詐欺です。マッチングアプリにもまだまだ写メ詐欺を行う不貞の輩が沢山います。

どんな写メ詐欺があったのか、ここでは当サイトへ寄せて頂いた様々な情報や体験談をもとにご紹介していきます。それでは、ひとつずつ確認していきましょう。

年齢が違った

まず最も情報提供として多かったのは年齢が違ったというパターンです。年齢が違う=若く見えるように写真を加工したり詐欺と言われてもおかしくないほどの写真をを使用しているというパターンが大多数です。

昔はガラケーを使って出会い系サイトにアクセスしている人も多かったことから、ガラケーの低画質な写真で写メ詐欺をしている人は多くいらっしゃいました。

しかし最近のスマートフォンは皮肉なことに、技術の進歩・向上によりアプリで加工ができるようになってしまいました。

更には顔の形から変更できるようなAIを使った編集アプリもあるほどです。

よって、写メが若くてかっこいいイケメンだからと会いに行ってみたら・・・実際は全く違う年代層のおじさんが出てきたというケースも往々にしてあります。

加工をやりすぎていた

先ほど、最近のスマートフォンはAIを使った最先端アプリを利用できることから・・・顔の形や輪郭まで変更できるアプリもあるとお伝えいたしました。

実は、これにより加工をやりすぎていたという写メ詐欺師も大量発生しています。

昔は顔の輪郭を変えたり表情を変化させるには、パソコンで専門的なフォトレタッチソフトを使う必要がありました。

少なくともお見合い写真の加工といった具合に、業者に頼んで加工してもらうケースの方が多かった印象です。

しかし最近はスマートフォンひとつあれば手軽に本人の人格や体型から変化させることから、実際に会ってみたところ写真よりも明らかに数十キロ単位で太っていたり肌が汚かったりするケースがほとんどです。

そもそも別人が来た

ここまで来るともう笑い話の範疇ではあるものの、そもそも他人の写真を使ってマッチングアプリを行っており、最終的に全然知らない他人が来たというケースもあります。

ただしこれは笑ってばかりもいられません。そもそもマッチングアプリを利用するのは本人の写真を使用することが大原則です。

格好などはまだ可愛いもので、そもそも別人が来たとなるとマッチングが成立しないことになってしまいます。

この場合は基本的にマッチングアプリの運営事務局に報告してその場を離れてしまっても良いでしょう。

特定の角度の写真しかなかった

昔から斜め四十五度が最も写りがよく、いわゆる「盛れる角度」として知られてきました。

特に昭和世代のおじさん達は特定の角度の写真のみを使う傾向にあります。つまり斜め四十五度の写真しか用意されていない場合、正面から見てみると全然印象の違う相手が出てくる可能性があるというわけです。

実際にマッチングできる相手かどうかを判断するには最低限、横顔・正面の顔があることが求められます。

正面でベストショット!ということになれば、相手がイケメンである可能性がアップするでしょう。

フェイスラインを隠していた

アプリの加工や別人を使うといった姑息な手段をとることなく、正面から写真を撮っているというケースもあります。

しかし手でフェイスラインを隠していたり、飲み物や食べ物でフェイスラインを上手に隠しているという写真もあります。こちらも油断は禁物です。

フェイスラインを隠すということは顔の輪郭や全体像の判断がつかない事になります。よって推定体重が70kgくらいの人とマッチングしてみた結果、フェイスラインが隠れていただけで・・・

実際にはそれよりも顔が大きく推定体重も100kgオーバーという、全くイメージと違う男性が待ち合わせ場所に現れる可能性もあります。

全身写真がなかった

 

顔がよくても体型が希望のものではなかったというケースもあります。

マッチングアプリは基本的にプロフィール写真に様々な写真を投稿することが可能となっています。

しかし、それを逆手にとって全身写真をアップロードしないまま、よくわからない顔の画像だけを投稿しているというケースもあります。

これによって身長を明らかに高めに申告していたり、体重が思ったより多めの人が来てしまったりとマッチングアプリ上のミスマッチが起こるケースがを往々にして見られます。

基本的には全身写真をアップロードしていて、顔面もきちんと確認できる人を選ぶと良いでしょう。

さもないと、顔もよく分からず体型もよくわからないままで、完全にどんな人が来るかわからないマッチング体験になってしまいます。

マッチングアプリでよくある詐欺~金銭詐欺編~

ここからはマッチングアプリでよくある詐欺にのうち、いわゆる「本当に警察が出てきてもおかしくない」ような金銭に関する詐欺の特徴をお伝えしていきます。

このような事案に引っかかってしまうと、金銭的なダメージを負ってしまう可能性が高くなります。

ビジネスを立ち上げたいと誘われた

ビジネスを立ち上げたい、と、マッチングアプリで出会った相手から誘われるケースもあります。

ビジネスのモデルは様々で、いわゆるマルチネットワークのようなビジネスというケースもあります。

その他、キッチンカーで全国を回れるようなビジネスを展開したいと言われるケースもあります。

特にこのケースではいざマッチングした相手から夢を聞かされ、その夢に共感してしまった女性が多額の出資をしてしまい、結果的にお金を騙し取られて終わってしまったというケースも見られます。

その他詐欺は立証が極めて難しい犯罪という見方もできます。例えばマッチングアプリで出会った男性からビジネスの話を持ちかけられたものの、当の本人としては詐欺という気持ちはなく、単純にマッチングアプリで仲良くなった女性に対してビジネスを持ちかけているだけ、というケースも可能性としては想定できます。

ただし、基本的には成功するか否かに関わらず詐欺という可能性を疑ってかかって良いでしょう。

そもそもビジネスを立ち上げるお誘いはマッチングアプリで出会った女性に行うようなものではないからです。

モデルに登録しないかと誘われた

こちらはあからさまに悪意があるマッチングアプリの詐欺師です。マッチングアプリで出会った女性に対して「自分は芸能関係の仕事をしている。マッチングアプリで出会ったあなたがとても魅力的で美しい女性なので、自分の所属している会社のモデルに登録しないか」と誘われるケースがあります。

その他、もう少し態度が上から目線で横柄なケースもあります。

「自分は芸能関係の人間であり、会社の社長である」などと言って女性に「今なら特別にモデルに登録してあげるよ」と持ちかけてくるケースもあります。

芸能関係に憧れている女性の方が被害に遭いやすい特徴があり、実際に受ける被害としてはモデルとしての登録料を支払わされたり、モデルとして活動するためのレッスン費用を請求されるといったものが挙げられます。

どちらも特別価格限定価格などと言われるため、女性としては安い費用で芸能界にチャンスがあるなら支払ってしまおう・・・と考えてしまうケースもあります。

その他モデルへの登録ではないものの、モデルとして活動していくには宣材写真が必要だということで「プロのカメラマンを紹介してあげるから、安く写真を撮ってもらいなよ」などと持ちかけられるケースもあります。

もちろんこの場合もプロのカメラマンへの依頼料が目的ということで、基本的には詐欺と言わざるを得ません。

そもそもマッチングアプリの利用規約上、こういった行為は厳禁となっています。あくまでもマッチングアプリは恋愛相手や遊べる相手を探すためのツールであり、仕事相手を探すものではありません。

このような相手が出てきたら問答無用でマッチングアプリの運営事務局に通報しておきます。また絶対にマッチングして待ち合わせをしてしまうと、よからぬことが起こる可能性が高いため、注意してください。

ネットワークビジネスに勧誘された

出会った男性と一定のデートを重ね、仲良くなった後「結婚」というキーワードが出てくることもあります。

このとき「結婚するのにビジネスを軌道に乗せないといけないからお金が必要」と言われ、ついついお金を渡してしまったというケースもあります。

これは文字通り典型的な結婚詐欺と言えるでしょう。

ネットワークビジネスなので必ず儲かるから一緒にやろう」と誘われるケースもあります。しかしこの場合も結婚というゴールにはたどり着けないのが一般的です。

宗教的な商品を買わないか誘われた

マッチングアプリで出会った時に「自分には霊感がある」と言われることがあります。この時、霊感というキーワードや「幸せ」などというキーワードが出てきた場合は宗教的な勧誘を疑ってかかるべきです。

例えば具体的な被害事例としては「幸せになれるツボ」を買うように言われたというケースや、マルチの商品を勧められて勧誘されたというケースもあります。

マルチ=宗教というわけではありません。しかし、宗教の活動の一環として提携しているマルチの商品を購入させるような動きをするケースもあります。

この場合は仮に商品を購入したとしても、それ以上深い仲になれることはまずありません。

どんなに見た目が良い男性でも、宗教的な商品を買わないかどうか誘われた場合はその場で関係を断ち切ってしまった方が良いでしょう。

またあわせて第二・第三の被害者を生まないためにも、マッチングアプリの運営事務局に通報を行っておくべきです。

援助してほしいと言われる

これも結婚詐欺に近いものがあります。

生活が苦しく新型ウイルス感染症の影響で収入が減ったため、何とか生活を援助してほしいと言われるケースがあります。

その他ある程度仲良くなってきた段階で急遽まとまってお金が必要になったり、田舎の家族の入院費が必要になったなどと言ってお金の無心をしてくるケースもあります。

こちらも基本的にはマッチングアプリの規約違反であり、やっていることは結婚詐欺と変わらないので関係を断ち切ってしまった方が良いでしょう。

【詐欺対策】マッチングアプリで騙されないためには?

マッチングアプリで騙されないためには、どうすれば良いのでしょう。ここでは特に実行しておきたい三つのポイントに絞ってご紹介いたします。

相手を見極める

相手を見極める力をつけるのが重要です。

今回ご紹介したようにマッチングアプリにいる詐欺師は、その詐欺のタイプに関わらずやはりどこかおかしいところがあります。

平均的でないという表現もできます。どこか抜けているという言い方もできます。

とにかく一般的な男性ではないプロフィールを持っていたり、メッセージのやり取りが独特という場合は注意してかかるべきでしょう。

知名度の低いアプリを使わない

知名度の低いアプリを使わないという方法もあります。

というのもマッチングアプリには様々あり、その数は星の数ほどといっても過言ではないでしょう。最近は特に大手の会社が運営しているマッチングアプリも多くなってきています。

大手運営のマッチングアプリは運営事務局もしっかり人員が配置されているため、常時監視しているケースが多く見られます。よって、知名度の高いアプリを利用しておけばひとまずトラブルに巻き込まれる心配はそこまでないと言ってよいでしょう。また万が一の場合の被害補償が受けられる可能性もあります。

最初からプロのキャストと遊ぶ

逆転の発想です。
最初からプロのキャストで、あなたに癒しの時間を提供してくれる人物と一時を過ごすという方法もあります。

例えばこのブログのトップページにある出張ホストをご利用いただくというような方法です。最初からプロのキャストと遊ぶことで、マッチングアプリにかかる時間的なコストや金銭的なコストを上回るほどの収穫が得られるケースもあるでしょう。

とにかくマッチングアプリは玉石混交で、相手がどんな人かを見極めるといったコストがかかります。

その他実際にマッチングした時に相手が「はずれ」だった場合は時間も失われてしまいます。嫌な気持ちになることもあるでしょう。

その方が詐欺に遭う可能性すらあります。

プロのキャストと一時を過ごし、遊ぶことでそういったリスクは一切なくなります。

少なくとも嫌な気持ちになることはマッチングアプリに比較して、ほぼないといってよいでしょう。

まとめ

今回は後編の記事という形で、マッチングアプリの中で出てくる詐欺師についてまとめてご紹介してきました。マッチングアプリを利用するにはやはりリスクが伴います。

このように詐欺師に引っかかってしまうと、その後の生活やメンタルに影響を及ぼす可能性もあります。

プロのキャストと遊ぶことによって、楽しい時間を過ごせることが約束されていると考えれば・・・プロの出張ホストにご依頼を頂くのも却ってコスパの良い方法かもしれません。