2020年。新型ウイルス感染症感染拡大の影響で日本からロックの炎が消えかけてしまいました。
というのも例年、日本全国で開催されているロックフェスが感染拡大防止や各都道府県に発令されていた緊急事態宣言の関係で軒並み中止、または一年単位の延期が発表されてしまったのです。

翌年、2021年。

「2021年には新型ウイルス感染症も落ち着いている」

誰もがそう願っていました。

しかし残念ながら現状は感染が収まる気配がなく、結果的に2021年の開催も中止という判断をせざるを得なかったロックフェスがたくさんあります。

しかしロックフェスを風化させてはなりません。

2022年こそは!と願いを込める意味も含め、日本全国のロックフェスを総まとめしていきます。

ここでご紹介するのはどれも有名かつ勢いのあるロックフェスばかりです。

新しいものから歴史のある古いものまで、最高の癒しと興奮を求めて…2022年こそ楽しくロックフェスに参加できるようにしたいところです。

なお一部、2021年後半に開催予定のものも含まれています。こちらは本稿執筆段階での情報となります。そのため、最新の開催情報等は必ず各フェスの公式による情報を確認してください。

北海道・東北エリアのロックフェス


北海道・東北エリアのロックフェスについてご紹介いたします。

このエリアには有名どころだけでも以下のロックフェスがあり、例年、涼しい地方でありながらこのエリアだけ熱気につつまれることで有名です。

RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジング・サン・ロック・フェスティバル)
いしがきミュージックフェスティバル
ARABAKI ROCK FEST.(あらばきロックフェスティバル)
秋田CARAVAN MUSIC FES
男鹿ナマハゲロックフェスティバル

それではひとつずつ詳細を確認していきましょう。

JOIN ALIVE(ジョインアライブ)

開催時期:毎年7月中旬から下旬の土日
初回開催:2010年
JOIN ALIVE(ジョインアライブ)は、毎年夏に北海道岩見沢市で開催されているロックフェスです。

メジャーなアーティストから少々マイナーなアーティストまで多種多様な方々の演奏を聞くことができます。

そのため客層は広く、フェス初心者の方でも気軽に参加することができます。札幌や旭川という主要都市からのシャトルバスもあるので、アクセスは非常に良好!

2020年、2021年ともに開催中止となりました。2022年に期待しましょう。

RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジング・サン・ロック・フェスティバル)

開催時期:毎年8月中旬から後半にかけての2日間
初回開催:1999年
RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジング・サン・ロック・フェスティバル)は、国内最大級のロックフェスです。RSR、RSRFESと略されます。

ジャンルはロック系を問わず、多様なジャンルを取り扱っているため邦ロック以外を楽しむこともできます。

テクノやレイヴなどの派手なパフォーマンスを見ることができるので、フェスらしいフェスというものを楽しめることでもファンが多い印象です。

その他北海道というロケーションを活かし、ライブ以外にも自然を堪能できるアトラクションや北海道の名産を味わえる飲食店もあります。

ですが、誘導する警備員などはいませんし、席確保なども個人で行う必要がありますので、若干参加のハードルが高いロックフェスと言えるでしょう。

準備や下調べをするか、経験者と一緒に楽しみたいロックフェスとなっています。なお、2020年、2021年ともに開催中止となりました。2022年の開催情報が待たれるところです。

いしがきミュージックフェスティバル

開催時期:毎年9月中旬から後半の1日
初回開催:2007年
いしがきミュージックフェスティバルは、盛岡城址公園などのいろんなスポットで、つまり盛岡市内全体で無料で演奏をきけるフェスです。

開催当初は有名アーティストのみ有料という方式をとっていましたが、現在は完全無料のフェスとなっています。ジャンルはメジャーなアーティストからマイナーなアーティストまで多種取り扱っています。

2020年、2021年ともに開催中止となりました。2022年、どんなサウンドを響かせてくれるのか今から楽しみです。

ARABAKI ROCK FEST.(あらばきロックフェスティバル)

開催時期:毎年4月下旬2日開催
初回開催:2001年
ARABAKI ROCK FEST.(あらばきロックフェスティバル)は、毎年ゴールデンウィーク中に開催されるフェスです。

広大なエリア内で多様なジャンルの音楽を楽しむことができます。ステージブースに東北各地の地名が命名されており、6つのステージに分けられているのが特徴です。

邦ロックがメインのフェスなので、音楽好きな方におすすめのフェスです。2020年、2021年ともに開催中止となりました。2022年の開催情報は公式サイトより確認しておきましょう。

秋田CARAVAN MUSIC FES

開催時期:毎年9月上旬から中旬の土曜・日曜
初回開催:2016年
秋田県が誇るロックフェス・秋田CARAVAN MUSIC FESは、シンガーソングライターである高橋優さんが主催するロックフェスです。

秋田を盛り上げるために開催したというフェスで、開催している主催者の思い入れが特に強いフェスと言えるでしょう。

毎年サプライズゲストも参加者も豪華ラインナップが多く、普段では見られないような演目を見ることができます。音楽フェスだけでなく、お笑い芸人なども招いたフェスなので、にぎやかさを楽しみたい方におすすめです。

2021年は9月18日・19日の開催を目指して準備が進められていたところ、2021年8月24日に同実行委員会より2021年度の中止が発表されました。来年こそは安心して開催できるようにとの公式リリースもあります。来年を待ちましょう。

男鹿ナマハゲロックフェスティバル

開催時期:毎年7月
初回開催:2007年
男鹿ナマハゲロックフェスティバルは、地元を盛り上げるために有志が開催したフェスです。

その功績が讃えられ、男鹿市長から表彰されました。年々規模が大きくなっており、直近開催の2019年では3日間開催され、多様なジャンルのアーティストのライブを楽しむことができます。

こちらもまた2020年・2021年の開催断念が確定しています。ただし、こちらのフェスは開催中止ではなく、あくまでも開催「延期・再延期」という表現です。必ず来年こそ実行するという強い実行委員会のメッセージも公式サイトから確認できます。

関東エリアのロックフェス


関東エリアのロックフェスについて確認していきましょう。

関東エリアはとにかく有名なロックフェスが多数存在し、国内最大級レベルのロッキンジャパン・JAPAN JAMや氣志團万博、その他SUMMERSONICなどもあります。またCOUNTDOWNJAPANも見逃せないロックフェスとなっています。それぞれ詳細を確認していきましょう。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL

開催時期:毎年8月上旬
初回開催:2000年
ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)は、茨城県の国営ひたち海浜公園で毎年開催されている大規模なフェスです。

2014年からは4日に増えて、2019年は山の日も含めた5日開催というかなり長い期間開催していました。

ジャンル問わずさまざまなアーティストが参加しており、1つのステージを除き基本的に歌ありのステージとなっています。ステージは全部で7つであり、そのすべてを自由に行き来することが可能です。

イベントブースでは多くの飲食店が出店しており、美味しい料理にも舌鼓を打つことができます。全国的に見てもかなり大規模なフェスとなっていますので、初心者の方はまずこのフェスを押さえておけばOKです。2020年、2021年共に開催中止となっていますが、2022年の開催に期待しましょう。

COUNTDOWN JAPAN

開催時期:毎年12月28日 – 12月31日
初回開催:2003年
COUNTDOWN JAPANは、幕張メッセを全面的に使った年越し最大級のフェスです。

最初の頃は7ホールであったが最終的に11ホールとかなり大規模となりました。さまざまなロックバンドや有名なアーティストが集うイベントであるため、大規模なフェスを体験してみたい人にはとてもおすすめの内容です。

2020年の年越しは残念ながら開催なしとなりましたが、今年に関しては現在のところ中止や延期の情報は発表されていません。

氣志團万博

開催時期:毎年9月
初回開催:2003年
氣志團万博は、毎年9月に千葉県袖ケ浦市袖ヶ浦海浜公園で行われているロックフェスです。

その名の通りアーティストの氣志團が主催しており、対バン型のアツいフェスティバルになっています。有名なアイドルやアーティストも参加しているため、メジャーな音楽を楽しむことができます。

バンド同士の競っている姿を見てみたい方にはおすすめのイベントです。

2020年、2021年ともに中止となっていますが、氣志團の綾小路翔氏がハッピーをしているコメントを確認する限り2022年開催の可能性が高いイベントです。

JAPAN JAM

開催時期:毎年ゴールデンウィーク中3~4日
初回開催:2010年
JAPAN JAMは、毎年ゴールデンウィークに千葉蘇我スポーツ公園で行われる大規模なフェスです。

かなり大規模なフェスですが、ステージ間の移動がわずか1分でできるという大規模ながらコンパクトな会場運営をモットーにしているため効率よくフェスを楽しめます。

広大な敷地で道に迷ってしまうこともないのでフェス初心者の方でも楽しむことができます。

有名なアーティストから物珍しいアーティストまでさまざまな方が参加しており、THEフェスというものを楽しみたい邦ロック好きな方にはおすすめのフェスとなっています。

2020年は開催中止でしたが、2021年は感染対策を行った上で開催に踏み切りました。そのため、来年もまた開催が期待できます。

サマーソニック

開催時期:毎年8月上旬から中旬の2日間
初回開催:2000年
夏といえばサマソニ。サマソニといえば夏。

それほどまでに夏の風物詩となったのがSUMMERSONICです。サマーソニック(サマソニ)は、都市型夏フェスというコンセプトのもと、日帰りで楽しめるフェスとして開催されています。

ジャンルは洋楽ジャンルが昔は多かったようですが、現在は邦楽やK-popなどの多様なジャンルのアーティストも参加しており、盛り上がりを見せています。

様々な会場があり、外でのステージや室内のステージなど好みのステージで見ることができます。2020年はオリンピックの開催やコロナの影響で中止となりましたが、2021年は9月下旬に現在のところ開催が見込まれています。

中部地方のロックフェス


FUJIROCKFESTIVALを中心に中部地方のロックフェスも有名どころがあります。ここでは特に大きな二つのロックフェスについてご紹介いたします。

フジロックフェスティバル

開催時期:毎年7月下旬
初回開催:1997年
フジロックフェスティバルは、日本のロックフェスティバルの先駆けであり、今やいちばん有名なロックフェスと言えます。日本を問わず世界から有名なアーティスト、ミュージシャンが集まり、ライブをする国内最大級のフェスです。

キャンプをしながら3日間フェスを楽しむことができることが他のフェスにはない魅力と言えます。前夜祭から始まり、夏祭り気分まで味わえるという楽しみ要素の多いフェスです。2020年は開催中止となりましたが、2021年は感染症対策をした上での開催となりました。

SNS上でも一部物議を醸したフェスの開催でしたが、感染対策のあり方や新しい生活様式の中でのイベント開催を考える上では、一つの物差し・指標と言えるイベントであったことは間違いないところです。

SWEET LOVE SHOWER

開催時期:毎年8月
初回開催:1996年
SWEET LOVE SHOWERは、スペースシャワーTVなどが主催の音楽フェスです。

古くから開催されており、2007年から2日間にわたる大規模な野外フェスへと変化しました。2014年からは3日間になり、様々なジャンルのアーティストが参加するフェスとなりました。有名な邦ロックアーティストも多く、邦ロックファンにとっては最高のフェスと言えるでしょう。2020年はオンラインイベントとなり、2021年は開催中止となりました。

初回開催が1996年という歴史あるフェスです。よって来年以降の復活開催も期待されるところです。

近畿地方のロックフェス


関西もまたロックフェスの本場の一つと言って良いでしょう。昔からあるフェスはもちろん、ここ10年ほどで想像した新たな世代のロックフェスも存在します。

RUSH BALL

開催時期:毎年8月下旬から9月上旬
初回開催:1999年
RUSH BALLは、関西で開催される大規模な夏フェスです。様々な邦ロックなどのアーティストが集うフェスで、有名なアーティストからコアなアーティストまで様々な層が楽しめるフェスといえるでしょう。

音楽好き(しかもやや玄人)におすすめのフェスといえば、これです。

2020年に開催されたものの、主催者発表によれば「感染対策を徹底したことも手伝いクラスターの発生まで至らなかった」というフェスです。2021年も感染拡大防止ガイドラインなどを徹底した上で、8月28・29日で開催されました。

京都大作戦

開催時期:毎年7月
初回開催:2008年
京都大作戦は、ロックバンドの10-Feetが主催する大規模ロックフェスです。フェスと言うとゴミが多いイメージがありますが、このフェスではリユースカップが用いられたり、演奏終了後にアーティストの呼びかけにより、ファンがゴミを拾うというゴミを出さないフェスという良い試みが行われています。

ロックフェスでありながら、レゲエやヒップホップ系のアーティストも参加しており、多様なジャンルを取り扱っています。2020年は開催中止、2021年は感染症対策を講じて実施されましたが、3日目、4日目は中止という形になりました。

2022年こそフルでの開催が期待されます。

OTODAMA 音泉魂

開催時期:毎年9月頃
初回開催:2005年
OTODAMA 音泉魂は、清水音泉が主催する大規模な夏フェスです。主催者本人の名前の「音泉」と「温泉」をかけて、会場のステージ名が温泉を彷彿とさせるような内容になっています。

邦楽ロックをメインに開催する関西圏で見てもかなり大規模なフェスになっており、音楽が好きな人やフェスに行ってみたい人には行きやすいフェスでしょう。

有名なアーティストから根強いファンが多いアーティストなど様々なジャンルの音楽を楽しむことができます。2020年は開催延期、2021年も来年に持ち越しとなりました。2022年の開催が待たれます。

コヤブソニック

開催時期:毎年夏から秋頃
初回開催:2008年
コヤブソニックは、お笑い芸人である小籔千豊氏が主催する音楽フェスです。ミュージシャンと芸人のコラボ企画など他のフェスとは違った楽しみ方ができます。

もともとは野外型のフェスでしたが、2012年の2日目から屋内会場での開催となりました。

お笑い芸人もテレビに良く出演するような有名人が多く、アーティストも邦ロック中心ではありながらもアイドルなども出演する大規模なイベントになっています。

音楽好きの人以外にも、お笑い芸人が好きな人も楽しめるイベントです。2020年、2021年ともに開催中止となりましたので、2022年の開催に期待です。

イナズマロックフェス

開催時期:毎年9月の3連休
初回開催:2009年
イナズマロックフェスは、アーティストであるT.M.Revolutionの西川貴教氏が主催するロックフェスです。

有名アーティストのライブが見れる有料のステージや無料で見られるステージ、さらに新人アーティストの応援のためのステージやご当地キャラやお笑い芸人のステージなどがあり、気軽に楽しむことができます。

またご当地B級グルメなども楽しめるエリアやキッズエリアなどもあるためライト層やファミリー向けとも言えます。滋賀県に対して莫大な経済効果をもたらしていることから、国内外から多くの注目を集めるイベントとなりました。

大物アーティストなども多数出演しており、音楽にそこまで詳しくない人でも安心して楽しむことができます。2020年は開催中止、2021年は感染症対策を実施した上で開催を見込んでいたところ、最終的な判断として開催中止となりました。

2022年の開催に期待しましょう。

COMIN’KOBE

開催時期:毎年4月下旬から5月下旬
初回開催:2009年
COMIN’KOBEは、阪神淡路大震災の復興イベントとして毎年開催されていたGOING KOBEを改名して行われているチャリティイベントです。

毎年来場者に募金を求めており、集まった寄付金・支援はさまざまな災害の復興支援として使われています。

邦ロックを中心に様々なアーティストがたくさん集まるので、音楽好きの方にはおすすめのイベントとなっています。

2020年は初めての開催中止、2021年は例年より遅れての10月31日に開催予定です。

中国・四国地方のロックフェス


中国四国地方はロックフェスがあまり多くない地方として知られていました。しかしそれはもう昔の話です。

ここでご紹介するように、二つの大きなロックフェスが急成長を遂げています。

MONSTER baSH

開催時期:毎年8月下旬
初回開催:2000年
MONSTER baSHは、中四国最大級のロックフェスティバルです。このフェスではソロアーティストも多く参加しており、バンドのフェスというよりはアーティストのフェスと言い換えたほうが適切なくらいです。

多様なジャンルを取り扱っています。国営讃岐まんのう公園で毎年行われており、現在4会場を使って3日間行われています。2020年は中止、2021年は県からの中止要請を受けての中止となりました。2022年の開催に期待しましょう。

WILD BUNCH FEST

開催時期:毎年8月下旬の土日
初回開催:2013年
WILD BUNCH FESTは、中国地方の野外開催のロックフェスの規模としてはかなり大きなフェスです。

邦ロックファンにはたまらないセットリストになっており、音楽好きな方におすすめなフェスといえるでしょう。

公式サイトにSpotifyのプレイリストが公開されており、試しに聴いてみるのもありかもしれません。2019年からは3日間の開催となっており、2020年は開催延期からの中止、2021年は感染症対策を実施した上での開催が見込まれています。

九州・沖縄地方のロックフェス


最後にご紹介するのは九州・沖縄地方のロックフェスです。

残念ながらこのエリアはあまりロックフェスの開催が多くありません。しかしここでご紹介するひとつのロックフェスが九州・沖縄地方にロックの風を吹き込んでいます。

詳細を確認していきましょう。

THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL

開催時期:毎年10月
初回開催:2018年
THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVALは、明治維新から150周年を記念して開催されたフェスです。

ステージは3つあり、どれも鹿児島の地名が名付けられています。ゆくゆくはスポーツや食とも親交のあるフェスにしたいという主催者の願いもあり、九州ではかなり大規模なフェスとなりました。

シンガーソングライターからロックバンドまで様々なアーティストが参加しており、音楽好きにはたまらないフェスであると言えます。2020年、2021年ともに開催中止となっていますので、来年の開催に期待が高まるところです。

まとめ


NO MUSIC,NO LIFE
NO ROCK, NO LIFE

全ての音楽ファンの方々の為に、ここでは「忘れない」という意味もこめて全国のロックフェスで特に有名なものをピックアップしてまいりました。2020年・2021年両年とも開催を断念せざるを得なかったロックフェスも多数存在します。

しかしその一方、2020年は開催を断念しつつも2021年は感染対策を行った上で開催に踏み切ったフェスもあります。

2022年はどんな形でフェスが開催できるのか、そしてこの原稿が公開された2021年秋から1年が経ち、2年が経ち・・・「こんなこともあったな」と、ときどき本記事を読み返していただければと思います。

その頃には「新型ウイルス感染症で、あの時大変だったよね」と、従来の生活スタイルでこの記事を身近な誰かとお読みいただけるように願っています。