男性は女性と会話する時、どうしても自分を良く見せたかったり都合の悪いことを隠そうとしたりする動きがみられます。
つまりあの言葉は本当なの?と、女性は都度判断しなければなりません。
そこでここでは、男性の心理を覗く裏技として男性が嘘をついている時や精神的に動揺している時に見せる可能性の高い、いくつかの兆候についてご紹介していきます。
これらの兆候を組み合わせて判断すると、相手がどのような嘘をついているか?相手の本音はどうか?など、男性の心理の裏側が見えてくることでしょう。
男性の心理を覗くための解析ポイント&心理解説
ここからは男性の心理を覗くための解析ポイントと心理について、それぞれ解説していきます。
それぞれの項目ごとに解析すべきポイントとその行動を取っている時の男性の心理について、一般的に考えられることを解説していきます。
眼球の動き
まずは眼球の動きに関連する男性の心理チェックポイントをご紹介していきます。
「目は口ほどに物を言う」と昔からよく言います。
それと同じことで眼球の動きである程度男性がどのようなことを考えているか、また動揺しているかどうかをチェックすることが可能となっています。それではひとつずつ確認していきましょう。
動きが早い
動きが早いのは目が泳いでいるとも言えます。
目が泳いでいる男性は信用ならないと昔から言う通り、動きが早い時は動揺していたり何かを必死に考えている可能性が高いと言えるでしょう。
フラットに言えば頭をフル回転させてあなたへの回答を探している状態です。
例えば会話の中でコアに迫るような質問をした時に、相手の眼球の動きが早いと何かあなたに対して取り繕おうとしたり、嘘をつこうとして適切な答えを探している状況と考えられます。
また、相手が単純に綺麗な女性を前にして緊張し、目が泳いでしまっている可能性もあります。
しかしこの場合はあなたが相手に対してにっこりと笑いかけてあげたり「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」と一言添えてあげるだけで、通常は目の動きがストップするはずです。
緊張して目が泳いでいるのであれば緊張する要素がなくなり、そこで眼球を動かす必要がなくなるからです。
ちなみに眼球が動くのは無意識な反応となります。
よって本人は相手から指摘されるまで、自分の目が泳いでいたり眼球が動いていることに気づかないケースがほとんどです。
そうでなければ、何か考えて状況を打破しよう・打開しようと考えている可能性があります。
ちなみに一般的な心理学の世界では、眼球の動きが斜め下方向に動いている時は何かあなたに対してやましいことがあったり後ろめたいことがある時と考えられます。
眼球が斜め下に向く時は心理的に自問自答しているケースが多く、あなたの話を聞いておらず自分の中で答えを探している状況と考えられるからです。
目が据わっている
先ほどご紹介した眼球を素早く動かしているタイミングは、頭がフル回転していたり何か頭の中で必死に物事を考えている時です。
反対に目が据わっている時は感情が動いておらず、何か一大決心をした後や精神的にブレが全くない状態と考えられます。
よってこのタイミングで何かあなたに対して重要なことを話していたり、プロポーズのようなことをしている時は、相手が考えていること・話していることは本当だと受け取って良いでしょう。
ちなみに特殊な訓練をすると動揺していても目が座っているように見せかけることもできます。
しかしそれはあくまでも探偵業や潜入捜査官など、ドラマに出てくるような特殊な職業かつ専門家の指導のもとで本格的に訓練した場合のみです。
それほどまでに目の動きは、心理的に自分に嘘を付けないものでもあります。
よって一般的な日本人男性にここまで訓練できるケースはほぼありません。安心して額面通り受け取ってよいでしょう。
変に必死な目をしている
例えば浮気を疑っているタイミングや、お金に関して問い詰めている時、変に必死な目をして全力で否定してくることがあります。
お金に変に必死な目をしていたり変に目が座っている時は相手がウソを言っている可能性も十分に考えられます。
あまりにも必死なのでついつい本当だと信じてしまいがちですが、そもそも自分の正当性(ウソ)を主張している時は、あなたに疑われているということはどうでも良いのです。
とにかく自分の主張が正しいと判断されることに全精力を傾けています。よってこのように必死な目になってしまいます。
しかし、よく考えてみてください。
例えばあなたが大事な人から無実の罪や行動で疑われているとき、どんな感情が先立ちますか?
おそらく多くの方は相手に疑われていることに悲しさや焦り、申し訳なさが出てくるはずです。
その感情は必ず目の動きに出てきます。
誤解を解こうとしている目には「悲しさ」や「申し訳なさ」がまず出てくるはずです。
つまり相手に疑われてしまって悲しいという目をするはずなのですが・・・嘘をついているときは自分の嘘を貫き通そうというところだけに必死になってしまいます。
よってかなり必死な目をして自分の無実を主張する傾向にあります。
もちろん全ての方がそうだということではなく、あくまでも一般論です。ただし筆者の知り合いの元捜査関係者は、過去に同様の解析を行っていました。
統計的には目の動きで相手がウソを言っているかどうか、ある程度判断が付くと言えるでしょう。
まばたきが多い
異常にまばたき(またたき)が多い時には、どんな行動や心理が考えられるでしょう?
結論から言ってしまえば、まばたきが多い時は自分が動揺してしまっている時と考えられます。
つまりこれも残念ながら、相手がウソを言っている可能性が高いと言えるでしょう。
例えば突っ込まれると嫌な話題の時にまばたきが多くなると、その話題に関連して何かあなたに対して隠し事があると考えられます。
特にこれは心理学的に何かを隠そうとしている行動なのではなく、どちらかと言うと単純に精神が動揺したり、心拍数が上がった関係で目が乾燥したような感覚に襲われ、まばたきをするケースが多いようです。
どうしても目の動きは本能的・不随意的なものなので、よほど訓練していない限りごまかし切ることは難しいものです。
したがって瞬きが多い相手・話題は、何か相手に考えていることや嘘が紛れ込んでいると考えてよいでしょう。
目をつぶることが多い
会話中に相手が目をつぶることが多く、まばたきを通り越して完全に目をつぶってしまっている!というケースもあります。
こちらについてはやましいことがあり、相手に目の動きから感情や考えていることを察知されまいとする本能的な防御反応と考えられます。
特に心理テクニックや心理学を学んだことのある経験者に多い傾向です。
「眼球から相手の感情や考えていることを読み取れる」という事実を知ってしまっているので、先入観からやましいことがあるときに目をつぶって相手の感情の分析を妨害しようとする動きをします。
このパターンもまた、相手があなたに対してやましいことを隠し持っている可能性が高いので注意しましょう。
わずかに目を見開く
会話の途中にふと相手が目を見開くことがあります。
それもわずかに目を見開くといった具合で、特に大きく見開くわけではありません。
このサインを見逃してはいけません。
これはあなたが相手の予想に反することを言ったり行動を起こしており、相手が驚いて目を見開いた可能性が高いからです。
例えば何か交渉事をしている時あなたが交渉材料を一つ出したとしましょう。
その時相手が僅かに目を見開いた場合、相手にとって予想外の条件提示だったことが考えられます。
つまり相手にとっては良い条件すぎて少し驚いているといったイメージです。
しかしこのとき相手が交渉上手だと、上手く条件をさらに引き出そうとすることが考えられます。これは男女の恋愛の駆け引きでも言えることです。
そこで相手が交渉の時に目を少し見開いたら、少し様子を見ましょう。
おそらくその条件で相手の満足できるラインに達しているはずなので、様子を見ながらその路線から離れずに交渉を続けるのです。
呼吸
続いて、呼吸に関連する男性の心理を覗く裏技を解説していきます。
オンラインだとなかなか分かりづらいものでもありますが、電話で話している時や実際に対面している時など・・・
相手の呼吸に耳を傾け解析をしてみると、相手が考えていることが意外と分かったりします。
変に鼻をすする
男性に何か問い詰めた時、相手が変に鼻をすすったりすることがあります。
これは単純に鼻をすする数秒でも、自分の回答期限を先延ばししているという心理が考えられます。
全国的な統計があるわけではありません。
しかし筆者の経験上・頂いた情報を整理すると、全国的に25歳以上~45歳くらいの男性によく見られる傾向です。
この件について特に学術的な研究があるわけではないのですが、筆者が考察するにおそらく部活やスポーツ関係の少年団などでコーチ・監督などから叱責された時、回答がなかなかできないので・・・
とりあえず鼻をすすって時間を稼ごうとするテクニック・処世術のようなものと考えられます。
全国的にこのテクニックが広まったため、大人になっても同じ行動をとる男性が多いものと考えられます。
心拍数が高そう
何か突っ込まれた時に、どうしても人間は心拍数が上がる傾向にあります。
心拍数が高くなるとこの後ご紹介するように顔が紅潮したり、汗をかいたりすることがあります。
つまり心拍数が高そうな時、相手は何か嘘を言っている可能性があると思って良いでしょう。
ただし単純にあなたと会話していて緊張しているだけ、という微笑ましい限りのケースもあるので、他の要素と組み合わせて判断したいところです。
顔が紅潮している
人間誰しも嘘をつくと顔色に出るものです。つまり顔が紅潮している時は何かしら「ウソ」や、それに近い事を話している可能性があります。
声の大きさ
声の大きさに関して考えられるケースをご紹介していきます。
以下のような兆候が見られたら相手は嘘を言っている可能性があります。
変に大きい
声が変に大きい時、相手は都合の悪い事を勢いに任せて言ってしまっている可能性があります。
その他相手からツッコミが入らないようにわざと声を張り上げ、ツッコミが入らないように先回りして防御している可能性もあります。
基本的に会話していて声を大きく張り上げる必要性はないので、可能性としては相手が何か後ろめたいことを持っている可能性もあります。
ただしその一方で、単純にテンションが上がったり興奮しているため、嬉しさのあまり声が大きくなってしまっているというケースもあります。
状況に応じて判別するようにしていきましょう。
声の震えがある
声の震えは相手が嘘をついていたり、精神的に動揺している時に出るものです。
よって相手の語尾がわずかに震えていたりする場合は、嘘を言っている可能性が極めて高いと言えるでしょう。
会話のリズム
会話のリズムからも、男性の裏の心理を読み取ることが可能です。ここでは特に注意しておきたい「リズム」について2点ご紹介致します。
畳み掛けるように速い
畳みかけるように会話のリズムが速い時は、あなたの話を聞かず自分の主張だけを押し通そうとしている可能性があります。
「畳み掛ける」という文字通り、相手に反論の余地を与えず言葉を矢継ぎ早に紡ぐことで、無理やり納得させようとする動きと考えられます。
ただし、その一方で単純に緊張して早口になっているだけというケースも考えられます。
状況に応じて判断を変えていきたいところです。
沈黙が多い
沈黙が多い時は、反対に男性の言葉に嘘はなく心から思っていることを話していると考えられます。
男性は嘘をついていたり何かやましいことがあるとき、矢継ぎ早に言葉を繰り出して相手に反論のチャンスを与えないように動くものです。
よって沈黙がある時には、相手は熟考に熟考を重ねた結果発言しているケースが多く、特にこの兆候が出ている時には相手の嘘は心配しなくても良いでしょう。
姿勢
続いて姿勢についてご紹介していきます。
姿勢もまた、男性の心理状態や精神状況が色濃く反映される要素でもあります。
どのようなタイミングで嘘をついている・精神的に動揺していると考えられるか、まとめてみました。
やや猫背
自分に自信がないときや発言の内容に責任を持ちきれない時、相手はやや猫背になることがあります。
これは相手からの攻撃を避けようとしたり、自分を守ろうとする本能的な動きと言えるでしょう。
とは言いつつ、普段から猫背の男性も多数いらっしゃいます。
よって猫背であることだけで判断はつきません。
しかし会話のスピードやリズム・内容からしてちょっと怪しいかな?と思った時、相手が猫背だとほぼリーチ状態と言えます。
足・腕・指を組んでいる
「クローズドポジション」という言葉があります。
これは心理学用語で相手とあなたの間に腕や手・足が介在する状況のことを言います。
クローズドポジションは一般的に相手に対して警戒感を持っていたり、拒絶の意思を持っている時に見られるポーズと言われています。
そのため、あなたと会話している時に足や腕・指を組んでいる状態の時は何かしら、あなたに対して警戒心をもっていたり、秘密がばれないように頑張っている状況と考えられます。
イメージ的に一番多いのは、男性が腕を組んで話している時ではないでしょうか。
相手が腕を組んで話している時、どうしても言葉の信憑性や内容に違和感を覚えることがあります。
そんな時は相手がクローズドポジションで自分の嘘がばれないように警戒している可能性が高いと言えます。
中には完全に「クセ」で、クローズドポジションを取りがちな男性もいらっしゃいます。よって本当の事を言っている時でも緊張してしまい、クローズドポジションになってしまうケースもあります。
ただし基本的に状況証拠から考えて怪しい!と感じた時、相手がクローズドポジションなら疑う余地はあります。
ちなみに反対の言葉は「オープンポジション」で、この場合は相手が腕や手を開いていたり足を組んでいなかったりと、文字通りオープンな姿勢であなたと会話しています。
精神的に動揺や緊張が見られる状態でオープンポジションになれる人物は、よほど専門的な訓練をされている人達です。
よって一般的なシーンで言えばオープンポジションの場合、相手の言葉に嘘はないと考えても良いでしょう。
貧乏ゆすりをしている
貧乏ゆすりをしているかどうかは、相手が着席している時限定の判別方法です。
相手が貧乏ゆすりをしている時、何か精神的にストレスを抱えている可能性が高いと言えるでしょう。
またイライラしている時に貧乏ゆすりをするケースも見られます。
いずれにしても不安定な精神状態であなたと会話していると考えてよいでしょう。
安定しない精神状態の原因を探っていくと、相手の心理の裏側が見えてくることもあります。
また悪質なケースでは、嘘をついている時にあえてイライラしている様子を表現することで、自分の言葉に嘘がない・自分は正当であるとアピールしてくる男性もいます。
そのため、貧乏ゆすりをしている時には相手が威圧的に感じることもありますが・・・
臆することなく、相手が本当の事を言っているかどうか冷静に判断するようにしたいところです。
まとめ
今回は男性の心理や、言葉の裏側にあるものを見抜くための方法を、いくつかの身体的兆候にカテゴリ分けしてご紹介してきました。
もしかしたらあなたの周りにいる男性も、同じような行動をしていませんか?
色々と裏側が見えてきてしまったり、相手の言葉に嘘があると、人付き合いも疲れてしまいます。
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