岡山県倉敷市にあります「大原美術館」をご紹介します。
倉敷の実業家である大原孫三郎が設立した美術館で西洋美術の私立では最初となる美術館です。
画家である児島虎次郎が収集した西洋画をはじめ約3000点もの美術作品を収蔵しています。
大原美術館は本館、分館、工芸・東洋館と分かれています。
本館ではギリシャ神殿の様な建物で印象派などの西洋画を中心にヨーロッパやアメリカの現代美術も展示されています。
世界でも有名な画家”クロード・モネ”の「睡蓮」や”エル・グレコ”の「受胎告知」など教科書に載っているような作品も展示されています。
また本館2Fにある”レオン・フレデリック”制作の「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」は7枚のパネル、幅11mの超大作となり、本館はその作品のために本館を設計したぐらいのダイナミックな作品ですので見る価値ありです。
その他、”アメデオ・モディリアーニ”の「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」や児島虎次郎作の「和服を着たベルギーの少女」など多数有名作品を展示しています。
本館で知っておきたいところは2Fにある丸い飾り窓で細かい装飾の美しいデザインもチェック。
本館では館内ツアーも行っており学芸員の方たちが作品解説をしてくれます。
また音声ガイドのレンタルもでき主要作品を詳しく解説してくれます。
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