多くの人が利用しているマッチングアプリ。

新しい出会いに繋がる便利なツールですが、近年、マッチングアプリを使ったトラブルが増えており、テレビや新聞も報道されています。

 

そこで今回は、マッチングアプリを利用する際に起こりがちなトラブルを紹介し、被害に対する対処法・相談先、要注意人物についてご紹介します。

 

マッチングアプリは彼氏ができた結婚できたという話がある一方、トラブルにに遭う可能性があることを忘れてはいけません。

 

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【実際】マッチングアプリってトラブルがあるの?

マッチングアプリは便利なサービスですが、トラブルや犯罪に巻き込まれる可能性があることに注意すべきです。

例えば、マッチングアプリを使って投資詐欺を働いたり、強制的な性的行為を行ったりするといった事例が報道されています。

 

悪意ある人物はで偽のプロフィールを作成して、SNS上の異性に次々とコンタクトを摂り、信頼を築いてから金銭を騙し取ったりします。

また、マッチングアプリで出会った人物から梅毒に感染したと思われる数が急増していることも報道されました。

 

【1】マッチングアプリのトラブル:よくあるトラブルの場合

それでは、マッチングアプリではどのようなトラブルがあるでしょうか。

トラブルを知っておけば、トラブルを回避することもできます。

自己防衛のためにも、どのようなトラブルがあるか知っておきましょう◎

 

※これからご紹介するのは、あくまで例です。マッチングアプリでは必ずこれだけのトラブルが起こるとは限りませんし、ご紹介した内容以外のトラブルが起きる可能性もあります。※

 

ドタキャンされる

マッチした相手といざ会おうとしても、約束をすっぽかされることがあります。

急な用事ができたのか、好みの容姿ではなかったのか、金銭的な問題が遭ったのか、理由はそれぞれですが、連絡もなくドタキャンされる可能性があります。

 

おごりトラブル

食事をした相手に会計を半分出そうとしたら「全額払う」と言われたものの、「付き合う気がない」ことを伝えたら「全額返せ」と言われるトラブルもあります。

また、食事代を男性が全額払うのか、割り勘なのか、女性が多く払うのか、その時々によって異なるので心積もりは必要です。

 

写真が実物と違う

プロフィール写真ではスマートなイケメンだったのに、実際に会ってみるとぽっちゃりしていた・・・なんてこともあります。

よくよく話を聞いていると、プロフィールの写真は数年前の一番痩せていた頃の写真だとか。

写真と実物があまりにも違うと詐欺に遭った気分になりますね。

 

悪質な客引き

マッチングアプリで出会った異性をぼったくりの居酒屋やバーに連れていくトラブルもあります。

せっかくのデートだと思ったのに、悪質な客引きだとガッカリするどころか、必要以上に代金を請求され・・・悪質な場合は警察や弁護士に相談しましょう。

 

【2】マッチングアプリのトラブル:身体だけ求めてくる場合

続いて、出会いは出会いでも、身体だけの出会いを求められるマッチングアプリトラブルもあります。

 

ヤリモクがいる

「彼氏彼女が欲しい」「結婚相手を探している」と聞いていたのに、蓋を開けたらただのセ○レでしかなかったというヤリモクもいます。

お互いの利害が一致していればいいのですが、そうでないなら無理に会う必要はありません。

すぐに別の人を探しに行きましょう◎

 

独身と偽られる

マッチした異性が「独身」と聞いていたのに実は「既婚者」だったというトラブルもあります。

この場合、相手の配偶者から慰謝料請求をされる可能性もあります。

 

ただし、既婚者だったことは全く知らなかったと主張することも大切です。

既婚者と知らずに付き合ってしまった、独身だと嘘をつかれてい場合、貞操権侵害で慰謝料請求ができるケースもあります。弁護士に相談してみましょう。

 

【3】マッチングアプリのトラブル:窃盗等の場合

マッチングアプリで知り合った人物から窃盗被害を受けるケースもあります。

よくあるのがお財布に入っている現金が抜き取られる被害です。

 

例えば、女性が現金5万円、男性が現金4万円と盗まれるといった被害があります。

女性も男性も、初めて会う人には注意が必要です。

▶参考:マッチングアプリを悪用した窃盗事件が複数発生

 

【4】マッチングアプリのトラブル:名誉毀損の場合

マッチングアプリで知り合った人物に名誉毀損されるトラブルもあります。

例えば、SNSで個人情報が晒される被害が多いです。

 

「この人物が既婚者だった」「ヤリモクだった」「お金を貸したら連絡がつかなくなった」などアプリのプロフィール写真やLINEの写真がTwitterなどで晒されてしまいます。

 

また、「〇〇しなければ晒す」といって脅しに使われるケースもあります。

こちらも、初めて会う人物とはむやみに写真を撮らない、撮らせないなど注意が必要で、警察や弁護士に相談をしてください。

 

【5】マッチングアプリのトラブル:マルチの場合

マッチングアプリでマルチに勧誘されるトラブルもあります。

つまり、マッチングアプリを本来の目的で使用せず、ビジネスや勧誘目的で悪用する人もいます。

 

例えば、副業や人生に関するセミナーに誘われる、良いものだからと物の購入を勧められるケースがあります。

中には、マルチのメンバー同士でブッキングすることを避けるため、プロフィールに暗号を入れているケースまであるとか。

 

【6】マッチングアプリのトラブル:ストーカー被害

良い人そうだ、真剣なお付き合いに発展したいと思っていたら、ストーカー被害に遭うこともあります。

マッチングアプリで出会う全ての人がストーカーになる、というわけではありませんが、注意が必要です。

 

また、最近のストーカーは移動などを監視するだけでなく、ネット上のサイバーストーカー被害に遭う可能性もあります。

必要以上に個人情報を渡さないようお気をつけください。

 

【7】マッチングアプリのトラブル:性被害の場合

マッチングアプリでは性被害に遭う可能性にも気をつける必要があります。

マッチングアプリの性被害を調査しているアメリカでは、被害者の1/3は首を絞められたという調査もあります。

 

マッチングアプリに限らずさまざまなシーンで性被害に遭う可能性はありますが、特に初めて会う人物には注意し過ぎるに越したことはありません。

 

飲み物に薬物を入れらる

マッチングアプリではデートレイプドラッグに気をつける必要があります。

デート中に飲み物に薬物を盛られ、意識が朦朧としたり、ハイな状態でレイプされる被害があります。もちろん、この性行為に同意なんてありません。

被害に遭った、遭ったかもしれないという場合はできるだけ早く警察に相談し、場合によってはアフターピルの使用も検討します。

一人で悩まず、周囲に助けを求めてくださいね。

 

リベンジポルノ

本人の同意なく、性的な写真や動画を晒されるリベンジポルノのリスクもマッチングアプリにはあります。

場合によっては、自宅の住所やアカウント名など個人情報も一緒に晒される可能性もあり、質なデジタル虐待でもあります。

被害に遭わないのが一番ですが、もしも被害に遭った場合は警察や弁護士に相談しましょう。

 

性感染症に感染してしまう

マッチングアプリでは性病にかかる可能性もあります。

特に、マッチングアプリといったSNS経由で梅毒の感染が徐々に広がっているという説が報道されています。

 

マッチングアプリの利用率が高い都道府県と人口あたりの梅毒感染者数には関係性があるというデータがあることから、マッチングアプリなどSNSからも梅毒が広がっているのではと言われています。

▶参考:増えてる「梅毒」、マッチングアプリやSNSでの出会いが原因なの? 過去最多の1万人超えの性感染症、専門家に聞いてみた

 

【8】マッチングアプリのトラブル:詐欺被害の場合

性被害だけでなく、マッチングアプリでは詐欺被害にも気をつける必要があります。

 

美人局

美人局(つつもたせ)被害は男性が被害に遭いやすいトラブルです。

例えば、マッチングアプリで出会った女性と深い関係になると、彼氏や旦那を名乗る人物が現れ、慰謝料などを請求される詐欺です。

 

マッチングアプリ以外のシーンでも美人局の被害に遭うことはありますが、美人局でお金を騙し取られたり、場合によっては恐喝で逮捕される事例もあります。

 

結婚詐欺

マッチングアプリでは結婚詐欺にも気をつける必要があります。

結婚しようと好意を寄せられている相手から、同情を誘うような理由でお金を貸して欲しい、または会社に出資や投資してほしいと、もっともらしい理由でお金を要求してきます。

 

場合によっては必ず返すからといって、ア○ムなど消費者金融からお金を借りてくるようお願いされることも・・・。

 

しかし、お金を渡すと、連絡がつかなくなったり、姿をくらまされる結婚詐欺も存在します。

お金を要求されても、むやみに出さないのが身を守るポイントです。

 

FX・暗号資産・投資詐欺

マッチングアプリで知り合った相手から、投資やFX取引、暗号資産取引を持ちかけられる事があります。

しかしこの投資は全くのデタラメで、アプリで取引ができたとしても、このアプリ自体が偽物というケースすらあります。

 

また、詐欺師は高級ブランドを身に着けていたり、高収入な仕事をしていると装い、もっともらしい話をして金銭をだまし取っていきます。

表には出て来ない儲け話、リターンが大きい話、何億も稼いだトレーダーなど、マッチングアプリで知り合った人物からその話が出てくると要注意。

 

詐欺師が逮捕される事件が跡を絶ちません。

▶参考:うその投資話、130人から9千万円詐取か マッチングアプリ利用男性に投資詐欺の疑い、男女5人逮捕 千葉県警

 

国際ロマンス詐欺

マッチングアプリから国際ロマンス詐欺に遭う可能性もあります。

自称外国人や外国にいる人物からFXや暗号資産の投資話を持ちかけられるも大嘘で、また、愛するあなたにプレゼントを贈ったと言いつつ関税や送料を振り込むよう言われる詐欺です。

 

国際ロマンス詐欺にはさまざまな手口がありますが、マッチングしてすぐLINEで連絡したいとLINEに誘導され、毎日何回もメッセージが届くいうケースがあります。

外国人がLINEを使い、時差があるのに頻繁に連絡がつくのがおかしいという特徴もあります。

 

▶参考:国際ロマンス詐欺で男2人を逮捕 5億円被害か

 

【要注意】マッチングアプリで気をつけるべき人の特徴

マッチングアプリでは怪しい相手に気をつける必要があります。

ここでは、マッチングアプリで特に気をつけるべき相手の特徴をご紹介します。

このような特徴を持つ人物とは警戒すべきです。

 

1.既婚者の場合

マッチングアプリで出会う相手の中には、独身と自称する既婚者がいる可能性があります。

既婚者と関係を持ってしまうと、相手の配偶者から慰謝料請求される可能性も考えなければいけません。

 

土日の日中しか会えない、人目につかない場所でしか会えないなど、会える時間や場所が限られている人物は既婚者を疑ってみてください。

また、ファミリーで行く場所もやけに詳しいなど、怪しいポイントもあります。

 

2.詐欺師の場合

詐欺を行うつもりで、マッチングアプリを利用している詐欺師もいます。

相手を騙すことに長けている詐欺師を見抜くことは難しいこともありますが、マッチングアプリ経由で知り合った人物が高収入であることを匂わせてきたり、経歴がウソっぽいと感じたら、一旦距離を取ってみてください。

 

また、イケメンではなくても結婚詐欺を働く詐欺師もいます。ご注意ください。

 

3.日本語がカタコトの場合

・両親や祖父母に日本人がいて、日本人と外国人のミックスやクウォーター

・幼少期に日本で住んでいたことがある

・仕事で日本に来たことがある

このような設定でカタコトの日本語を使う外国人を装った詐欺があります。

それが国際ロマンス詐欺です。(もちろん、英語で話しかけてくる国際ロマンス詐欺のパターンもあります。)

 

手口は様々ですが、マッチングアプリで異性に接触し、密に連絡を取って相手を信用させ、お金や暗号資産を騙し取ります。

このような詐欺の場合、すぐにLINEで連絡するよう言ってくるのが特徴です。

 

自称外国人がなぜWhatsAppでもなく日本人ばかりが使っているLINEを使い、頻繁に連絡してくるのか。怪しいと思ったら距離を取ったり、ブロックして◎

 

また、国際ロマンス詐欺師は「愛している」「会おう」「結婚しよう」と言ってきますが、理由をつけて一度も会えない特徴もあります。

 

マッチングアプリで被害に遭ったときの対処法

マッチングアプリで被害に遭ったときの対処法をご紹介します。

 

ある日突然、マッチングアプリでなんらかの被害に遭うと、頭の中が真っ白になったり、どうしたりいか分からなくなることがあります。

こういうときほど、深呼吸して、冷静な行動を!

そして、今回ご紹介するような方法を思い出してみてください。

 

対処法1.証拠を保全・集める

まず、マッチングアプリを使って被害にあった時、証拠を保全することが重要です。

証拠とはやり取りしたメッセージの内容や電話の録音、送金履歴など、被害を証明できるものを指します。

例えば、性的な嫌がらせを受けたLINEの文章や、脅迫を受けたメッセージなどです。

 

証拠を取るときは、必ずスクリーンショットを撮るなどして画面を保存したり、印刷しておきます。ちなみに、LINEのトーク履歴はテキストを抽出できます。

また送金履歴もあれば、通帳をコピーしたり、ネットバンキングの送金履歴を印刷します。

 

警察や弁護士に相談する際も、この証拠を元に相談すると被害を伝えやすくなりおすすめです。

相手がメッセージを消す可能性もあるので、なるべく早く証拠を集めておきましょう。

 

対処法2.専門機関等に相談する

次に、警察や消費者ホットラインなど専門機関や弁護士への相談をオススメします。

どのような対処法が取れるのかをその道の専門家に相談をすると様々なアドバイス、場合によってはすぐに対応してもらえます。

どのような場所に相談したらいいかは、この後ご紹介します。

 

対処法3.運営会社に通報する

次に、マッチングアプリの運営会社に通報しましょう。

運営会社は、利用者が不正な行為をしている可能性がある場合には、アカウントを削除する取り組みをしています。

これ以上被害を受ける方が増えないようにしたいですね。

 

マッチングアプリで被害に遭ったときの相談先

マッチングアプリで被害に遭ったときの相談先をご紹介します。

ある程度相談先を知っておくことで、いざという時に役立ちます。

 

相談先1.警察

まず、詐欺やストーカー、性被害、誹謗中傷などの犯罪トラブルは警察に相談します。

特に性被害を受けた場合は、などはなるべく早く最寄りの交番や警察署に相談すべきです。

 

また、どこの警察署に相談したら良いかわからない時は、「#9110」の警察相談専用電話に電話すると相談窓口に繋がります。

※参考:警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/3.html

 

そして警察に相談する際は、どこの警察署・交番の、何課の、誰に相談したのかメモしておきます。

後日、再度相談する際にこの情報があるとスムーズに繋げてもらいやすくなります◎

 

相談先2.弁護士

警察の管轄外である、民事に関するトラブルは弁護士に相談します。

例えば、このような相談ができます。

・投資詐欺に遭ったけど犯人に返金するよう連絡を入れてほしい

・既婚者と知らずに付き合った相手に慰謝料を請求したい

もちろん、これ以外の内容も相談できます。

 

弁護士はあなたの代わりに、代理人として各所に連絡したり、交渉してくれる味方です。

男性にの弁護士にはちょっと相談しづらいということがあれば、女性の弁護士を探すと◎

 

また、無料で法律相談にのってくれるケースがあり(ホームページなどに記載されています)、法テラスでも無料で相談できます。

※参考:法テラス(国が設立した法律トラブルの総合案内所です)

https://www.houterasu.or.jp/

 

相談先3.消費者ホットライン

消費者庁や消費者ホットラインを開設しており、「188」に電話をかけると、身近な消費生活センターなどに繋がります。

通話料はかかりますが、無料で消費者トラブルについて相談できます。

 

このようなトラブルを相談できます。

・投資用にマンションを勧められ契約したけど解約したい

・勧められた商品を購入したけど、返金してほしい

 

ただし、実際に相手に返金や慰謝料を請求するには弁護士依頼するケースが多いです。

消費者ホットラインではあくまでも相談をしたり、別の専門窓口を教えてもらうことはできますが、弁護士のようにあなたの代わりになにかをできるわけではありません。

 

※参考:消費者ホットライン

https://www.kokusen.go.jp/map/index.html

 

相談先4.探偵事務所・調査会社

相手が音信不通になったり、相手の素性を調査したい時は探偵事務所や調査会社に相談したり、調査を依頼します。

 

例えば、このような内容を依頼できます。

・マッチングアプリで出会った人物は結婚しているか

・マンション投資を勧めてくるけど、相手は本名を名乗ってるか

 

警察はこの手の内容を調べてくれないのかと思われるかもしれませんが、警察が相手の素性を調査するのは「事件」として捜査しているときです。

相手が結婚しているかなどを調べることはありません。

 

また、弁護士は法律に関わるアドバイスや代理人として動いてくれますが、相手の素性を調べるといった探偵業に関わることはできません。

そのため、相手の素性を調べたい時は探偵事務所や調査会社に依頼することになります。

 

ただし、調査会社や探偵事務所は必要以上に高額な費用を請求する悪質な業者もいるので注意が必要です。

 

マッチングアプリでのトラブルは二次被害にも注意

ここで、被害に遭った時にぜひ覚えておいてほしいこともご紹介します。

それが二次被害です。

 

二次被害とは、詐欺など何らかの被害に遭ったのに、さらに別の被害に遭うことです。

よくあるのが、詐欺で失ったお金を取り戻すとして弁護士や調査会社が高額な着手金を請求してくるケースです。

 

「詐欺 返金」などで検索すると、検索結果に詐欺に強い弁護士事務所などが広告に表示されますが、実は詐欺の返金は難しいと言われています。

 

詐欺の返金が難しいと言われる理由は主にこのような理由があります。

・詐欺を働くほどお金を持っていないので、返金を請求しても返ってくる見込みが薄い

・詐欺業者が飛んで請求できる先がない

・相手の連絡先をLINEしか知らず、為す術がない

・相手がお金を使い込み返金できるお金がない

 

中には返金に成功するケースもいますが、詐欺で失ったお金を取り戻すのは基本的に難しいのです。

以下では、二次被害で特に気をつけたい業者等をご紹介します。

 

注意1.無登録の探偵業者

探偵業を行うには探偵業の登録が必要です。無登録で行うと探偵業法の違反となります。

しかし、中には法律を無視し、無登録で探偵業を行う業者もいます。これを違法業者と呼びます。

違法業者に依頼すると、二次被害に遭う可能性がありますので依頼は避けましょう。

 

注意2.違法な回収屋

SNSやネットで検索すると、「探偵業者や調査会社とも違うけど、詐欺の回収を謳っている」業者にあたります。

 

「詐欺を許すな」「詐欺被害を回復」と言った、欺被害者の味方のような文言が書かれていますが、これも違法です。

これらは回収屋といい、非合法です。

 

ホームページを見ても住所がごまかされたり架空だったり、回収屋の連絡先もLINEしか知らず、回収屋が飛び着手金を騙し取られる可能性もあります。

 

さらに、回収屋に依頼すると殺人事件にまで発展し、依頼者も逮捕された事件も・・・

回収屋への依頼も避けるべきです。

※参考:中国新聞 海田の監禁事件 死体遺棄疑いで「債権回収屋」の男ら4人逮捕 広島県警

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/262499

 

注意3.過度な広告を出す弁護士事務所

先程もご紹介しましたが、詐欺の中でも特に海外が絡む国際ロマンス詐欺は返金が難しい事で有名です。

国際ロマンス詐欺でも返金できますといったことを謳う弁護士事務所もありますが、実際はそのような事実がなかったという報告があります。

※参考:東京弁護士会「国際ロマンス詐欺案件を取り扱う弁護士業務広告の注意点」

https://www.toben.or.jp/know/iinkai/hibenteikei/news/post_7.html

 

東京弁護士会でも「国際ロマンス詐欺の被害回復は現実には難しく、多くの場合、被害を全く回収できないか、ごく少額の回収にとどまることが多いのに、弁護士に依頼すれば高額の回収が確実であると誤信させるような弁護士業務広告をしていた」とまで書かれています。

 

被害回復がほぼ見込めないのに、弁護士事務所に高額な着手金を払ってしまう二次被害にも注意が必要です。

 

まとめ

パートナー探しに便利なマッチングアプリ。

しかし、犯罪に巻き込まれる可能性もあるため、警戒しながら使う必要があります。

トラブルや犯罪に巻き込まれないよう、初めて会う時は安全な場所を選んだりデートレイプドラッグなどにご注意ください。

 

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