意外とアリ！早寝早起きで得られるメリット＆実践方法総まとめ

 

最近、早寝早起きが話題になっていますが、実際のところどんなメリットがあるのでしょうか？また、どうすれば早寝早起きを実践できるのでしょうか？

この記事では、早寝早起きによる美容や健康のメリット、そしてその実践方法を徹底的にお伝えします。

さらに、寝付きが悪いときや、ぐっすり眠れないときの対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください◎

 

 

早寝早起きをする5つのメリット

早寝早起きには美容や健康面で多くのメリットがあります。その中でも、期待できる代表的な5つの効果を紹介します。

 

①美容・お肌に良い効果が出やすい

早寝早起きはお肌に嬉しい効果が期待されます。 たとえば、早寝早起きを続けることで、睡眠の質が向上し、自律神経のバランスが整います。

その結果、肌の新陳代謝がスムーズに行われるため、お肌に良い影響が期待できるのです。

また、質の高い睡眠をとることで、肌のターンオーバー（新陳代謝）を促進する成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは、細胞分裂やタンパク質の合成を促進し、日中の疲れや肌ダメージを回復させる効果があります◎

さらに、太陽の光を浴びるとメラトニンというホルモンが分泌されます。このメラトニンは、質の良い睡眠をもたらすだけでなく、老化の原因になる活性酸素を減らして肌の老化を遅らせる効果も期待されています。

 

②健康に良い効果が出やすい

早寝早起きを実践することで、睡眠リズムが整い、自律神経が安定します。そのため、免疫力や代謝が向上し、病気にかかりにくくなるという健康効果も期待できます。

また、十分な睡眠時間が確保できることで、疲労回復やストレス軽減にも繋がります。

実は、ストレスは多くの病院の原因になることもあるので、ストレスを軽減することは健康にもよい効果が期待できます。

 

③ストレスを軽減しやすい

早寝早起きは、自律神経のバランスを整え、心身のリラックス効果が得られます。

そのため、ストレスを軽減しやすくなり、精神的な不調やイライラの改善が期待できます。

とくに、朝の光には心を穏やかに保つ働きのある神経伝達物質「セロトニン」の活動を高める働きもあります◎

さらに、朝の時間に余裕ができることで、一日の準備に集中でき、気持ち良く過ごすこともできます。

 

④生産性をアップしやすい

朝が早いことで、一日の活動時間が長くなります。そのため、仕事や勉強の効率がアップし、生産性が向上することが期待できます。

また、朝に集中して仕事や勉強を行うことで、その後の自由時間を有意義に過ごすことができるでしょう。

 

⑤ポジティブな気持ちになれる

早寝早起きを続けることで、心身のバランスが整い、ポジティブな気持ちになりやすくなります。

また、朝の時間に余裕ができることで、一日を有意義に過ごすことができ、充実感や自己満足感が得られます。これにより、自分に自信を持ち、前向きな気持ちで過ごすことができるでしょう。

さらに、NIKEの記事によると以下の理由から早起きは心の健康にも良いとされています。

「サーカディアンリズム（約24時間周期の体内時計）の乱れは、大うつ病性障害や不安障害といった気分障害の症状を悪化させる可能性がある」

 

早寝早起きをするデメリットはある？

早寝早起きには数多くのメリットがありますが、その一方でデメリットもあることをご存知でしょうか。ここでは、早寝早起きがもたらすデメリットについて詳しく解説していきます。

 

新しい生活リズムに慣れるまで時間がかかる

まず、早寝早起きを始めたばかりの頃は、新しい生活リズムに慣れるまで時間がかかることがあります。

特に晩寝晩起きの習慣が長年続いている場合、初期は朝に起きられなかったり、昼間に眠気が襲ってきてしまったりすることがあります。

しかし、こうした症状は数日～数週間で徐々に改善されていくため、焦らず無理をせず、徐々に生活リズムをシフトさせることが大切です。

 

飲み会や残業等がある日は生活リズムが崩れやすい

次に、早寝早起きを実践していると、仕事やプライベートで飲み会や残業などがある日は、早く寝ることが難しくなります。仕事やお付き合いがあると、早寝早起きの生活リズムが崩れやすく、早寝早起きをなかなか実践できないというデメリットがあるのです。

早寝早起きをしつつ、社会生活ともうまくお付き合いする、バランスの取れた調整が求められます。

 

早寝早起きが身体によい理由は？

早寝早起きをすると、私たちの身体にとって多くの良い影響があります。ここでは、その理由について詳しくご紹介します。

 

体内時計を整えてくれる

私たちの身体には体内時計という概念（サーカディアンリズムとも言います）があり、これは一日の中でどのような生活リズムを取るかコントロールしています。体内時計が正常に働くことで、私たちの活動時間や睡眠時間が適切に調整され、健康を維持できるのです。

また、早寝早起きをすることで体内時計が整えられ、自然と眠りにつく時間や起きる時間が早くなります。結果として、朝の活動がスムーズに行え、夜も質の良い睡眠が取れるようになるのです。

 

朝日を浴びると生体リズムがリセットされる

朝日を浴びることで、私たちの体内時計がリセットされます。特に、朝の太陽光を浴びることはメラトニンという睡眠に関連するホルモンの分泌を促すため生体リズムを整える効果があります。

朝早く起きることで、夜間に分泌されるメラトニンが減少し、起きる時間に合わせて再びメラトニンの分泌が増加することで、良質な睡眠が得られるようになるのです◎

 

セロトニンの活動を高めてくれる

セロトニンは、私たちの気分を上げるホルモンとして知られています。 早寝早起きをすることで、朝日を浴びる時間が長くなり、セロトニンの活動が高まります。

また、セロトニンの活動が高まることで気分が明るくなり、ストレスを軽減したり、うつ病などの精神的な病気の予防につながるのです。

そして、セロトニンはメラトニンの生成にも関与しているため、夜に質の良い睡眠が得られるようになります。

 

病気等のリスクを下げてくれる

早寝早起きをすることで、循環器疾患やがん、肥満、うつ病等のリスクが下がります。

これは、早寝早起きによって体内時計が整い、生体リズムが適切に働くことで、血圧やコレステロール値、血糖値などの体内の数値が改善されやすくなるためです。そのため、早寝早起き病気予防にもよいと言われています。

 

早寝早起きをする実践方法を紹介

早寝早起きを実践するために役立つ方法をいくつかご紹介します。以下の方法は日常生活に取り入れやすく、効果的なものばかりです。ぜひお試しください。

 

朝日を浴びる

早起きを習慣づけるためには、朝日を浴びることがおすすめです。太陽の光を浴びることでセロトニンという神経伝達物質が活性化し、脳が目覚めやすくなります。

また、朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、自然と早寝早起きの生活リズムに慣れていくことができます。

 

日中に運動をする

日中に運動をすることも、早寝早起きに役立ちます。運動によって体温が上がり、その後に下がることで睡眠しやすくなります。

また、運動による疲労感も深い睡眠を促す効果があります。運動を始める際は、無理のない程度に行いましょう◎

 

リラックスできる方法を見つける

寝る前にリラックスすることで、睡眠の質が向上します。リラックスできる方法は人それぞれなので、自分に合った方法を見つけましょう。

例えば、お風呂に入ることでリラックスできる人もいれば、アロマを焚くことでリラックスできる人もいます。部屋を暗くしたり、リラックスできる音楽を聴くのも効果的です◎

 

リラックスできる就寝環境を作る

寝る環境を整えることも、早寝早起きを実践するために重要です。

まず、自分に合ったマットレスや枕、パジャマを選びましょう。次に、視界に遊びたくなるようなものがない環境を作りましょう。

また、快適な温度と湿度を保つことが大切です。寝る前にちょっとした工夫で、ぐっすりと眠れる環境を整えることができます。

 

就寝前に画面を見ない

スマートフォンやパソコンの画面を見ることで、脳が覚醒してしまうことがあります。

そのため、寝る前は画面を見ずに、本を読んだり、リラックスできる方法を取り入れましょう。これによって、自然と早寝早起きのリズムができてきます。

 

寝付きが悪い・ぐっすり眠れない時の対処法

早寝早起きが身体にいい理由がわかっても、なかなか寝付けなかったり、ぐっすり眠れないこともありますよね。そんなときに試してみたい方法をご紹介します。

 

米軍式睡眠法を試してみる

「Relax and Win: Championship Performance」という本で紹介されている米軍式睡眠法は、短時間で効果的に睡眠に入ることができる方法として有名です。実際に米軍で取り入れられており、本当に眠れるという口コミが多いです。

この方法は、まず身体の一部を緩めることから始めます。顔の筋肉をリラックスさせたあと、首や肩、胸、腕、そして脚の筋肉を順番に緩めていくのです。その後、呼吸を整えながら無意識になるイメージを持ち、最終的に眠りに入ります。

YouTubeには、この米軍式睡眠法を実践できる動画もありますので、試してみてください。コメント欄では、「重度の不眠でも寝れた」「不安で眠れない時に聞いている」といった口コミが寄せられています◎

 

サプリ等を飲んでみる

最近は、「睡眠の質」を改善する乳飲料やヨーグルト、サプリが注目を集めています。TVCMで観たことがある人も多いのではないでしょうか。

寝付きが悪い場合や、ぐっすり眠れないと感じるときは、サプリを試してみることもおすすめです。

 

サプリメントには、リラックス効果のある成分が配合されているものが多く、気持ちを落ち着かせて眠りに導く効果が期待できます。 たとえば、このような成分のサプリが睡眠の質に良い影響を与えると言われています。

グリシンはAJINOMOTOの「グリナ」というサプリが有名ですし、テアニンはグリコの「エキストラアミノアシッド テアニン」が有名です。

トリプトファンは「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」を生成するのに必要です。トリプトファンはサプリもありますが、大豆製品や乳製品、穀類にも含まれています◎

また、GABA含有食品はよく「ストレス社会に！」「ストレス社会と戦う！」と宣伝されていますが、睡眠にも効果が期待できます。TVCMでも放送されていた「ネルノダ」にはGABAが多く含まれていますよ。

 

病院で相談する

長期間、寝付きが悪かったり、ぐっすり眠れなかったりする場合は、病院で相談することをおすすめします。

不眠症は、ストレスや生活習慣の乱れだけでなく、身体の病気や精神的な問題が原因となることもあります。専門医に相談して、適切な治療や対処法を見つけましょう。

また、人によって早寝早起きが身体に合わないというケースもあります。早寝早起きがすべての人にとって有用というわけではありませんので、自分にあった健康法を見つけてみてくださいね。

 

まとめ

今回は早寝早起きがもたらす意外なメリットやデメリット、それが身体に良い理由や実践方法、また寝付きが悪いときの対処法を紹介しました。

早寝早起きを実践することで美容や健康に良く、生活リズムを整えることができるのです。また、寝付きが悪い時は米軍式睡眠法やサプリメントの利用、病院での相談なども効果が期待できます。

 

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