いまや音楽はYouTubeで楽しむ時代。中でもピアノ演奏は一ジャンルとして定着しつつあります。

 

最近は「○○を弾いてみた」と題した動画を配信し、自慢の腕前を披露する「ピアノ系YouTuber」も続々と登場しており、ネットニュースでもたびたび話題に。

 

ただピアノを上手に弾くだけでなく、ストリートでの即興パフォーマンスや人気キャラクターのコスプレなど、画面の向こうの視聴者を楽しませる工夫がされているのもピアノ系YouTuberの魅力です。

 

世間では、彼らの動画をきっかけにピアノ音楽にハマる人・ピアノを習い始める人も増えているのだとか。

 

そこでこの記事では、人気のピアノ系YouTuberを一挙に19名ご紹介。以下の4ジャンルから、特におすすめしたい方々を厳選ピックアップしました。

 

  • アニメ系
  • ストリート系
  • 技巧派
  • おもしろ系

 

思わずgoodボタンを連打したくなること間違いなし。ピアノの音色をたっぷり味わいましょう。

アニメ系

まず最初にご紹介するのは、アニメソングのピアノカバーで人気のYouTuberです。

 

今回は以下の5名をピックアップしました。

 

  • Pan Piano
  • Animenz Piano Sheets
  • marasy8
  • Ru’s Piano
  • SLSMusic

 

それぞれ個性的なアレンジで、アニメファン以外の方も必聴です。同じ曲を聴き比べてみるのも楽しいですよ。

Pan Piano

台湾出身の女性ピアニスト・Pan Pianoさん。幼い頃から日本のアニメや漫画が大好きだったそうで、動画で弾く曲も日本のアニソンが中心です。

 

YouTubeで動画投稿をはじめたのは2016年、2019年7月頃からはアニメキャラクターのコスプレをしてピアノを弾く様子を公開しています。

 

2021年3月現在のチャンネル登録者数は約230万人。急上昇ランキングにもたびたびランクインしており、最近は大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の曲を弾いている動画が話題になりました。

 

ほかにも「機動戦士ガンダム」や「エヴァンゲリオン」などの人気アニメ作品や、「魔女の宅急便」「千と千尋の神隠し」といったジブリ作品のテーマ曲を数多くカバーしています。

 

ピアノの上手さはさることながら、完成度の高いコスプレも人気の理由。動画には首から下しか映しておらず、素顔が見えないのもミステリアスで魅力的です。

 

Animenz Piano Sheets

ドイツ出身の男性ピアニスト・Animenzさん。2010年からアニソンをクラシック調にアレンジした動画を配信している、古参YouTuberの一人です。

 

ピアノ歴は20年以上。幼い頃からクラシックを学んでおり、その卓越した技術で人気アニソンをカバーした動画は、全世界のアニメファンから高く評価されています。

 

登録者数は2021年3月現在で約180万人。動画で弾いている曲は「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」といった最近のヒット作品はもちろん「美少女戦士セーラームーン」「ドラゴンボールZ」など懐かしの名作まで様々。ボカロ曲のカバー動画もあります。

 

いずれもクラシック風の美しく壮大なアレンジで、アニメを知っている方なら聴いているだけで情景が浮かぶでしょう。Animenzさん本人は「200年後も残せる音楽を目指している」と語っています。

marasy8

もともとニコニコ動画で活動しており、アニソンの「弾いてみた」動画で有名になったmarasy8(まらしぃ)さん。そのユニークな名前は「ポケモン」に登場するマグマラシが由来なのだとか。

 

アレンジ曲はCMやドラマでも使われています。中でも有名なのは、トヨタ自動車のCMでカバーした「千本桜」。こちらは耳にしたことがある方も多いでしょう。Perfumeのヒット曲「チョコレイト・ディスコ」もカバーしています。

 

YouTubeチャンネルの登録者数は、2021年3月現在で約180万人。現在も人気アニメやボカロ、東方Projectの楽曲を中心としたピアノアレンジ動画を精力的に配信しています。

 

近年は自身で作曲したオリジナル曲も人気を集めており、2020年には通算5枚目となるアルバムをリリース。ボカロPとして有名なkemu(堀江晶太)さんとのコラボも話題を呼びました。

Ru’s Piano

台湾出身のピアニスト・Ru’s Pianoさん。動画ではアニソンやゲームソングをメインに、コスプレをしながら演奏しています。

 

ピアノの腕前はさることながら、セクシーな衣装も着こなす抜群のスタイルも彼女の魅力。ファンの間では「お色気ピアノ」とも呼ばれています。

 

登録者数は2021年3月現在で約170万人。動画で演奏しているのは「エヴァンゲリオン」「ONE PIECE」といった、話題作のテーマ曲が中心です。

 

他のコスプレ系ピアノYouTuberとコラボしている動画も多数あり、最近は「鬼滅の刃」の挿入曲「竈門炭治郎のうた」を、禰豆子と胡蝶しのぶに扮して演奏した動画が話題となっています。

 

最初にご紹介したPan pianoさんと演奏スタイルや選曲が似ていることから、一時期は「同一人物では…?」という噂が流れていました。しかし、ピアノの機種が異なることや、コスプレ衣装の雰囲気が違うことから、今は別人であることが判明しています。

SLSMusic

YouTuber専門のプロダクション「UUUM」に所属するピアニスト・SLSさん。ヴァイオリニストであるBOYさんと2人で、人気アニソンをアレンジした動画を配信しています。

 

チャンネル登録者数は2021年3月現在で約40万人。アニメ映画のテーマ曲となったJ-POPのカバー動画が人気です。

 

中でも「君の名は」の主題歌「前前前世」や「夢灯籠」、「天気の子」の主題歌「グランドエスケープ」「大丈夫」といったRADWIMPSの曲が注目を集めています。先にご紹介したRu’s Pianoさんとコラボした「スパークル」も必聴です。

 

いずれも美しく繊細なアレンジで、映画の世界観ともマッチ。メドレーはまるで映画そのものを観ているかのような感覚が味わえます。一度聴けば、人気の理由がわかるでしょう。

ストリート系

続いてご紹介するのは、ストリート(街角)でのパフォーマンスが話題のピアノ系YouTuberです。

 

今回は以下の5名をピックアップしました。

 

  • よみぃ
  • ハラミちゃん
  • 僕、フォルテ/Mr.Forte
  • 菊池亮太 Ryota Kikuchi PIANO
  • ござ/Goza’s Piano Channel

 

ストリートならではの臨場感あふれる動画が楽しめます。

よみぃ

北海道出身の男性ピアニスト・よみぃさん。ピアノの腕前はもちろんのこと、作曲家としての才能も高く評価されています。

 

15歳の時には、独学で作ったというオリジナル曲が「太鼓の達人」全国大会課題曲公募にて人気投票1位を獲得。最年少での受賞を果たします。

 

自身が太鼓の達人の達人でもあり、高難易度の楽曲を提供している作家の中で、自分の曲で“全良“を達成しているのはよみぃさんだけだそうです。プレイの様子はYouTubeでも公開されています。

 

チャンネル登録者数は2021年3月現在で約150万人。流行の曲をストリートで演奏したり、プロと即興セッションする動画がメインです。

 

J-POPのほか、アニソンやボカロ曲なども独特のアレンジで弾きこなしており、サブカルを好む人たちからも人気があります。

 

2021年にはコンサートツアーの開催も決定。今後のさらなる活躍に注目が集まっているYouTuberです。

 

ハラミちゃん

「harami_piano」というチャンネルを運営しているハラミちゃん。音大を卒業後、会社員を経て、現在ピアニストとして活動しています。

 

登録者数は2021年3月現在で約150万人。演奏する曲は、世代や性別を問わず誰もが知っているようなJ-POPがメインです。「ピアノ=クラシック」というお堅いイメージを払拭し、身近な楽器に感じてほしいという彼女の思いが込もったチョイスと言えるでしょう。

 

最近のヒット動画は、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」のヒットメドレー。ちょうど帰宅ラッシュにあたる時刻だった駅には、大きな人だかりができました。

 

さらに駅前で演奏をしていたところ、広瀬香美さんが登場し「ロマンスの神様」をコラボするという、偶然ながらも奇跡のような動画も。再生回数1000万回を超える大ヒット動画となっています。

 

2020年には人気のカバー曲を収録したアルバムをリリース。今後の活躍が期待されているYouTuberの一人です。

僕、フォルテ/Mr.Forte

圧倒的な肉体美を誇るマッチョなピアニスト・フォルテさん。一見ピアノとはかけ離れた印象ですが、繊細な演奏が魅力的です。

 

3歳から始めたというピアノはかなりの腕前で、2018年には国際的に有名な「ショパン国際ピアノコンクール」のアジア大会で優勝しています。

 

YouTuberとして本格的に活動を始めたのは2019年からで、チャンネル登録者数は2021年3月現在で約25万人。「おはようございマッチョ!」という定番の挨拶から始まる動画は、ピアノ初心者のふりをしたドッキリ仕立てがメインです。

 

中でも話題を呼んだのが、初心者と見せかけて難曲(ショパンのエチュードop.10)を弾きこなすという動画。視聴者からも絶賛の声が多数寄せられています。

 

ストリートではリクエストに応えて演奏することも多く、超絶技巧アレンジを加えた演奏でオーディエンスを圧倒。マッチョ×ピアノの”異色のコラボ”に驚く人たちも多いようです。

 

菊池亮太 Ryota Kikuchi PIANO

「バーでバレずに○○を弾いてみた」シリーズが人気の菊池亮太さん。「アノアタリ」というバンドのメンバーでもあり、キーボード・作曲を担当しています。

 

TV番組やCMへの楽曲提供も行っており、最近では大ヒット映画「君の膵臓を食べたい」や東京オリンピックのWebCMが有名に。

 

さらに「鬼滅の刃」のオープニングテーマ曲を歌うLISAさんをはじめとする様々なアーティストのサポートとしても活躍するなど、幅広い活動を行っているYouTuberです。

 

チャンネル登録者数は2021年3月現在で約35万人。人気シリーズの中でも再生回数300万回を突破した「バーでバレずに新宝島を弾く方法」は必聴です。サカナクションの原曲を知っている方でも気付かないほど、バー仕様に大人っぽくアレンジされています。

 

ほかのピアノYouTuberとのコラボ動画も投稿しており、特にこのあとご紹介するござさんとの即興セッションはアドリブ満載で見ごたえ抜群です。

ござ / Goza’s Piano Channel

クラシックからJ-POP、アニソンまで、幅広いジャンルの曲をアレンジして演奏するござさん。YouTuberになる前はニコニココミュニティで活動しており「ござで御座います」の名前でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

プロフィールは公表していませんが、ピアノ系Youtuberでは珍しく、音楽業界の方ではないようです。ただ、ピアノ歴は20年以上とかなり長く、その腕前とセンスで多くの視聴者を魅了しています。

 

YouTubeのチャンネル登録者数は、2021年3月現在で約30万人。ストリートではオーディエンスの年齢層に合わせて選曲していることが多く、中にはピアノに合わせて歌ったり踊ったりする人も。ござさんのサービス精神旺盛な人柄と、その場の楽しい雰囲気が動画から伝わってきます。

 

また、動画では「千本桜をジャズ風に」「テトリスの曲をラテン風に」といった、解説つきのピアノアレンジ講座も公開しています。ピアノ演奏が趣味の方はこちらも必見です。

技巧派

続いてご紹介するのは、高度な演奏テクニックを誇る技巧派のピアノ系YouTuberです。

 

今回は以下の5名をピックアップしました。

 

  • Fujii Kaze
  • 広瀬 香美
  • 細貝 柊
  • FUMI(ふみ)
  • Cateen かてぃん

 

コンサートや各種イベントで活躍するプロの演奏を無料で聴けるのもYouTubeならでは。圧巻のテクニックを存分に堪能しましょう。

Fujii Kaze

2019年に22歳でメジャーデビューを果たしたFujii Kaze(藤井 風)さん。最近は夜のニュース番組「報道ステーション」で特集が組まれ、自身の「旅路」という曲を生演奏したことが話題となりました。

 

幼少期から様々な音楽に親しみ、ピアノは3歳頃から始めたそう。父親の「これからはYouTubeの時代」というアドバイスにより、小学生の時からピアノアレンジ動画の投稿を開始。高校卒業後は歌声も披露しています。

 

チャンネル登録者数は、2021年3月現在で約80万人。以前はヒット曲のカバーが中心でしたが、現在は自身のオリジナル曲を多数投稿。本人が登場するPVも、力強いピアノにマッチしていてカッコイイと話題です。

 

さらに動画では、サックスを演奏する姿も公開。こちらもピアノ同様に、実力とセンスが高く評価されています。

 

広瀬 香美 Official YouTube channel

1992年のデビュー以来、数々のヒット曲を生み出したシンガーソングライター・広瀬香美さん。彼女の曲とともに青春時代を過ごしたという30代の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

“冬ソングの女王“とも呼ばれ、今でも毎年冬になると、あちこちから代表曲「ロマンスの神様」が聴こえてきます。忘年会カラオケの定番でもありますね。

 

現在はYouTubeを中心に音楽活動を行っており、弾き語りで多数のJ-POPをカバー。突き抜けるようなハイトーンボイスは、今もなお健在です。

 

チャンネル登録数は2021年3月現在で約42万人。再生回数300万回を超える動画も多く、幅広い世代のファンが注目していることが窺えます。

 

時折「足弾き」「尻弾き」「裏拳」といったピアノ奏法を披露したり、人気コンビ芸人「どぶろっく」の「もしかしてだけど」を歌ってみたりと、ユニークな一面も。バラエティ番組感覚で楽しめるチャンネルです。

細貝 柊

一流アーティストを多数輩出する国立音大を卒業し、現役のピアニストとして活躍する細貝柊さん。爽やかなイケメンとしても知られています。

 

全国各地でコンサート活動を行う傍らで、2019年にYouTubeでの動画投稿をスタート。チャンネル開設からわずか1年ほどで、ファンがどんどん増えています。

 

登録者数は2021年3月現在で約5万人。カバー曲の演奏や街角での即興演奏がメインで、中でも「都庁ピアノ」シリーズが人気です。

 

投稿頻度はあまり多くありませんが、人気のJ-POPや映画のテーマ曲をプロならではの豪華なアレンジで楽しめます。

 

FUMI(ふみ)

北海道を拠点に活躍するピアノ系YouTuber・FUMIさん。動画投稿をはじめた頃は鍵盤上の指先だけの公開でしたが、2019年の”顔出し”でかなりのイケメンであることが判明。2020年にはグッズも発売されたほどの人気ぶりです。

 

医療系の大学に通う現役大学生で、今は音楽系の学校ではありませんが、小学生から高校生までは様々な賞を受賞してきたそう。将来の夢はピアノの先生になることだとか。こんな素敵な先生がいたら、生徒が殺到しそうです。

 

登録者数は2021年3月現在で約40万人。人気のJ-POPをグランドピアノでカバーしているほか、コンビニの入店音やテレビ番組の挿入歌など、誰もがよく知っている曲をユーモアたっぷりにアレンジした動画も人気です。

 

中でも高評価を獲得しているのが「ファミマの入店音」シリーズ。「有名人しか来ないファミマ」「米津玄師しか来ないファミマ」など様々なバージョンがあり、いずれも情景を思わず想像してしまった視聴者からのコメントで賑わっています。

 

さらに動画では、同じく北海道出身のピアノ系YouTuber・よみぃさんとのストリートコラボも。北海道内では一時期、この2人の冠番組が地上波で放送されていました。

Cateen かてぃん

東京大学大学院卒の高学歴ピアニスト・Cateen(かてぃん)さん。在学中は機械学習を用いた自動採譜・自動編曲について研究するなど、工学者としての顔もあわせ持つ、多才なYouTuberです。

 

非音大卒で日本最大のピアノコンクール(PTNA)に2018年に優勝したことを機に、ピアニストとして本格的に音楽活動をスタート。国内外でソロリサイタルを開催するほか、日本フィルハーモニー交響楽団をはじめとする有名な交響楽団との共演も果たしています。

 

YouTubeの登録者数は、2021年3月現在で約70万人。様々な曲を演奏していますが、いずれもグランドピアノによる壮大で重厚感のあるアレンジが魅力です。

 

中でも有名なのが、7段階で変化する「きらきら星変奏曲」。国内外から多くの絶賛コメントが寄せられています。

 

さらに動画では「グランドピアノ×鍵盤ハーモニカ」や「グランドピアノ×トイピアノ」の二重奏を披露することも。「人生のメリーゴーランド」「海の見える街」といったジブリ映画の楽曲を美しくアレンジしています。

 

面白系

最後にご紹介するのは、一風変わった演奏スタイルが面白いと話題のピアノ系YouTuberです。

 

今回は以下の4名をピックアップしました。

 

  • あたりめ
  • ずっしーの音楽教室
  • ポケットウィズ
  • マツケん/ MatsukeN

 

他のチャンネルでは見られない、ユニークなピアノの世界が楽しめます。

あたりめ

ピアノ演奏のほか、音の出る電卓を使った演奏で有名になった大学生YouTuber・あたりめさん。4台の電卓を並べて鍵盤のようにボタンを叩く指先は、つい見入ってしまいます。

 

この電卓演奏は「脳トレ」の一環として始めたものだそうで、電卓のほかにもパソコンのキーボードやグラスを使って演奏する様子も動画で公開しています。

 

チャンネル登録者数は2021年3月現在で約35万人。演奏している曲のジャンルもクラシックの定番曲からJ-POP、アニソンと幅広く、視聴者を飽きさせません。

 

中でもYouTubeやTik Tokで話題の「coffindance(棺桶ダンス)」を演奏する動画には世界中から多くのコメントが寄せられています。

 

なお、あたりめさんご本人の詳しいプロフィールは公表されていませんが、とあるTV番組では絶対音感の持ち主であることが明らかに。楽器以外の音を上手に操る秘訣は並外れた音感にあるのかもしれません。

 

ずっしーの音楽教室

ピアノのアレンジ動画や音楽理論の解説動画を投稿しているずっしーさん。実はピアノを習った経験は一度もなく、幼い頃は音楽とは無縁の生活を送っていたといいます。

 

ピアノの世界に足を踏み入れたのは高校生の時。YouTubeが流行の兆しを見せつつあったその当時、童謡「かえるのうた」のアレンジ動画に衝撃を受けたことがきっかけとなり、何度か挫折しながらも独学で音楽技法を身につけたそうです。

 

YouTubeチャンネルの登録者数は、2021年3月現在で約20万人。音楽理論やピアノ奏の動画と聞くと少し難しい感じがするかもしれませんが、いずれもピアノ初心者でもわかりやすいと好評です。独学で音楽を学んだ経験は、動画づくりにも活かされています。

 

ポケットウィズ

おにさん・石丸さん・さとんさんの3人組で活動するポケットウィズ。プロのピアニストであるShomaさんとコラボしたピアノドッキリ企画「もしもオタクがコンクール全国優勝者だったら」シリーズが人気です。

 

チャンネル登録者数は2021年3月現在で約55万人。残念ながら2020年9月に活動休止が発表されましたが、チャンネル自体は存続しており、今もなおファンを増やしています。

 

なお、ピアニストのShomaさんもYouTuberとして活動中で、人気バラエティ番組「月曜から夜ふかし」で紹介されたのをきっかけに知名度が急上昇。動画ではコテコテのオタクに扮していますが、実はジャニーズ風のイケメンでもあります。

マツケん/ MatsukeN

会社員として働く傍ら、趣味でピアノを弾いているというマツケんさん。2007年1月から動画投稿をスタートした古参YouTuberの一人で、JR東日本の発車メロディーを演奏した動画をきっかけに大人気となりました。

 

チャンネル登録者数は、2021年3月現在で約15万人。代表作である発車メロディーシリーズのほか「スーパーマリオブラザーズ」や「ドラゴンクエスト」といった懐かしのゲームの楽曲をファミコン本体を使用して演奏するという実機演奏も披露しています。

 

YouTube以外でも音楽活動を行っていて、2012年からは東京都内の地下鉄駅でマツケんさんの発車メロディーが使われています。都内近郊にお住まいの方は、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

また、ファミコンの実機演奏では「NES BAND」というバンド活動を行っており、2019年には生ライブを開催しています。

まとめ

今回は、ピアノ演奏で人気のYouTuber19名を一挙にご紹介しました。気になるYouTuberは見つかりましたか?

 

ピアノと一口に言っても、演奏スタイルやアレンジは弾き手によって様々。同じ曲でもガラリと雰囲気が変わるので、聴き比べしてみるのも面白いでしょう。

 

通勤通学や家事の合間で流し聴きしたり、リラックスタイムのBGMにするなど、ほかにも様々な楽しみ方ができます。

 

ぜひお気に入りのピアノ系YouTuberを見つけて、チャンネル登録をしてみてください。