結婚式に取り入れると幸せになると言い伝えられている、縁起の良いアイテムが存在します。

この記事では、そう言ったアイテムをご紹介します。

馬蹄型のアクセサリー

馬蹄(馬のひづめに打ちつける蹄鉄)。
馬蹄を身に付けることは結婚式では良いお守りとされる風習があります。

海外では、無事に挙式会場に行けるように魔よけとして玄関に飾ったりされるようです。

馬蹄はU字型なので、幸せを受け止めて逃がさないということから、幸せのお守り、
また金運のお守りとも言われています。

実際に腕に馬蹄型のアクセサリーを付けて、結婚式を挙げる花嫁も多いようです。

結婚式を挙げる人もそうでない人も、金運と幸せのお守りに馬蹄型のアクセサリーはいかがでしょう。

幸せの象徴「アイビー」花言葉は永遠の愛。

アイビーは一年中みずみずしいグリーンの葉をつけ成長します。
そして枯れないことから不滅と忠実のシンボルと言われています。

はるか昔より変わらぬ愛と永遠の幸福を約束する結婚のお守りとして、花嫁を見守ってくれる大切な存在。

ブーケにいれたり、ヘアアレンジにしたり、ケーキ装花に使ったり。アイビーはあらゆる結婚式のシーンにあります。

ウッドスプーンでファーストバイト!

木で作ったウッドスプーンのおまじないって知ってますか?

ふたりの新居のキッチンに飾るだけで料理が上手になって、幸せな結婚生活を送れますって言われているんです。

また、スプーンは豊穣の証とされているので、一生食べることに困らないという願いもあるんです。

披露宴でウエディングケーキ入刀の時にファーストバイトをされますが、これにも同じような意味で演出として使われています。

「一生あなたのために美味しい料理を作りますよ!」って。

このウッドスプーンでファーストバイト!!っていうのもステキですよね。

フラワーシャワー

結婚式の最も幸せを象徴するシーンのひとつ、フラワーシャワー。

そもそもフラワーシャワーとは、花の香りでまわりを清め幸せを恨む悪魔から二人を守るという由来だそうです。

そういう理由なら、両手にいっぱい持ってお2人にまかないといけませんね。

会場によっては、生花は花汁が飛び散ってシミになったりするという事で敬遠されるところも多く、造花でのフラワーシャワーが多いです。

シュークリームをタワーのように

小さなシュークリームを円錐状に積み上げたウエディングケーキ。

花嫁さんに人気のクロカンブッシュです。

レストランウエディングでは特に需要が多く、時には白い通常のウエディングケーキの上にアクセントとして小さなクロカンブッシュのタワーを積み上げることもあります。

「シュー」とはフランス語で「きゃべつ」。

ヨーロッパでは”きゃべつ畑から赤ちゃんが生まれてくる”と言われていることから、子孫繁栄と豊作を願ってきゃべつに見立てたシューを積み上げるんだそうです。

だから高さは高ければ高いほど幸せがやってくるとも言われています。

黒猫に会える幸せ

黒猫が幸せのジンクスって知ってますか?

イギリスでの言い伝えだそうですが、結婚式の当日に、結婚式に向かっている時に黒猫を見ると幸せになると言われてるんです。

またその結婚式場の前を黒猫が横切ったりするのも同様に幸せになると言われています。

これについては、偶然的な出会いなので、前もって準備することではありませんが、心の中にとどめておいて、もし本当に出会えればとてもステキな気持ちになれることでしょう。

結婚指輪は幸せの証

ふたりの結婚した証である結婚指輪。「輪」がエンドレスであるという事から永遠の証と言われていますよね。

そして心臓から左手の薬指に血がかよっていると思われていた事から、左手の薬指につけるようになったそうです。

ペンダントトップを指輪にしてネックレスとして身につける人も。

ネックレスにするとトップの指輪の位置が心臓に近いことから、自分にとって最も大切な存在という事の証とも言われていたようです。

幸せのライスシャワー

ラワーシャワーと同じようなセレモニーに、ライスシャワーがありますよね。

海外の結婚式って、ライスシャワーのイメージがありませんか?

でも日本ではフラワーシャワーの方が一般的なように感じます。

ライスシャワーは、二人が神の恵みを受け、素晴らしい生涯を過ごせるようにという意味がこめられています。

それと同時に、子孫繁栄という意味もあるようです。ライスシャワーって、神々しさがありますね。

セレモニーの中では、お米をそのまま投げる場合や、包みに包んで投げるものもあります。

お2人のアイデアでお2人らしいライスシャワーを作ってみてはどうでしょうか。

ステキなチャームで幸せのお裾わけ

新婦の独身のお友達全員にひいてもらうブーケプルズ。

レストランウエディングなどの狭い会場の時は、ブーケトスよりもブーケプルズが好まれます。

高砂のまわりにお友達が集まってわいわいと歓声をあげながらのプルズは楽しいものです。

ブーケ以外のリボンの先にはチャームがついていて、ハズレがない訳です。

チャームにはひとつひとつに意味があります。なので、欧米では幸せを占う習慣として親しまれているようです。

例えば「鍵」のチャームには、扉をあける、とか、出会い、とかの意味があります。

幸せのともしび キャンドルライト

披露パーティーのメインテーブルやゲストテーブルに、装花といっしょにキャンドルを置きます。

キャンドルは置いた数だけ天使が舞い降りて幸せを運んできてくれると言われています。

キャンドルって見てるだけで、そこにあるだけで、どことなく安堵な気持ちになったりするもので、気持ちのリラックス効果も高めてくれますよね。

だからキャンドルをパーティー会場にいっぱい飾ることで、その宴をなごませてくれる効果があるんです。

キャンドルにも様々な種類があります。ガラスの器に入ったものや、陶器に入ったものから、太いキャンドルにリボンを巻いたもの・・・・。

テーブルクロスを選ぶ時に、そんな小物も色々選んでみるのも、とても楽しいですね。

ソーイングセットを贈りものに

ヨーロッパでは、花嫁のお母さんがソーイングセットを贈るという風習があります。

裁縫が上手になれば、幸せな結婚生活をおくることができるため。

これは親に限らず、花嫁への贈り物としてステキな幸せのジンクスですね。

幸せの白いハンカチ

ハンカチを贈ると幸せになる!って聞いたことありますか?

それは、イニシャル入りの白いレースのハンカチ。

それを花嫁さんに贈ると、贈った方も贈られた方も両方とも幸せになれるって言われています。

お友達の花嫁さんにプレゼントを悩んでいる人は、いい素材のアンティークなレースハンカチってステキじゃないでしょうか。

昔は、幸せの黄色いハンカチでしたけど(笑)

バームクーヘン

結婚式ではゲストに引き出物をお渡しします。通常は3品ですよね。引き出物、引き菓子、かつお。 時代は変われど、この風習は変わりません。

変わらないものがあると言う事は、ステキな事ですね。

その引き菓子の中で、最もポピュラーなのが「バームクーヘン」。

円形であることから夫婦円満の象徴とされ、年輪の形から幸せを幾重にも重ねるという意味があります。

末永く幸せが続きますように・・・・といった感じでしょうか。

バームクーヘンはドイツ語で「木のお菓子」と呼びます。そんなバームクーヘンは時代は変われど、不変の人気商品なんですね。

幸せの鐘

教会には大きな鐘があります。

ホテルや式場のチャペルでも、「カリヨンの鐘」という名称でおふたりが鳴らすことのできる鐘があるものです。

これは結婚式をとどこおりなく行われた後に、結婚の報告を兼ねて鳴らすもの。

また、本来の意味としては、鐘の音で邪気を追い払うというものです。

神社でも挙式の後に、お堂の鐘をならすところもあります。

結婚しました!というひとつのけじめのような形で使われていますよね。 幸せの音色です。

ファーストバイト

披露宴の定番。ケーキ入刀。

それではカメラをお持ちの皆さま!どうぞ前の方へ!なんてMCがゲストを集めて盛り上がるシーンですよね。

ケーキ入刀の後は、ファーストバイト。

新郎から新婦へ食べさせるのは、 「一生美味しいものを食べさせてあげるね」。
新婦から新郎へ食べさせる時のは、 「一生美味しい食事を作るね」。

そういう誓いの意味があります。

さらにラストバイトというのもあって、新郎のお母様がもうこれで母の手料理は終わりという意味をこめて行います。

お母様に対する新郎からのサプライズのようなものですね。

ドラジェの意味

結婚式のプチギフトで最も多く使われるのがドラジェ。

子宝に恵まれる・・・という幸せのおまじない。

もともとはイタリアのシチリア島でアーモンドを原料として作られたお菓子。

ローマの貴族たちが、自分の家に子供が生まれたときや家族が結婚したときに、喜びの印として市民にドラジェを配ったと言われています。

いっぱいに実をつけるアーモンドは子孫繁栄のシンボルとして、願いを込めて贈られています。

花嫁のヴェールと同じ生地でドラジェを包むのがヨーロッパの結婚式です。

日本ではレンタルドレスが主流だから、同じ生地というのはなかなか難しいですが。

幸せのねずみ

ウエディングドレスを来た小さなネズミの人形。

これは欧米の結婚式でよく使われるもので、子だくさんのネズミにあやかって、花嫁が子宝に恵まれるように・・・というおまじないです。

ウェルカムドールとしてぬいぐるみが人気がありますが、動物の種類で選ぶなら、ネズミがおすすめです。

ネズミと言えば、ミッキーマウス!

そう思えば、ミッキー系のウエディンググッズは多いですよね。ディズニーだから!という理由以外にも、ネズミだから!という理由もある訳です。

新婦の身を守るベール

結婚式でバージンロードを進む花嫁さん。

その顔はベールと呼ばれる白い生地で隠されています。昔から花嫁さんがベールで顔を隠すのは貞操の象徴だと言われているんです。

そのベールは、悪意や好奇の目から、新婦の身を守ると信じられています。

また、ベールには不思議な力が込められていて、これを被った人に花婿の心が傾くという言い伝えがあります。

チャペルで、結婚の誓いの後、ベールを新郎が取る儀式があります。これは、ふたりの最後の障害を取り除くという意味を表しています。

ジューンブライド

誰もが知ってる幸せの結婚式といえば、ジューンブライド。

これはギリシャ神話に登場する女神「JUNO」の名前からきています。

この「JUNO」は、婚姻を司る女神ということから、結婚と女性を守護するこの女神の月に結婚すれば、花嫁は幸せになれると言われています。

またヨーロッパでは6月は春のはじまりで気候が一番いいらしいです。

そう思うと、日本は梅雨の真っ只中・・・。ジューンブライドで挙げたい!って思っていても、雨が多いからなぁ・・・なんて思っちゃいますよね。

雨の結婚式

日本では海外ほどガーデン等の屋外での結婚式は多くありません。

暑すぎたり、寒すぎたり・・・という日本ならではの四季の影響から、ゲストに対しての配慮も重なり、おのずと屋内という選択肢になるんだと思います。

特に屋外での挙式を予定していて、雨が降ると、屋内に変更せざるをえません。基本的には、屋外でのチャペルと同時に、屋内のチャペルもおさえるようになります。

神社挙式でも本殿までの参進があり、雨が降るとそれができなくなったり・・・。

でも、雨がすべてを悪くする訳では決してありません。

結婚式当日に雨が降ると、年配のゲストの方々は口々にこう言われます。

「雨が降って地かたまる」
「幸せがふりこんできた」

雨が降るという事で、お2人の想い出がダメになる訳ではないのです。それら含めて全てがよき想い出となり、よき出発点となるのです。

サムシングフォー

サムシング・ニュー

最も有名な幸せのおまじないのひとつ、サムシング・ニュー。

結婚式当日、花嫁が何かひとつ新しいものを身に付けると、幸せになれるというもの。

よく聞くのは、新しい下着ですね。

でも、なんでもいいんですよ。

新しい!という事は、未来への旅立ちをキレイに清らかにという意味があります。順調に人生を歩むことを想って、作られた幸せのおまじない。

ぜひ、何か新しいものを身につけて下さい。

サムシング・オールド

サムシングオールドも有名な幸せのおまじないのひとつ。

オールドというのは、伝統という意味を表します。よく言われるのは、その家に代々伝わるもの・・・。

でも、そういうものって実際のところなかなか無いですよね。

あくまでも幸せのおまじない、ですから、古きよきものを身に付けるという感覚でいいんじゃないでしょうか。

お婆さんやお母さんから、何かを譲り受けると言う事は、新しい人生と家族をつないでいく・・・という意味でもあるそうです。

自分らしい何かを探してみるのもいいですよね。

サムシング・ボロー

何か借りたものという意味のサムシング・ボロー。

幸せな結婚生活を送っている友人から何かをお借りすることで、その幸せを分けてもらおうというもの。

それは家族だけではなく周囲の人々から愛されるというおまじないでもあるんですね。

幸せな結婚をされている方が当時結婚式で使用した身の回り品、例えばベールや手袋、ハンカチなどを借りてみてはいかがでしょう。

サムシング・ブルー

何か青いもの・・・という意味のサムシング・ブルー。

青は、古来より幸を呼ぶ色と言われており、忠実・信頼を象徴とされる色。そしてさらに、花嫁の純潔や貞操、清らかさを表します。

欧米では、聖母マリアの象徴とされる色でもあります。

結婚式でこのブルーを身に付ける場合、下着とかにブルーのリボンを施したり、ガーターにつけたりするのが一般的。

また最近では、結婚指輪の内側にかわいいブルーの石を埋め込んでたり。かわいいですよね。

ブーケは基本的に青いカラーは少ないですが、さりげなく何本か青を入れてみるのもステキじゃないでしょうか。

ブーケ・ブートニア

花嫁の幸せの象徴であるブーケ。

新郎の胸にはブートニア。

これにはもともとこんないわれがあるんです。

昔々、ヨーロッパのある男性がプロポーズの時に野に咲く花を摘んで花束を作り、それを恋人の女性に手渡したことがブーケの始まりと言われています。

そして女性は、OKの返事の証としてその花束の中から1本の花をとり、男性の胸へさしたんだそう。

ステキな話ですよね。

今もこのお話を再現したいと、当日の挙式の時にこのセレモニーをするカップルも。

貴方もやってみては?

ウエディングケーキ

昔はケーキ等の甘いお菓子はとても貴重で贅沢なもの。

結婚式の最大のご馳走がケーキだったと言われるほどです。

結婚式は特にめでたい日でもありますので、皆でケーキを持ち寄って積み上げていく・・・それがウエディングケーキの由来だそうです。

レストランウエディングなどの場合は1段の手作り生ケーキが主流ではありますが、やはり結婚式といえば3段に積み重ねられたウエディングケーキじゃないでしょうか。

その3段にはそれぞれこんな意味があるんです。

1段目は、生まれてくる二人の子供のために。
2段目は、来てくださったゲストのために。
3段目は、来れなかった方々のために。

「鍵」も結婚式では幸せの象徴としてよく使われるアイテム。

古来よりヨーロッパでは富と栄光の象徴とも言われているそうです。

日本では、未来への新しい扉を開くという意味が最も浸透しているでしょう。鍵というものが持つイメージは、未来への飛躍がありますよね。

古い鍵だと、サムシングオールドにもなるし、青い鍵だと、サムシングブルーにも。

そんな風に考えると楽しいですね。

六曜について

結婚式の日取りを決める時に、誰もがまず考えることは、その日の六曜ですよね。

大安なのか、仏滅なのか・・・。

この六曜、14世紀に中国から日本に伝えられてきたものです。大安、友引、先勝、先負・・・などが循環しています。

1月と7月は先負から、2月と8月は友引から・・・というようになっていて、決まった流れで循環しています。

だから基本的にはたまたまその日が大安であるというだけの話で、実際のところはそんなに六曜にとらわれる必要性はありません。

でも日本では昔から、大安はイイ日、仏滅は悪い日と洗脳されてしまってるので、親族やゲストを多数お招きする結婚式ではそういう六曜というものも大事になってくる訳です。

人は気持ちの持ち方でかわりますからね。

仏滅だからといって決して悪いことではありませんが、自分たちの気持ちの中で、幸せのおまじないと六曜を上手にお付き合いできればいいでしょうね。

四葉のクローバー

私たちが生きてきた中で、最も有名な幸せのジンクスはこの四葉のクローバーかもしれません。

100万株に1株存在すると言われる四葉を一生懸命探した経験は誰にもあるはず。

この葉にはそれぞれ意味があるのを知っていましたか?

4枚の葉には、希望(hope),幸福(happiness),愛情(heart),健康(health)という意味があります。

結婚式でもそれにあやかって、四葉のクローバーがデザインされたプチギフトを選んだり、また四葉の形に仕上げられたケーキを引き菓子にしたり・・・。

ステキですよね。

イチゴのケーキ

レストランウエディングのウエディングケーキでよく見かけるのが、一段だけの手作り感あふれるもの。

そして上にはイチゴやフルーツがいっぱい。

そこにちょっとお花を添えたり、グリーンを巻いたり。

そんな当たり前のイチゴのケーキですが、実はイチゴってとても縁起がよくて幸せを運んでくれるものだったんですね。

イチゴの花言葉ご存じですか?

それは、「幸せな家庭」。

イチゴは結婚運を呼ぶ象徴と言われ、特に北欧では恋のお守りとして愛されているそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?結婚式にはこのように多数のジンクスがあります。

気になったジンクスを、どれか一つだけでも取り入れてみては?

 

文責:スウィートブライド