はじめに

恋愛は生き物です。
化学物質や数学の方程式のように決まりきった答えがあるというわけではありません。

相手が、あるいはあなたが「この人は運命の人かも」と思ったら、その時点から恋は始まります。

そして相手に運命の人かもしれないと思わせることが恋愛の最短コースということもできるでしょう。

ここでは相手に運命の人かもと思わせる、恋愛で使えるコールドリーディングのテクニックをご紹介していきます。

そもそもコールドリーディングとは?

そもそもコールドリーディングとはどのような技術なのでしょうか。

コールドリーディングは日本語に訳すと

冷たく読む。

つまり相手との関係性が温まっていない、冷たい関係性の状態から相手のことを読み解いていく技術となります。

ちなみにこの対義語はホットリーディング。

相手と接触する前に相手のことを徹底的に調べ上げ、それらを元に情報を小出しにするなどして「私のことをよく理解してくれるし、この人のことは信用できる」あるいは「私のことをわかってくれる運命の人かもしれない」と感じさせるテクニックとなります。

ホットリーディングをするだけの時間があれば良いのですが、それが叶わない場合には最初に相手と接触した時・あるいは相手との関係性がまだ浅いという時に情報を収集するようなリーディング技術を使い「相手に気づかれずに相手の情報をどんどん引き出す」というテクニックが必要になります。それがコールドリーディングです。

コールドリーディングの分かりやすい実例

ここで一つコールドリーディングのわかりやすい例を挙げてみましょう。

例えば今この記事を読んでいるあなた。

もしかして、運命の人と思わせたい相手がいるのではありませんか?

あるいは、そこまで行かなくともちょっと頭の中に思い浮かぶ異性がいるのではありませんか?

まさか、この先の人生一人でも全く問題ない、そう思っている、ということはないですよね?

きっと、あなたの答えはすべてイエスです。

だからこうして今この記事をご覧になっているのです。

あなたが運命の人だと思わせたい相手はどんな人なのか、筆者にはとても興味があります。

はい、これがコールドリーディングです。

今の内容を読み返していただければお分かりの通り、

あなたは今文章を読んでいる間ずっと心の中でYESと唱えていたはずです。

なぜなら、答えが必ずイエスになるように質問を続けていたからです。

そしてあなたの運命の人だと思わせたい相手についてそれとなく聞き出すような「水の向け方」をしています。

簡単に言うとこれがコールドリーディングです。

このようにしてほぼ初対面の相手からどんどん情報を引き出していきそれらの情報を逆手にとって相手の心理誘導を行っていくというのが、コールドリーディングの本質的な部分となります。

忘れないでおきたいのは、コールドリーディングがあくまで「相手を心理誘導したり運命の人だと思わせるための材料を引き出すツール」でしかない、ということ。

それではここからは実際に使えるコールドリーディングの手法をご紹介していきます。

恋愛で使えるコールドリーディング手法5選

それではここからは実際に、コールドリーディングの手法について解説していきます。

これらの方法は実際に占い師や心理カウンセラーなどのプロの人たちも使っている手法となります。

ダブルバインドで選択肢を限定する

まずはダブルバインドで、選択肢を限定してしまいましょう。

相手からAかBかの二択のみを引き出すのです。

やり方は簡単です。

「AとBなら、どちらがいいですか?」

「AとBなら、どちらが好みですか?」

これだけです。

これだけで相手から的確な情報を引き出すことができます。

応用してみましょう。

「あなたは黒髪の異性と茶髪の異性だったらどちらが好みですか?」

これで黒髪と返ってきたら、相手のツボは黒髪の異性です。

もしこれをメールなどで聞いているのであれば、初めて会う初対面の時までに黒髪で行けば良いだけのこと。そして、偶然ですね私も黒髪なんです。とやれば良いのです。

このようにダブルバインドを利用することで、相手は本来であれば三つ以上の選択肢があるような会話の場面でも二つの選択肢しか持たないことになります。

これによってより簡単に相手の運命の人を演じることができるわけです。

ショットガンニングで反応を引き出す

言葉のシャワーなどと言われることもありますが、このショットガンニングもコールドリーディングには有効な方法です。

よく占い師の方が

「あなたの特徴を今から次々に言い当てていきますので、気になるところがあれば反応してください」

と言ってから様々な事を投げかけてくることがあります。

例えば、

陽気な性格をしている
自信がある
たまに自信がないことがある
歌が好きだ
カラオケはたまに行きたくないことがある
お酒は好きだ
二日酔いは好きじゃない

このようなフレーズを次々に投げかけられるわけです。

よく見ると分かる通りこのフレーズは一つの事柄について、両方の回答を用意しています。

例えばお酒は好きだと問いかけておきつつ二日酔いは好きじゃない、つまりお酒があまり好きじゃないという内容も示しているのです。

これにより、相手の回答がどちらでも反応を取ることができるわけです。

まるで散弾銃のように言葉を一気にぶつけることからショットガンニングと海外では呼ばれていますが、この手法を使うと相手が「自分がそうである」と感じる単語には小さな反応を示すことがあります。

それは表情に小さく出ることもありますし、仕草に出ることもあります。

ちなみに、表情にごくわずかに出るのは「マイクロ・エクスプレッション」といいます。

ここを見逃してはいけません。

微表情とも呼ばれるこの表情が出たということは、何かしら相手にその言葉が「刺さった」ことを意味します。

その反応はそこから詳しく分析していくことになりますが、とにかくその言葉に反応があったことは忘れずにいましょう。

決して、そのときに「あ、表情が変わったね」などと言ってはいけません。

コールドリーディングは、相手に心を閉ざされたらおしまいです。

大衆の影響力を使う

特に日本人に使えるコールドリーディングが、この大衆の力を使うという方法です。

やり方としては

「多くの人はこちらの方法を選びますが、あなたはどちらを選びますか?」

と聞くだけです。

こうすることにより日本人は「右へならえ」という性格がありますので、意外と別の答えを持っていたとしても多くの人が選ぶ答えを引き出すことができます。

こちらの望む答えを引き出すことができれば、その分だけ相手の情報を引き出すことができます。

オープンクエスチョンで言葉を引き出す

オープンクエスチョンというのは答えが無限に想定される質問のことです。

何が好きですか?

というような質問が代表例です。

先ほどダブルバインドという方法であえて選択肢を限定する、という方法をご紹介しましたが、これとは反対に、相手に好きに話してもらってその中から情報を抜き取るというのがオープンクエスチョンの使用方法です。

相手が好きに話してくれるということは、その中で相手の情報を無限に引き出すことができるということに他なりません。

相手から引き出した情報をもとに誘導をかけていくことが出来ます。

クローズドクエスチョンを使って誘導する

オープンクエスチョンと対極の存在がクローズドクエスチョンです。

オープンクエスチョンを使うと相手の答えがオープンなものになるのに対して、クローズドクエスチョンはイエスかノーの二択です。

この方法は相手にYESと言わせ続けるか、あるいはNOと言わせ続けることによって相手の言葉を次々に引き出していく方法となります。

YESばかりを引き出すとしたら、

・今日はいい天気ですね(あるいは寒くなってきましたね、など、天候に応じて)

・もしかして何か最近嫌な事ってありましたか?(だいたい嫌なことはあるもの)

このような方法が使えます。

応用編になると

・もしかしてだけど昔、楽器をやってみようと思った事ってない?

のような聞き方もできます。

大体誰しも楽器に一度は触れてみようと思ったことがあるものです。

さらに学校の音楽の授業で楽器にトライしたこともあるでしょう。

これを逆手にとって相手からイエスを引き出し

「そうでしょう!実は私もなんだ。なんか運命みたいだね」

と、やれば良いのです。

まとめ

相手は自分との共通点が多い相手に対して運命を感じやすいものです。

つまり相手との共通点が多い自分を演出することによって運命の人であるという風に相手に錯覚させることができます。

もう少し上品な言い方をすると「運命は作れる」というわけです。

ただし忘れてはいけません。

コールドリーディングはあくまでも、相手にコールドリーディングをしていることがバレてはいけないのです。相手の心が閉ざされてしまわないように、平静を装ってコールドリーディングを出来るようになれば、あなたはもう一流のコールドリーダーです。