日常を素敵に彩ってくれるアイテムは様々ありますが、その中でも特にお香を使っているという方は多いのではないでしょうか?

そしてその中でも…

  • 海外のお香には目がない
  • 海外のお香にはちょっとうるさいわよ?

という方もいらっしゃるでしょう。

そこで!

今回は海外の「ちょっといいお香」にスポットライトを当て、情報をまとめてみました。決して爆安というわけではないけれど、素敵な香りで空間やあなたの生活を素敵に演出してくれる… 海外のそんなお香について、マニアが徹底的に解説していきます。

さらに!通常紹介されないような「ガチ勢」のお香まで幅広くご紹介します。

ちょっとイイ海外のお香とは

まず大前提としてちょっとイイお香とは、どのようなものでしょう。

一般的にディスカウントショップなどで売っているお香と少し違うのは分かりますが、その他にどのような違いがあるのでしょうか。

ここではいくつかの切り口から、ちょっとイイお香の特徴や「通常のお香との違い」について解説します。

価格

まずは何と言っても価格です。

一般的なお香であればディスカウントショップなどでパッケージあたり数百円程度で手に入るものもあります。

最近は100円ショップでも入手できるようになりました。しかしこれらはあくまでも大量生産品であり、高級路線と言うには少し難しいものがあるのは…言うまでもありません。

ちょっとイイお香については、基本的に高級路線として売り出されていることや、このあとでご紹介するような様々な理由で大量生産品のような価格で入手することはできません。

やはり多少なり割高になってしまいます。しかし、それを補って余りあるほどのポテンシャルがあるわけです。

ブランド

お香のブランドも、一般的なお香との違いのひとつです。というのもお香にはお香のブランドがあり、中には超高級ブランドも存在します。

こういったブランドから発売されているお香はやはりブランドの力もありますが、それなりにグレードも高く上質な空間を演出するのに一役買ってくれます。

またあまり知られてはいないことですが、グッチなどのハイブランドからもお香が発売されており、こちらも大変上質な成分を配合するなどブランドの名前に偽りなし!といったグレードのお香となっています。

成分のグレード

成分のグレードもお香のクオリティを左右する重要な指標となります。一般的に激安とされているお香や雑貨ショップなどで手に入るお香は人工香料を使用したものが多く見られます。

コストの部分で致し方がないこととはいえ、人工香料の香りが少し苦手…という方にはあまり適さない商品と言えるでしょう。

またスピリチュアル的な意味でも人工香料はあまりよろしくないと考える方も多いことから、このような用途で利用する場合にも、あまり適切な選択肢とは言えないでしょう。

対するちょっとイイお香については成分のグレードが一般的に高く、東洋のお香であれば香木を使用していたり、漢方でも使用されるような植物を使用していたり、西洋のお香であれば一般的にお花天然精油を使用しているなど、天然成分にこだわったものが多い印象です。

やはり人工香料よりはこのような天然の素材を使用したものの方が香りが高く、また空間を浄化してくれる力も強いと考える方が多い印象です。

流通経路(取り扱い店舗)

流通経路にも違いがあります。

人工香料などを使用した安価なお香は大量生産して大量に流通させるビジネスモデルが一般的ですので、一般的なディスカウントショップや100円ショップなど、安価にアイテムを買い揃えられるようなショップで大量に流通しています。

イメージ的にはまとめ買いをしても数千円程度、といったところでしょうか。

大量消費するような場面では役立ちますが、ちょっとイイお香を楽しみたい!という方は、ような流通経路ではなく高級路線で販売されているお香に目を向けると良いでしょう。

それでは高級路線のお香はどのような流通経路なのか?について解説します。

一般的には取り扱い店舗が限られているか、通販限定となっているなど流通経路は安価な大量生産品に比べてかなり狭いという特徴があります。

これにより「手に入れづらい」というブランドイメージを構築しているという考え方もできますが、そもそも大量生産品ではないため…物理的に流通できる範囲に限界があるという考え方の方が馴染むのではないでしょうか。

つまりちょっとイイお香を入手したいときにはお取り寄せが一般的な入手方法となります。

内容量

内容量についても、そもそもの目的や用途からして違いがあります。

大量生産品は大量に消費してナンボ!という考え方のもとで作られていますので、パッケージあたりの内容量もかなり多めな印象です。

他方、高級路線のお香は大量生産ではなく、大量消費にも向かない製品であることからパッケージ当たりの内容量はとても少ないという特徴があります。

【ひとやすみコラム】海外のお香、その呼び方は?

ちなみに、お香は英語でインセンス(incense)、フランス語でオンソン(encens)、イタリア語でインセンソ(incenso)と言います。

海外直輸入の高級路線のお香・インセンスについてはパッケージが外国語表記のままというものも往々にして見られます。しかしご安心ください。

上記のようなスペルで書かれているものがあれば、それはお香や良い香りのするものと考えていただいて差し支えありません。

また中東やアジアエリアもお香を嗜む習慣はありますが、日本国内で買える海外のお香のうち高級路線のものはアメリカ、フランス、イタリアのブランドのインセンスが多いので覚えておくと役立つかもしれませんね。

ちょっとイイお香はいつ使う?

せっかくの高級なお香ですから、使うタイミングにも少し気を使ってみたいところではありませんか?

ちょっとイイお香は、いつ使うのが適しているのでしょう。

ここではお香マニアが実際に生活の中でちょっと高級なお香を取り入れてみた結果見えてきた、「ちょっとイイお香、いつ使えば良いのか問題の答え」について解説していきます。

朝の爽やかな時間に

やはり1日のスタートである朝の爽やかな時間に使うのはおすすめです。

モーニングルーティーンにしてしまいたいほど、快適な体験を提供してくれます。

実際に試してみれば分かるのですが…朝起きた時、ルーティンの最初の方にお香を焚くことを入れておくとその日1日のスタートがとても爽やかで美しいものになります。

特に朝は活力やエネルギーがみなぎっている時間帯でもあります。そのエネルギーを増幅させてくれるようなイメージでしょうか。

特に朝起きてからのルーティンの中に瞑想やマインドフルネスを取り入れている方は、ちょうど良いタイミングです!ぜひこのタイミングにお香を焚いてみてください。

高級なお香の高貴な香りが空間全体を浄化して、素晴らしい朝を演出してくれるでしょう。

リラックスしたい時に

落ち着きたい時、リラックスしたい時、日常のお仕事や様々なことで体や心が疲れてしまった時。癒しを求めてちょっとイイお香を焚いてみるのも良いでしょう。

特に心身共に疲れてしまっている時に、安価な人工香料を使用したお香を焚いてしまうと…かえって心に悪影響を及ぼしてしまうことも可能性としては考えられます。

ぜひ、リラックスしたい時や疲れている時にこそ高級路線のお香で癒されてみてください。

来客がある時に

飲食店やカフェの玄関先でお香が焚かれていることがあります。それと同じように来客がある際はお客様をおもてなしするため、玄関先でお香を焚いておく方法があります。

お客様も高級路線のお香の高貴で華やかな香りに癒され、またリピートしてくれること請け合いです。

ご商売をされている方はオフィスで焚いておくのも良いでしょう。打ち合わせの時や商談の際に華やかで美しい香りがしている空間であれば商談も上手くいくでしょう。

また高級路線のお香は華やかでほのかに香ることが特徴です。そのため商談や空間の雰囲気を美しく彩ることはあっても、壊すような事はまずありません。

集中力を高めたい時に

集中力を高めたい時にクローブやベルガモットなどを爽やかな香りを配合したお香があります。

チャクラといったキーワードも聞かれるため、高い集中力を要する時間帯やマインドフルネスなどで自分自身と向き合う時に使用するのも良いでしょう。

もともとお香は古来から、徳の高いお坊さんが瞑想する際に使用していたという用途もありますので、そもそもの用途として正しいものといえます。

クローゼットの中で

香りがふんわり衣類に移るので、クローゼットの中で使ってみるのもおすすめです。ただし、火の気には十分にご注意ください。

具体的にはお香ケースなどを使用して、直接お香が衣類や燃えやすいものに触れることのない状況を作っておくと良いでしょう。

ぐっすり眠る前に

ぐっすり眠る前のひとときにお香を使うのもおすすめです。

瞑想やリラックスと書かれたお香が◎。上質な睡眠時間を提供してくれるでしょう。ただしこちらも寝る前に必ずお香を消すことをお忘れなく。

寝落ちしてしまうという方はお香ケースなどを使用して安全を確保してお使いください。

空気の浄化

何か目に見えない、よくないものがあるようだ…という時には空気や空間の浄化としてお香を使ってみるのも良いでしょう。

これは日本のお線香にもいえることですが、お香の煙は空間を浄化してくれると古来から信じられており、徳の高いお坊さんや各国の僧侶・宗教者も実際に使用してきたという歴史があります。

特にここで宗教について触れることはありませんが、どの宗派でも一般的にお香の煙を悪いものとする考え方は見られません。そのため、万国共通で煙は浄化に良いという考え方があります。

「万国共通で使われてるくらいだから、とりあえず浄化で焚いておくか…」くらいの事でも良いのではないでしょうか。

お香のタイプとその使い方

ところでお香にはどのようなタイプがあるのでしょう?

一般的なインセンス・スティックといっても様々なタイプがあります。

お線香タイプのものから、竹串に何やらお香の成分が付着したもの、その他様々なタイプのお香があります。

そこでここでは、一般的なお香のタイプとそれぞれの使い方について解説します。

※【おことわり】

お香の中には火をつけないで使用するものもありますが、ここではひとまず火をつけて煙が出るタイプの物をお香として解説します。ご了承ください。

スティック型

いわゆるお線香タイプのお香です。これ以上ないくらいシンプルな解説で恐縮ですが、本当に日本で使われるお線香と全く同じ形状・全く同じ使い方をするのが特徴です。

スティック型の使い方

火をつけてから手で仰ぐか振るなどして火を消し、煙が出てきたら香炉やお香立てに設置するだけで使えます。

バンブー型

バンブータイプのお香はスティックタイプのお香と似ています。しかし、やや形状が異なります。

スティックタイプはそのもの全体がお香なのに対して、バンブー型は細い竹が芯棒になっています。

その周りにお香の成分を練り固めたものを付着させているため、この部分に火をつけて燃やすことで煙が出てくるといったシステムです。

バンブー型の使い方

使い方はスティックタイプと変わりありません。お香立てに設置してから火をつけて手で仰ぐなどをして火を消せば煙が出てきます。

一般的にお線香よりも長いケースが多く、燃焼時間も日本のお線香より長めに設定されているケースがほとんどです。

コーン型

いわゆる三角錐型、もしくはコーン型と呼ばれるのがこちらのタイプのお香です。スティックタイプと比べて香りが強くスピーディーにお部屋の空気が変わる特徴があります。

燃焼時間も短めなのでサッと炊いてサッと片付けたい時にはお勧めできるタイプのお香となっています。

コーン型の使い方

使い方はとても簡単です。スティックタイプと同様に先端に火をつけて使うことができます。ただし、必ずお香立て・香炉または耐熱のお皿の上などで使用するようにしてください。

またこのタイプのお香を購入した時に香立てがついてくるケースがあります。こちらも併せて使うようにしてください。

ペーパー型

比較的珍しいタイプのお香ですが、紙にお香の香りや成分を閉じ込めたものも存在します。

こちらは置いておくだけでほのかに香るとする商品もありますが、基本的な使い方としてはこの後ご紹介するように火をつけて使うタイプが一般的です。特に海外のものは香りが強く、コーン型同様に短時間にお部屋の空気を一変させられる特徴があります。

ただし、製品によっては紙が燃える香りが若干きつく感じるものもあります。

ペーパー型の使い方

こちらも原則としては火を付けて使用します。ペーパー型のお香の先端もしくは端に火をつけて火を消し、あとは煙が立ち上るのを待つだけです。

ただしあくまでも素材が紙で薄いため、風の強い場所などでは絶対に使用しないでください。特に空調の風でも吹き飛んでしまうので、注意しておく必要があります。

世界の上質なお香ブランド

ここからは世界の上質なお香ブランドについて具体的なブランド名をご紹介していきます。

中にはファッションでも有名なハイブランドも含まれています。

意外なことかもしれませんが、ハイブランドだからこその「香りも日常を演出するアイテムの一部」という姿勢の表れなのではないでしょうか。それでは上質なお香ブランドの一覧をご覧ください。

FORNASETTI

FORNASETTI▲出典:FARFETCH

世界中にファンがいるイタリアのピエロ・フォルナセッティは画家、彫刻家、ペインター、デザイナーなど幅広い顔を持つ芸術家で、多くの作品を制作しました。

そして今は家族がブランド「フォルセナッティ」としてホームインテリア、キャンドル、アクセサリーなど展開しています。

特にキャンドルやルームスプレーはミラノで手作りされ、キャンドルは1つ2万円から7万円ほどするこだわりの逸品。

そんなフォルナセッティのインセンスは百合やジャスミン、月下香、サンダルウッドの華やかでフローラルな香り。

また、お香を炊くためのお洒落なインセンストレイもあります。こちらは19世紀のオペラ歌手で絶世の美女と言われたリナ・カヴァリエリの唇がプリントされたハイセンスなインセンストレイです。

People Tree

People Tree
▲出典:People Tree

フェアトレードのアパレルブランドとして30年の歴史があるピープルツリー。上質なオーガニックコットンで作られた衣類を愛用しているという人も多いのではないでしょうか。

そんなピープルツリーでもお香の取り扱いがあります。

それもただのインセンスではなく、インドでアーユルヴェーダの考えに基づいて作られたインセンスは解放、瞑想、希望、平静、強さという名前で5種類の香りがあります。

例えば、瞑想にはアンソクコウノキ、希望にはハルウコン、平静にはインディアングーズベリー、強さにはスパイクナードと貴重な香木やハーブが使われています。嗅いだことのない香りに出会えるかもしれません。

アーユルヴェーダに基づくお香を探している方におすすめです。

もちろん、ピープルツリーの商品なのでフェアトレード製品で、20本入りで税込1,100円と購入しやすいお値段も嬉しいポイント。

GUCCI

▲出典:GUCCI

意外ですが、グッチからお香が販売されているのをご存知でしょうか。

ホームインテリアコレクション「グッチデコール」が2017年から登場し、家具やファブリック、食器が展開されています。

例えばキャンドルは5万円前後で磁器はリチャード・ジノリ社製。さすがGUCCI!と言いたくなりますね。

そんなグッチのインセンスは、グッチデコールのコレクションラインから販売されています。香りはイベンタム、エソテリカム、ハーボズム、フリージア、フムスの5種類です。

珍しい香りをご紹介すると、ハーボズムは朝露に濡れる庭園をイメージしており、トマトリーフ・バジル・レモングラスリーフなど爽やかなハーブが使われています。

また、インベンタムには希少な古代バラのサウジアラビア・ターイフ産のダマスクローズやピンクローズを使用し、繊細でありながらバラの素晴らしい香りで空間が満たされます。

グッチのインセンススティックはメイド・イン・イタリーで、お値段は25本入りで税込8,800円です。

また、グッチのハーバリウムプリントをあしらったインセンスホルダーが2種類あり、どちらもグッチの伝統的モチーフの蜂が中央に配置されています。

蜂にお香を立てて使うのですが、この蜂もリチャード・ジノリ製のホワイトポーセリンです。

グッチのインセンスとなると、プレゼントでお渡ししたり、頂いても嬉しいですね。

ちなみに、グッチデコールにインセンスがあるなら、ルイ・ヴィトンにもインテリアラインがあるのでルイ・ヴィトンにもインセンスがあるのでは?とお考えになるかもしれません。

しかし残念ながらルイ・ヴィトンではインセンスの販売はありませんが、過去にルイ・ヴィトン・ジャパンが非売品ノベルティで3種類のインセンススティックとモノグラム柄のインセンスホルダーをボックスに詰めて配ったことがあります。

ニールズヤードレメディーズ

▲出典:ニールズヤードレメディーズ

イギリスのオーガニックコスメブランドと言えばニールズヤードレメディーズが有名です。札幌から鹿児島まで路面店があるのでご存知の方も多いかもしれません。

そんなニールズヤードレメディーズではコスメやアロマのほか、お香も販売しています。しかもネパールで昔ながらの方法で手作りされた天然100%のハーブを使った特別な逸品。

香りはEarly Morningの1種類ですが、すべて自然由来の原料で作られたお香です。使用されているハーブはサンダルウッド、カルダモン、クローブ、ホーリーバジル、バレリアン、リコリスなど。

珍しいハーブの解説として、バレリアンはドイツでは不眠症や精神の不安時に使用が認められているハーブで、日本では非医薬品ですがDHCからサプリが出ています。リコリスもインセンスに使われるのは珍しいですね。

香りはスパイシーでウッディ、珍しいハーブも使っているので唯一無二な独特な香りがするものの、「清々しい早朝の森」をイメージして作られ女性や男性からも好まれる良い香り。

また、半磁器でできたシンプルでモダンなインセンスホルダーも販売されています。

シンプルモダンなデザインなので、どのようなお部屋にも合いそうです。インセンスホルダーとインセンススティックがセットになったギフトもあり、税込3,300円と購入しやすいお値段です◎。

オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー

▲出典:オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー

1803年創業のパリの総合美容薬局オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーからもお香が出ています。

パリを始め、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ソウル、台北、香港、京都、大阪、東京など世界の一等地にお店があります。

調香師ビュリーが老舗薬局を復活させたことに始まるこちらのブランドでは、天然素材で作られた香水やルームフレグランス、スキンケア、オーラルケア、ブラシなど美に関するアイテムが総揃いしています。

そんなビュリーのインセンスは他とは違う特別な逸品です。ギリシャ北部の聖山にある修道院で何世紀も前から祈りの時間に使われているクラシカルなインセンス。

修道士が製造方法を変えずに作り続けてきたお香はビュリーぐらいでしか買えません。

香りはビザンチン(フレッシュで力強い)、ガーデニア(生き生きとしたフローラル)、フルール・ドゥ・ニュイ(深みのある艷やか)、ナザレス(パウダリーでスピリチュアル)、ローズ(甘く洗練されたフローラル)、スパルト(繊細で清らか)、マグノリア(頃やかなフローラル)の7種類で、エクアドル産のパロサントもあります。

形はスティックタイプではなく、コーン型のようにインセンスホルダーに置いて香りを楽しみます。火をつけなくても、ポプリのようにお部屋やクローゼットに置いて香りを楽しむ方法もあります。

お値段は100g税込3,850円から3,960円で、大変歴史あるお香でファンも多く、公式WEB SHOPでも残り1点など在庫が少ないこともあります。お早めに入手されることをおすすめします。

ASTIER de VILLATTE

▲出典:三越伊勢丹

アスティエ・ド・ヴィラットは、フランス・パリの磁器をメインとしたライフスタイルブランドです。真っ白な磁器製品は温かみがありながらも上質でブティックや百貨店でも人気商品です。

これまで国内に店舗はありませんでしたが、2021年4月から伊勢丹新宿店に陶器やカトラリー、コロン、キャンドルなどフルラインナップで国内本格上陸しています。

日本でもパリと同じ空間を楽しむことができるようになりました。

アスティエといえは磁器やパフュームなど人気ですが、お香も素晴らしい仕上がりです。

実はアスティエのインセンスはパリでデザインされ、日本の淡路島で生産する大変珍しい方法を取っています。約1,000年の歴史がある製法で作られており、日本の技術が認められた嬉しいお話ですね。

香りはオペラ、ポルトデリア、アワジ、ヴィラ・メディシス、デリー、ナムチェバザール、アンカレッジ、グラン・シャレ、パレ・ディヴェールなどなど、世界各地の名所や土地をイメージして作られています。アワジは、日本の淡路をイメージして作られた逸品です。

また、インセンススティックが収められている箱はライトブルー×ホワイト×ゴールドと可愛らしい色合いながら、パリらしいお洒落なデザインです。こちらもぜひご注目ください。

そして、アスティエ・ド・ヴィラットでは陶器でできたお香立てや、お香を収納しておくお香入れもラインナップされています。お香と線香立てをアスティエで統一して楽しむのも◎。

Misticks

▲出典:HARVEST MARKET

ミスティックスはサンフランシスコ発のPeace and Harmonyをモットーとしたインセンスブランドです。

他にはないようなオリジナリティ溢れる香りで、上質なオイルなどを使っているため、ポプリのようにお部屋に置いておくだけでも香りが広がります。

香りはジャズベリー、オーシャンスカイ、ボランジェ、パチョリ、ジンジャースートラ、インディアンサマー、ナグチャンパなど、とにかく香りの種類が多いのです。

オリエンタルでほのかに甘い、神秘的、甘酸っぱいなど様々な香りがあり、アメリカのお香が好きな方は、ミスティックスのお香もきっと気に入るはず。ちなみに、日本やアメリカで1番人気の香りはジャズベリーです。

日本に進出はしていないのですが、代官山にあるようなお店、雑貨店、通販などで購入できます。お値段も、通販なら20本入り税込770円と購入しやすいのも嬉しいポイント。

Paine Products Inc.

▲出典:CDC

アメリカからもう1つ、お香ブランドをご紹介いたします。

それがペインプロダクツインクです。1931年にペイン兄弟がメイン州で創業し、100%天然素材のみを使ったインセンスを生産しています。実はメイン州は州のほとんどが森林で、そこのバルサムのみを使っているこだわり派。

しかもオイルフリーなため、より自然な香りを楽しめます。ヒマラヤスギやバルサムモミをそのままお香にしたインセンスは、ウッディーでリラックスするのにピッタリです。

形も特徴的で、ヒマラヤスギのお香「CEDAR CONE」は一列に連なっているため、使用する際に自分で切り離してから火をつけます。

正真正銘100%天然素材のウッディーな香りを楽しみたい方におすすめできるインセンスです。女性も男性もリラックスできる香りです。

【気をつけて!】安全にお香を楽しむために

お香と言えば、火を使います。これは避けられないことです。

ただし火を使うからには注意しなければならないことがたくさんあります。ここでは安全にお香楽しんでいただくため、最低限チェックをしておきたい注意ポイントをご紹介していきます。

必ず以下でご紹介する内容を押さえて使用するようにしてください。

壁が黄ばむ可能性

海外のお香は全般的に日本のお線香より多く、タールが含まれています。タールというのはタバコのヤニと同じ成分です。タバコを吸っている方やタバコを吸う方が近くにいらっしゃる方はお気づきかもしれませんが、タバコを吸うと壁が黄ばんだりするケースがあります。お香でも同じことが起こりえます。

とはいえタバコほどのことではありませんが…定期的に壁をアルカリ性の洗剤でやさしくクリーニングするなど、お香を焚く場合はお部屋のメンテナンスもお忘れなく。

火事に気をつけて

言うまでもありませんが、火事には十分にお気を付けください。

以前バンブーインセンスが大流行した時に火事が続出した!というニュースがありました。

これはもちろんお香の管理に問題があったケースがほとんどなのですが…海外のお香は特に香炉を使わずお香立てを単体で使うケースが多いため、目を離すと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

火の気に気をつけて使うには、お香の火のついた部分が他に触れないようにお香ケースや香炉を使用することがお勧めです。

適切な保管方法

高級タイプのお香はお花や植物の天然精油が含まれていたり、繊細な成分を含んでいることがあります。そのため、保管方法にご注意いただく必要があります。

というのもメンソールのタバコを箱から出して放置しているとメンソールが飛んでしまうのと同じように、お香も放置したり外気にさらしたりすると、天然成分が揮発したり飛んでしまうことが考えられます。

その場合変質したり香りが立たなかったりすることがあります。これでは、せっかくのお香がもったいないことになってしまいます。

箱に保管するか、空気が触れづらい所に保管するなど対策が必要です。

火災報知器

火災報知器も注意しなければならないポイントの一つです。

場合によってはお香に火をつけようとしただけで、火災報知器が反応してしまうケースもあるでしょう。その場合火災報知器をオフにするのではなく、火災報知器から離れたところで火をつけるなど対策を取ってください。

お香をつけるからと言って火災報知器をオフにしてしまうと、いざという時に火災報知器が反応せずに大変なことになってしまいます。

まとめ

今回は海外の少し高級なお香を素敵に楽しんでいただく方法をご紹介するため、お香の種類から海外のハイブランドが提供する高級なお香・インセンスについてご紹介してきました。

最後にご紹介した注意すべきポイントも含めて、素敵な空間作りにお役立ていただければ幸いです。

ところで、素敵な空間作りといえば香りももちろんですが…素敵な男性がそばにいると空間が華やいだ感じになりますよね。

海外の素敵なお香で空間を彩って、さらに極上のおもてなしができる男性キャストを出張ホストとしてご自宅やあなたの大事な空間に招き入れるのはいかがでしょう?

非日常の空間が、日常で疲れきったあなたの体と心を優しく癒してくれることでしょう。