2019年のゴールデンウィークは比較的長めの休暇だったという方も、多いのではないでしょうか。そして2020年のゴールデンウィークは、果たして何連休が取得できるのでしょうか?

 

ここでは2020年・令和2年のゴールデンウィークについて、パターン別に最大何日のお休みをゲット出来るのか?また、超絶怒涛の16連休も可能なのかどうか、ご紹介していきます。

 

2020年もゴールデンウィークがやってくる!

さかのぼること1年前。

 

2019年、ゴールデンウィーク。

 

昨年のゴールデンウィークは、特別なゴールデンウィークでした。天皇御即位に関連して祝日に変動があったため、過去最長ともいえる10連休のゴールデンウィークを満喫した方が多くいらっしゃいました。

 

あれから一年が過ぎ、2020年。今年もゴールデンウィークがやってきます。

 

昨年ほどの休みが取れるかどうか?ほのかな期待を込めていらっしゃる方も多いでしょう。

 

出来る限り長いバケーションをゴールデンウィークに取得したい、これをキーワードに、今回は2020年ゴールデンウィークのお休みをパターン別に徹底解説していきます。

2020年GWは何連休?パターン別に徹底解説!

日本には、盆暮れ正月という言葉があります。長期の休みを取れる期間を指したものです。

 

しかし最近はゴールデンウィークやシルバーウィークなどもありますので、事と次第によっては、盆暮れ正月よりも多めに休みを取ることができるケースもあります。

 

また2020年のゴールデンウィークは暦やカレンダーの順番の兼ね合いで、一般的なゴールデンウィークよりも長めに休みを取ることができる可能性が例年よりは高いのです。

 

もちろん、お仕事の状況やスケジュールの都合上、この通りに連休が取得できないケースもあるでしょう。

 

しかし、あえてどれくらいの連休が取れるかチャレンジしてみたいという方のために、ここでは理論上可能な連休を増やす方法をいくつかパターン別にご紹介してみます。

 

パターン1:土日祝日ベースの場合…5連休

 

まずは最もオーソドックスなパターンで、お役所や金融機関を含めて多くの方が休みを取ることのできるであろう、土日祝日ベースで考えてみます。

 

2020年5月のカレンダーを見てみると、まず5月2日土曜日から5月6日水曜日までは土日祝日が続きます。

 

つまり最もストレートに土日祝のみをカウントするのであれば、2020年ゴールデンウィークは5連休を取得できることになります。

 

一般的に土日祝日がお休みの企業等にお勤めの方であれば、この五日間は少なくともお休みとなる可能性が高くなります。

 

パターン2:5月7日・8日に休みを取れる場合…9連休

 

土日祝ベースだと2020年のゴールデンウィークは5月の2日から5月の6日まで、5連休が取得できることがわかりました。

 

それではここからは、もう少しお休みを増やせるようにチャレンジしてみましょう。

 

土日祝日ベースのお休みの次に実現可能性が高いのが、9連休パターンです。

 

2019年のゴールデンウィークのお休み日数に肉薄する水準といってよいでしょう。

 

5月6日水曜日の祝日の後、5月7日木曜日、5月8日金曜日の両日にお休みを取った場合、まるでオセロのようにお休みが続くことになります。

 

このお休みの取得に成功すれば、少なくとも5月2日土曜日から、5月10日・日曜日まで9連休が実現します。

 

企業によっては、キリよく5月7日・8日を会社ごとお休みにして、最初から9連休が取れるように調整しているケースも十分に考えられます。

 

例年のゴールデンウィークの動きから見て、実現可能性もゼロではありません。

 

少なくとも、この二日間に有給休暇を申請しておくことにより通常であれば5日間のお休みのところを最大9連休まで引き延ばすことも夢ではありません。

パターン3:4月30日・5月1日に休みを取れる場合…8連休

 

ゴールデンウィーク明けである、5月7日・8日にお休みを取ることが難しい場合、ゴールデンウィークの始まりを早める・前倒しするというテクニックも検討できます。

 

例えば、4月30日木曜日・翌5月1日金曜日に休暇を入れることにより、8連休の取得が可能となります。

 

4月29日は昭和の日で祝日となっていますので、ここをうまく利用することにより8連休の取得が可能というわけです。

 

長期連休に挑戦!2020GWはどこまで行ける?

2020年ゴールデンウィーク、有給休暇などを間に挟むことにより最大で9連休くらいまでは取得できる可能性が高いことが分かったところです。

 

ここからは、カレンダーの配列や祝日の配置を最大限に利用して長期連休に挑戦してみましょう。

 

2020年ゴールデンウィークはどこまで行けるのでしょうか?

 

【※おことわり※】

 

この辺りからは可能な限りの長期連休にチャレンジするという趣旨でお送りしていきますので、若干、お休みの取得にも無理が生じてきます。

 

今回はそのことを重々承知の上で、どこまで行けるか?を限界ギリギリまで検証してみます。

 

2020GW・12連休に挑戦コース

 

2019年のゴールデンウィークで得られた10連休を2日も超越する、12連休に挑戦コースをご紹介します。

 

4月29日水曜日・昭和の日を起点に

 

・翌4月30日木曜日

・5月1日金曜日

 

に休暇を取得し、さらに

 

・5月7日木曜日

・5月8日金曜日

 

に休みを挟むことにより、12連休のゴールデンウィークが完成します。

 

これは、決して不可能なことではありません。

 

一般的な企業にお勤めの方でも、有給休暇を正しく取得申請することによって実現可能性としては十分なものがあります。

 

12連休ともなればほぼ2週間のお休みというわけですから、日本国内の企業ではなかなか取得できないような長期連休になることでしょう。

【自由業・学生さん向け】超絶怒涛の16連休に挑戦コース

 

【※おことわり※】

これは、一般的な企業にお勤めの社員の方やサラリーマンの方にはほぼ向かない方法です。

 

どちらかと言うと自由業の方や会社経営者の方、その他学生さんに検討の余地がありそうな計画です。

 

反対にこういった方々は、16連休という超絶怒涛の大型連休に挑戦できるポテンシャルを持っていると言い換えることもできます。

 

ごくごく稀に、会社の方針や取引先の稼働停止などによってこの連休が取得できるケースもありますが、8割以上の確率でかなり無理をしなければこの連休は取得不可能です。

 

ただし、実現可能性もゼロではない、ということでご紹介します。

 

 

夢は大きく持って、このコースに挑戦してみるのも良いでしょう。

 

2020年ゴールデンウィーク、理論上考えられる最大の連休数は16連休です。

 

ゴールデンウィークの始まりを、4月25日土曜日に設定します。

 

そこから先、

・4月27日月曜日

・4月28日火曜日

 

および4月29日祝日を挟んで

・4月30日木曜日

・5月1日金曜日

 

までお休みとし、さらに祝日を大きく挟んで

 

・5月7日木曜日

・5月8日金曜日

 

をお休みに出来れば、夢の16連休が完成します。

 

なお、一分一秒でも長くロングバケーションを楽しみたいということであれば、4月24日金曜日の午後からを半休にすれば、もはや16.5連休です。

 

この16連休ないし16.5連休が「社会と関わりを持ちながら取得することのできる」2020年ゴールデンウィークの理論上最大値といってよいでしょう。

 

どうせなら、夢は大きく。

 

ここまでのお休みが取得できれば、最高のゴールデンウィークを満喫する用意は万端と言えそうです。

2020GWがロング・バケーションになったらどんなプランがおすすめ?

2020年のゴールデンウィークはここまでご紹介の通りカレンダーの配置や祝日をうまく利用することにより、一般的に取得できる5連休から最大で16.5連休(!)まで拡張性があることがわかりました。

 

では、せっかくのロングバケーションをどのように過ごすのがお勧めでしょうか?例年のゴールデンウィークでは成し得ないような、特別なプランをいくつかピックアップしてみましたのでご紹介していきます。

 

 

クルーズ船の旅

 

一般的な例年のゴールデンウィークは4日から5日程度の連休となりますのでなかなか厳しいものがあるのですが、8連休あるいは最大16.5連休もあるとなれば、クルーズ船の旅に出かけることも決してプラン上不可能ではありません。

 

事実、国内の大手旅行会社でも今回のゴールデンウィークにぶつける形でゴールデンウィーク限定のクルーズ船の旅プランを多くリリースしています。

 

例えば、4月29日水曜日出発・5月6日頃の帰着予定で一週間程度の海外クルーズプランが発売されていたりします。

 

クルーズ船なんてリタイヤ後の夢のまた夢と思っていたあなたも、2020年のゴールデンウィークという千載一遇のチャンスを利用して外国クルーズの旅に出かけるというのも良いでしょう。

 

場合によっては、ご友人やパートナーの方と一緒に出かけるというのも可能でしょう。

 

比較的今回のゴールデンウィークは祝日の配置の都合上、他の方と予定を合わせやすいという特色もありますので、素敵なお相手と一緒に出かけるというのも楽しい旅になりそうです。

 

 

なお、2020年ゴールデンウィークのクルーズ船プランは日程の都合上人気が高く、早い者勝ちとしている旅行会社も多いため、出来る限り早い段階でプランニングをしていく必要がありそうです。

 

今年のゴールデンウィークに限って言えば、地中海クルーズやアドリア海クルーズなどが人気です。

 

海外旅行・プチ留学

 

クルーズ船の旅に出かけるまでは日数的に難しいが、日本を脱出して海外旅行に出かけることならできそうだ、というスケジュール感の方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方に特にオススメしたいのが、海外旅行です。

 

例年ゴールデンウィークには海外旅行に出かけられるという方も多くいらっしゃいますが、今年のゴールデンウィークは先ほどからご紹介している通り休日の拡張性が極めて高いことから、少し長めの日数でロング・ステイをすることも不可能ではないでしょう。

 

そして、ここまでの日数があると、もはやプチ留学といっても差し支えないほど濃密な体験ができる可能性も出てきます。

 

特に慌ただしく弾丸スケジュールで動かずともよい日程感のゴールデンウィークという方は、海外渡航を検討してみたいところです。

沖縄旅行

 

ロングバケーションだからこそ、国内を存分に楽しむという方法もあります。例えば、沖縄旅行に出かけられるのはいかがでしょうか?

 

通年通して沖縄旅行は楽しめるものですが、ゴールデンウィークも今年は比較的長めに取れるため、沖縄にいつもよりも長めに滞在するということも可能なのです。

 

短い日程の沖縄旅行だと沖縄を最大限まで満喫することができなかったり、沖縄本島のみの旅行にとどまってしまい、石垣島などまで足を延ばすことが難しいというケースもあるでしょう。

 

しかし、2020年のゴールデンウィークなら、沖縄本島や那覇市で沖縄を満喫した後、石垣島まで足を延ばすことだって決して不可能ではありません。

 

沖縄旅行のおすすめスポットなどについては当サイトの別記事でもご紹介していますが、マリンアクティビティもよし、伝統的な沖縄の風に吹かれるも良し、そして沖縄グルメを満喫するもよし、ありとあらゆるリゾートアクティビティを楽しむことができるのが沖縄です。

 

スケジュールが許せば、石垣島以外の離島巡りも良いでしょう。例えば西表島や宮古島などです。

 

 

【おすすめ】北海道旅行をフルに満喫

2020年、少し長めに取れたゴールデンウィーク。

 

そのゴールデンウィークを国内旅行で楽しむのであれば、最もお勧めできる国内旅行スポットの一つが北海道です。

 

理由はいたってシンプル。

 

北海道旅行は、日数がかかるからです。

 

北海道は日本国内の都道府県で最も面積が広く、北海道の端から端まで移動することは「東京大阪間を移動する距離よりも長い移動」となることを意味します。

 

例えば、北海道の空の玄関口である新千歳空港から北海道札幌市中心部まではおよそ40km。

 

これは東京駅から埼玉県桶川市役所までの距離、あるいは新大阪駅から奈良県天理市役所までの距離に匹敵します。

 

空港から札幌までがこの調子ですから、例えば札幌から「朝ドラ」で話題となった北海道帯広市まで移動しようとすると、距離にして208km、時間にしておよそ4時間から5時間程度かかることになります。

 

ところで、少し前にSNSで、こんな話がありました。

 

北海道旅行をするなら

 

1・札幌で時計台を見たあと

2・小樽で海産物を食べてから函館で夜景を見て

3・翌日、旭川の旭山動物園を見てから知床に行き

4・最後にもう一度札幌を見てから新千歳を出発!

 

このコースを二泊三日で観光しよう、といったものです。

 

もちろんSNS上では北海道民のツッコミが入りましたが、この予定を全てこなそうとすると2日間の総移動距離は軽く1,500kmを超えます。

 

もちろん、2泊3日では不可能な移動距離となります。

 

このように北海道の有名な都市を回るなら、ある程度まとまった日数が必要です。

 

そこで、今年のゴールデンウィークです。

 

ちょうど、北海道は桜前線の最終地ということもあってゴールデンウィークの時期に満開の桜を楽しめます。

 

せっかくの長いお休みですから、どこか物足りない北海道旅行ではなく、フルに北海道を満喫してみるのも良いでしょう。

 

時期的にも桜の見頃ですから、総合的にお勧めできるロングバケーションプランです。

 

プチ引越し

長期連休ということは、それだけ普段のスケジュールに拘束されない時間が長いということに他なりません。

 

特に今回ご紹介したような方法を使えば、半月近くお休みが取れるケースもあるでしょう。そんな時には、町のビジネスホテルに連泊プランで宿泊して少しの間、違う街で暮らしてみるというのはいかがでしょうか。

 

もしくは、ホテルの部屋というよりはよりマンションの一室に近いような滞在ができる宿泊施設やマンスリーマンションなどを借りてみるのもよいでしょう。

 

リフレッシュという部分で見れば、旅行に出かけるとなんとなく気が落ち着かないという方には特にオススメできます。

 

旅行ほどアクティビティが満載というわけでもなく、かと言って自宅に閉じこもりっぱなしというわけでもなく、さらに新しい家で少しの間、引っ越しが疑似体験できるというわけですから充電やリフレッシュには持って来いと言えるでしょう。

 

普段思いもよらないようなアイディアが突然思いついたり、今後引越しをする際の参考になったりと、色々な意味でメリットがありそうな過ごし方ではないでしょうか。

 

パートナーがいらっしゃる方は、プチ同棲というのもおすすめですね。

 

しばらくの間、短い期間とはいえ一緒に住むことができれば…お互いにその距離は急接近すること間違いないでしょう。

 

まとめ

2020年のゴールデンウィークはもうすぐそこまで迫ってきています。

 

そして今年のゴールデンウィークは暦やカレンダー、祝日の配置などを見るに極めて拡張性が高く、状況が許せば最大16.5連休も不可能ではありません。

 

ここまで来ると、普通に働いている限りでは、もしくは普通に学生さんをしている限りでは、まず体験できないような長期の休みになることでしょう。

 

一般的な年末年始の休業期間がおよそ長くても8日間から9日間程度、さらにお盆休みも3~4日程度ということですから、今回のゴールデンウィークに取得できる可能性のある連休の数は、かなりの日数になるとお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

もちろん、土日祝日ベースの祝日だけでカウントしてもに加えて飛び石連休がいくつかついてきますから、いつものゴールデンウィークよりはスケジュールが立てやすいことは言うまでもありません。

 

今回ご紹介したようなロング・バケーション向けプランを満喫するには、またとないチャンスといってよいでしょう。今年のゴールデンウィーク、あなたはどんなプランで、誰とお過ごしになりますか?