はじめに
犬派と猫派。
突然ですがあなたはどちらに属していますか?
従順で芸やコマンドを覚えたりする犬。
愛くるしいキュートな表情を見せつつも、孤高の精神で気まぐれな猫。どちらも好きという方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり好みとしてはどちらかによるのではないでしょうか。
そして、猫が大好きなのだけれども気まぐれ過ぎて飼う自信がない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、実は「犬派の人にこそお勧めしたい猫」というのもいます。ここでは、猫なのに犬っぽいおすすめ猫種ランキングTOP5をご紹介します。
猫は大好きだけど気まぐれすぎて飼う自信がない・・・おとなしい猫っているの?
猫は気まぐれなものと思っていませんか?
もちろん猫が犬に比べて気まぐれな性質がありますが、おとなしい猫だってたくさんいます。
ー時は今から少しだけさかのぼり、2018年のクリスマス。
とある新聞記事でこんな発表がありました。
いわく、
「2018年に行った『全国でどのくらいの犬猫を飼育しているのか』という実態調査において、猫を飼育していると推定される数が2年連続で犬の数を上回ったことが分かった」
と。
そしてこの調査はもともと1994年から開始されているものですが、2017年、そして2018年以前は犬の飼育数のほうが調査上多かったのです。
こう見ると、日本人は猫よりも犬の方を多く飼ってきたということがわかります。
犬といえば、飼い主に従順で家族の中での序列を大変重んじる性質があり、時には芸を覚えたり「コマンド」という形で人間の指示に合わせて様々な行動をとることもできます。
しかし、上記の調査からも分かる通り、ここ数年は猫の飼育数の方が犬の飼育数を上回ったのです。
もちろん、この背景には日本人のライフスタイルの変化や家族構成の変化というものもありますが、その他にも「自由気まま」というイメージがある猫の中にも家族や飼い主にとても従順だったり、とても甘えん坊の猫が増えてきたことの裏返しと見ることもできます。
そしてその見方は正しいと言ってよいでしょう。
言ってしまえば、
「犬っぽい性格の猫が増えてきた」
のです。
最近では犬のように芸を覚えたりする知能が高い猫もいて、猫ブームはますます加速の様相を呈しています。
猫が苦手な人にこそおすすめ!犬っぽい猫ランキングトップ5
ここからは実際に、犬っぽい性格で人気を集めていて犬派の人でも可愛がることができそうな猫のランキングをトップ5に厳選してご紹介していきます。
第1位:ノルウェージャンフォレストキャット
ノルウェージャンフォレストキャットは長い毛並みが特徴の猫で、いかにも猫!というルックスを持ちながらその中身は犬っぽい性格という、なんともギャップがたまらない猫種です。
特に優雅な立ち姿や、賢くそして穏やかな性格が人気を集めており、芸能人で言えばお笑い芸人パンサーの菅さんや、ダレノガレ明美さんも飼っていることを公言している猫となります。
彼らのInstagramやSNSなどにアップされている、このノルウェージャンフォレストキャットの画像を見たことがある!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん、それぞれの個性によりますが性格は基本的に穏やかで落ち着いています。
女の子であれば、おしとやかという言葉がぴったりな性格です。
またプレイルームなど動ける場所を広めに作ってあげると、ノルウェージャンフォレストキャットは喜びます。
見た目からして内向的なのかな?と思いきや、実は好奇心旺盛で運動も大好き。
特にお勧めできるのはキャットタワーでしょう。
運動が得意なので高いところを好み、猫によっては常にキャットタワーの上にいるという子もいるほどです。
人見知りしづらい性質も手伝って新しい環境や来客にも柔軟に対応できる猫さんが多いのも、ノルウェージャンフォレストキャットの特徴と言ってよいでしょう。
人気の理由としては尻尾が可愛かったり、触り心地がたまらないというポイントの他に、穏やかでどっしりとした性格がたまらない!という声も聞かれます。
写真からも分かるぐらいふわふわで柔らかいその毛並みは、是非一度触ってみたくなりませんか?
第2位:アビシニアン
アビシニアンも好奇心旺盛でありながら、甘えん坊でかつ賢いという猫です。
チュートリアルの徳井義実さんが飼われていることでも非常に有名で、最近は人気の猫です。
社交性があるため、来客や他の猫と一緒にいるという環境を嫌いません。
やんちゃそうに見えますがとても賢く、気品に溢れた佇まいが人気を呼んでいます。
好奇心旺盛で遊び好き、という犬にも似た性格を持っており、一緒に遊んであげると大変喜びます。
第3位:シャルトリュー
まずはこの写真をご覧下さい。
どうでしょう、この気品あふれる穏やかで賢そうな佇まい。
シャルトリューという猫です。
フランス原産のこの猫は短毛ながらも、その美しく引き込まれるようなブルーの色合いからかのフランス大統領まで飼っていたと言われる猫です。
その毛は水をよくはじき、その水玉ですら美しく映えるほど。
性格は非常に穏やかで、小さなお子さんと一緒にいるというシチュエーションでも問題ないことが多いのも特徴です。
非常におおらかでゆったりとした性格から、犬のような猫と紹介されることも多く、猫を飼うことが初めてという初心者の方にもおすすめの猫種です。
第4位:バーミーズ
バーミーズという猫はアメリカンバーミーズとヨーロピアンバーミーズの二つのタイプが存在しますが、どちらも非常に賢くしつけもしやすいと人気の猫です。
飼い主が飼い主の家族によくなつき、和を重んじる性格から賢く人懐っこいと評されることもしばしば。
犬のように賢く従順な性格が人気です。
また、毛並みについても非常に美しく、ずっとできることなら触っていたい!と虜になってしまう人も多く見られます。
凛々しい立ち姿や、やわらかで静かな鳴き声から気品を感じるという人も。
第5位:スフィンクス
毛のないいわゆる無毛猫ですが、スフィンクスも大変人気です。
芸能人では壇蜜さんが飼っていることを公言しており、非常に高級な猫であることでも知られます。
相場は数十万円からとなっており、中には100万円を超えるコもいるほど。
写真からも見て分かるように、非常に毛が少ない・あるいは無毛猫とも評される猫です。
ちなみに触り心地はいわゆるスエード生地と言われることもありますし桃と言われることもあります。なんとなく想像がつくでしょうか?
見た目に反して非常に人懐っこく甘えん坊な性格です。
しかしそれだけかと思いきや社交性もあり非常に高い知能を持っているため、人見知りしづらく来客を嫌わないという嬉しいポイントも。
ただし気がほとんどありませんので気温の変化には要注意です。
年間を通して紫外線や気温という部分には敏感に反応しますので、十二分にケアをしてあげる必要があります。
そして他の猫とは異なる特徴としてほぼ皮膚が露出していますので、定期的に皮膚のケアもタオルなどを使ってしてあげると良いでしょう。
まとめ
今回は猫なのに犬っぽい性格の猫ランキングをお送りしてきました。
本来は犬好きなのだけれども、ここまで犬っぽい性格で人気なのならば家に迎えてみようかな?と思った猫もいるのではありませんか?
猫の飼育頭数が犬のそれを2年連続で上回るという空前の猫ブーム前夜、あなたのもとに迎え入れられる猫はどんな猫になるでしょう。
【画像出典】
ノルウェージャンフォレストキャット
写真AC
バーミーズ
https://publicdomainq.net/
シャルトリュー
https://publicdomainq.net/chartreux-cat-animal-0020839/
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